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七人の侍 ロケ地の謎を探る

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撮影風景写真や航空写真、最新テクノロジーを駆使し、謎のロケ現場を「完全」特定! 『七人の侍』のあの場面は、ここで撮られた!!
二木てるみ・加藤茂雄ら、出演者たちが語る撮影現場の真実!
初めて見る! 東宝秘蔵の「未公開スチール」大量掲載!!

黒澤明による傑作時代劇『七人の侍』(1954年)、そのロケ撮影は、メインとなった百姓の村のオープンセットが作られた世田谷の大蔵のほか、御殿場、伊豆の各地で行われたが、その撮影ポイントについては、いまひとつ明確にされていないロケ地も多い。
前著『成城映画散歩』(白桃書房)で大蔵地区の撮影ポイントを紹介した高田雅彦(東宝映画研究家)が、今度はそれ以外のロケ地の完全特定に挑戦!! 現地調査による関係者の証言、さらにはスチール写真に残る山の稜線や周囲の状況といった手がかりを頼りに、撮影当時の航空写真やカシミール3D等を駆使して、これまで不明だった様々な撮影地点を特定することに成功!!

黒澤明生誕110年、三船敏郎生誕100年記念出版!

《著者略歴》
高田 雅彦(タカダ マサヒコ)
『七人の侍』と『ゴジラ』公開の翌年、昭和30(1955)年1月、山形市生まれ。実家が東宝の封切館「山形宝塚劇場」の株主だったことから、幼少時より東宝映画に親しむ。黒澤映画、クレージー映画には特に熱中。以来、成城学園に勤務しながら、東宝映画研究をライフワークとする。現在は、成城近辺の「ロケ地巡りツアー」講師と映画講座、映画文筆を中心に活動。 著書に、『成城映画散歩――あの名画も、この傑作も、みな東宝映画誕生の地・成城で撮られた』(白桃書房)、『三船敏郎、この10本――黒澤映画だけではない、世界のミフネ 』(同)、共著に『山の手「成城」の社会史』(青弓社)がある。

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