
阪急宝塚線・能勢電鉄 街と駅の物語
¥3,278
沿線の懐かしい昭和の情景写真、古地図、鉄道写真や歴史解説が盛りだくさん! 宝塚線・箕面線は阪急電鉄の前身である箕面有馬電気軌道が明治43年に開業した阪急で最も古い路線です。開業後、積極的な沿線開発や曲線改良を行い今日の発展に繋がりました。猪名川沿いから霊場とニュータウンに駆け上がる大阪梅田直通特急が走る能勢電鉄沿線も各駅巡ります。 《著者略歴》 山下 ルミコ(ヤマシタ ルミコ) 産経新聞、サンケイリビング新聞社等の記事執筆を長年にわたり続ける。著書に『阪急神戸線 ぶらり途中下車』、『都電荒川線 沿線ぶらり旅』(フォト・パブリッシング)ほか多数。
ヒギンズさんが撮った関東地方の私鉄 群馬・埼玉・東京・神奈川編 コダクロームで撮った1950〜70年代の沿線風景
¥3,960
1960年代の日本各地をコダック社のカラーフィルムで撮影したジェイ・ウォーリー・ヒギンズによる関東地方の私鉄の写真集!! 本書では、群馬・埼玉・東京・神奈川をとりあげる。 撮影したヒギンズさんは、1927(昭和2)年に米国ニュージャージー州で生まれ、1956(昭和31)年に来日後、日本に永住して全国各地の鉄道や路面電車を撮り歩きました。今回の近畿日本鉄道をはじめ、全国各地の国鉄・私鉄のカラー写真をこのシリーズでご覧いただけます。鉄道ファンの皆様はもとより、沿線にお住いの方々にとって懐かしい写真、知らなかった時代の写真が満載!! 《写真家略歴》 J.Wally Higgins(ジェイ・ウォーリー・ヒギンズ) 1927年、アメリカ・ニュージャージー生まれ。ミシガン大学卒業後、アメリカ空軍勤務。1956年に駐留米軍の軍属として来日、以降、日本に滞在して全国各地をくまなく訪問。趣味の鉄道写真を多数撮影。撮影の対象は国鉄はもとより、大手私鉄、地方私鉄、路面電車、軽便鉄道、拓殖鉄道、森林鉄道に至るまで多岐にわたる。 《解説者略歴》 安藤 功(アンドウ イサオ) 1963(昭和38)年生まれ。NPO法人名古屋レール・アーカイブス理事。国鉄最終日に国鉄線全線完乗。現在は全国の駅探訪を進め、残り数百駅ほど。 《所蔵者略歴》 名古屋レール・アーカイブス 一般市民及び市民団体、企業に対して、鉄道の持つ学術的、文化的意義を理解させることによって鉄道についての資料の調査、収集、整理、保存及び活用に関する事業を行い、更に資料の電子情報化に関する事業を行う。それらによって鉄道文化、鉄道技術の発展に寄与することを目的とするNPO法人。
増補新版 中山晋平伝 近代日本流行歌の父
¥2,970
《カチューシャの唄》《船頭小唄》《東京行進曲》《東京音頭》など、数々の名曲を生み出した日本歌謡曲のパイオニア・中山晋平。 近代日本音楽史、レコード産業史をバックグラウンドに、その魅力あふれる音楽個性と業績を辿る!! 優れた歌は、平和な時代にあってこそ生まれる。それは、不健康=センチメンタリズムから逆転できるバイタリティーとなる歌なのである。そのような優れた歌は、個人の自由が尊重される民主主義のなかで、きっと抒情と雄大なロマンチシズムに溢れた国民皆唱となるであろう。そのような意味においても、日本人の心情を表現する上で日本民謡のエネルギーに着目し、俗謡に宿るセンチメンタリズムを西洋音楽の技法で素朴・甘美に表現した中山晋平のメロディーに、今一度目を向けるべきではなかろうか。(本文「エピローグ」より) ※2007年に刊行された『近代日本流行歌の父 中山晋平伝』(郷土出版社)を加筆・修正した増補新版。「中山晋平―近代流行歌の時代」「中山晋平の民衆歌謡と宮沢賢治」を新たに増補。 中山晋平の生涯を描いた映画『シンペイ~歌こそすべて』が、1月10日より東京・TOHO シネマズ 日比谷ほかで公開‼ 歌舞伎俳優・中村橋之助が映画初出演にして初主演‼ 《目次》 1. 中山晋平の原郷 北信濃の風土と中山家 唱歌と笛 不遇な丁稚奉公 西洋音楽と文学への目覚め 代用教員時代 2. 苦闘の書生時代 島村家の書生 東京音楽学校 中山晋平の「新詩論」 音楽学校卒業 演歌から艶歌へ 3. レコード産業の夜明け エジソン―蓄音器・レコードの発明 エジソンに挑んだ男 米国ビクターの成立 日本のレコード・蓄音器の黎明 日本蓄音器商会の成立 4. 大正ロマンと近代流行歌の夜明け 女優・松井須磨子 「カチューシャの唄」 ゴンドラの唄 童謡運動 枯れすすき 5. 大正から昭和新時代へ 佐藤千夜子との出会い 歌を求めて―地方への旅 太平洋からの波 昭和流行歌前夜 晋平節―ラジオに登場 日本ビクターの成立 「出船の港」―藤原義江 「波浮の港」 6. 昭和流行歌と中山晋平 西條八十 日本ビクターの独走 東京行進曲 流行歌論争の周辺 エロ歌謡―愛して頂戴 エロ・グロ・ナンセンスの時代 カフェー歌謡 佐藤千夜子の洋行 異国の空に響く晋平節 古賀メロディーの登場 7. 大御所・中山晋平の面目 「銀座の柳」 新鋭・佐々木俊一 「燃える御神火」―藤山一郎ビクター入社 「東京音頭」の熱狂 さくら音頭合戦の勝利 佐藤千夜子の帰国 中山晋平―作曲生活二〇年記念音楽会 日本調歌謡と都市文化への讃歌 日本流行歌の系脈の複雑化 戦雲の日々 太平洋戦争 8. 中山晋平の戦後―新たな時代を生きて 虚脱と敗戦の混乱 歌謡曲の復活 戦後の復興 巨星落つ―人生の終焉 エピローグ 【増補・捨遺】 中山晋平―近代流行歌の時代 中山晋平の民衆歌謡と宮沢賢治 あとがき 《著者略歴》 菊池 清麿(キクチ キヨマロ) 音楽評論・歴史家。1960年、岩手県宮古市出身。明治大学政経学部卒、同大学院修了。明治大学マンドリン倶楽部では音楽を、橋川文三ゼミで思想史を研鑽。藤山一郎、古賀政男、中山晋平などの日本近代の大衆音楽関係者の評伝・伝記を執筆。 主な著書に、『永遠の歌姫佐藤千夜子』(東北出版企画)、『ツルレコード 昭和流行歌物語』(人間社)、『明治国家と柳田国男』(弦書房)、『日本流行歌変遷史』『私の青空 二村定一』『宮澤賢治 浅草オペラ・ジャズ・レヴューの時代』(以上、論創社)、『天才野球人 田部武雄』『評伝 古賀政男』『【新版】評伝 古関裕而』『日本プロ野球歌謡史』『【増補新版】評伝 服部良一』(以上、彩流社)、『昭和演歌の歴史』『昭和軍歌・軍国歌謡の歴史』(以上、アルファベータブックス)他多数。
南海電鉄 街と駅の物語
¥3,278
南海電鉄の鉄道写真と駅、沿線の懐かしい昭和の情景写真、豊富な路線図、旅行絵図、古地図や歴史解説が盛りだくさん! “零”日本迷路公団総裁、関三平による、懐かしい名車両のイラストも多数掲載‼ 掲載路線:南海本線、高師浜線、空港線、多奈川線、加太線、和歌山港線、高野線(汐見橋線)、泉北高速鉄道線 掲載自治体:大阪市、堺市、高石市、泉大津市、忠岡町、岸和田市、貝塚市、泉佐野市、田尻町、泉南市、阪南市、岬町、大阪狭山市、富田林市、河内長野市、和泉市、和歌山市、橋本市、九度山町、高野町 《著者略歴》 生田 誠(イクタ マコト) 昭和32年、京都市生まれ。東京大学文学部美術史学専修課程修了。全国紙文化部記者などを経て、現在は地域史・絵葉書研究家。絵葉書を中心とした収集・研究を行い、集英社、学研パブリッシング、河出書房新社、彩流社、アルファベータブックス、弊社等から著書多数。
太ったレディが歌うとき オペラの歴史はこう教わるもの
¥2,750
原書は初版から10年で6万部超のベストセラー! 世界中のオペラファンを楽しませてきたバーバーのユーモアオペラ史、待望の初邦訳。 オペラは難しくも堅苦しくもない! 400年にわたるオペラの歴史を、退屈な枝葉部分はスパっと切って、ユーモアたっぷりにお届けします。 イタリアのカストラートたちの運命、ヘンデルとソプラノ歌手との大喧嘩、プッチーニのニコチン中毒……音楽家たちの興味深いエピソードを織り混ぜながら、オペラ史のツボもしっかりと押さえます。面白くてためになるバーバー流の音楽史の世界へようこそ! この本を読めば、きっとあなたもオペラに行きたくなる! この本は実に聡明で素晴らしい読み物です。そして学校で音楽を学ぶ子供たちがこんな風に教わると良いのにと思うのです。――モーリーン・フォレスター(カナダ出身・往年の名アルト歌手) 《目次》 序文 モーリーン・フォレスター/アンナ・ラッセル 1 流行の始まり モンテヴェルディと音楽愛好家のグループ 2 一段上 カストラートは理性の玉を失う 3 真面目なおどけ オペラ・セリアとオペラ・ブッファ 4 フランス育ち リュリ、ラモー、グルック/ビゼー 5 イギリス海峡 ヘンデル 6 チュートン人のチューンスミス ハイドン/モーツァルト/ベートーヴェン 7 ロシア人の参入 グリンカ、五人組、そしてチャイコフスキー 8 隠された示導動機 ヴァーグナー 9 イタリアのソーセージ製造機 ヴィヴァルディ/ロッシーニ/ベッリーニ/ドニゼッティ/ヴェルディ/プッチーニ 10 エピローグ ――二〇世紀の残り物 《著者略歴》 デイヴィッド・バーバー(David W. Barber) デイヴィッド・バーバーはカナダのオタワ出身のジャーナリストで音楽家でもあり、彼には十数冊の著書がある。音楽書では本書のほか『Accidentals on purpose:Musician’s Dictionary』、『Bach,Beethoven and the Boys』、『Getting a Handel on Messiah』など。他に文学書『Quotable Sherlock』やバレエ、短編小説集、殺人ミステリーなどの著書もある。 彼はこれまでキングストン・ウィグ・スタンダード紙のライター、編集者、エンタテインメント編集者を務めた後、トロント・グローブ・アンド・メール紙のブロードキャスト・ウィーク誌の編集者、ポストメディア紙のアート&ライフ担当副編集長を経て、現在はフリーランスのライター、編集者をする傍ら音楽家、作曲家としても活動している。作曲家としては、交響曲が二曲、デイヴ・ブルーベックの音楽に基づくジャズ・ミサ曲、レクイエム、合唱曲や室内楽作品、種々の声楽ジャズ曲および編曲作品がある。彼はトロント室内合唱団の他にさまざまな合唱団で歌うこともある。これまで多彩な経験をしてきた中でも特に興味深いのは、短期間であったが、ローマ法王ヨハネ・パウロ二世のローディー、モナコのレーニエ公の広報担当、そしてアヴリル・ラヴィーンのバックアップ・シンガーを務めたことである。 彼の上記以外の著書については、本書の出版元である Indent Publishing. com をご参照いただきたい。また彼のブログは David W Barber. com である。なお彼の音楽についてはSheet Music Direct. com および Sheet Music Plus. com で検索することができる。 《訳者略歴》 石坂 廬(イシザカ イオリ) 1946年関東州大連市(現中国東北部)生まれ。東京都立新宿高校を経て早稲田大学卒。日本火災海上保険(現・損害保険ジャパン)に32年間勤務の後、笹川平和財団等に勤務。小学校よりコーラスを始め、高校文化祭で学生オペラ「真間の手古奈」に出演、早稲田大学グリークラブで男声合唱を行う。発声を田島好一、金谷良三の両氏に、イタリア歌曲等を渡部成哉氏に学ぶ。これまで海外との文化交流ではイスラエル、西ドイツ、オーストリア、ラトヴィア、英国、中国、台湾を訪問し、合唱祭や演奏会に男声唱団員として参加。現在稲門グリークラブ、日本ラトヴィア音楽協会の各会員。訳書にノア・ベンアルツィ著『悲しみと希望――ラビン首相の孫が語る祖父、国、平和』(ミルトス)、サミュエル・チョツィノフ著『トスカニーニ 身近で見たマエストロ』、コスティ・ヴェハーネン著『マリアン・アンダースン』(ともにアルファベータブックス)がある。 《イラストレーター略歴》 デイヴ・ドナルド(Dave Donald) デイヴ・ドナルドは描かなかった時期を思い出せないぐらい子供の頃よりありとあらゆるものに自分の絵を描き連ねてきたので、今それが生業になっていることは少しも驚くことではない。彼は現在、フリーランスとして出版デザインに携わりながら、より奥深い芸術作品を追求することとのバランスを取りつつ仕事を続けている。この本は多数あるデイヴィッド・バーバーとのコラボレーションによるイラストの一冊である。
ヒギンズさんが撮った関東地方の私鉄 千葉・茨城・栃木県編 コダクロームで撮った1950〜70年代の沿線風景
¥3,278
1960年代の日本各地をコダック社のカラーフィルムで撮影したジェイ・ウォーリー・ヒギンズによる関東地方の私鉄の写真集!! 本書では、千葉・茨城・栃木県をとりあげる。 撮影したヒギンズさんは、1927(昭和2)年に米国ニュージャージー州で生まれ、1956(昭和31)年に来日後、日本に永住して全国各地の鉄道や路面電車を撮り歩きました。今回の近畿日本鉄道をはじめ、全国各地の国鉄・私鉄のカラー写真をこのシリーズでご覧いただけます。鉄道ファンの皆様はもとより、沿線にお住いの方々にとって懐かしい写真、知らなかった時代の写真が満載!! 《写真家略歴》 J.Wally Higgins(ジェイ・ウォーリー・ヒギンズ) 1927年、アメリカ・ニュージャージー生まれ。ミシガン大学卒業後、アメリカ空軍勤務。1956年に駐留米軍の軍属として来日、以降、日本に滞在して全国各地をくまなく訪問。趣味の鉄道写真を多数撮影。撮影の対象は国鉄はもとより、大手私鉄、地方私鉄、路面電車、軽便鉄道、拓殖鉄道、森林鉄道に至るまで多岐にわたる。 《解説者略歴》 安藤 功(アンドウ イサオ) 1963(昭和38)年生まれ。NPO法人名古屋レール・アーカイブス理事。国鉄最終日に国鉄線全線完乗。現在は全国の駅探訪を進め、残り数百駅ほど。 《所蔵者略歴》 名古屋レール・アーカイブス 一般市民及び市民団体、企業に対して、鉄道の持つ学術的、文化的意義を理解させることによって鉄道についての資料の調査、収集、整理、保存及び活用に関する事業を行い、更に資料の電子情報化に関する事業を行う。それらによって鉄道文化、鉄道技術の発展に寄与することを目的とするNPO法人。
バロック音楽の基礎知識 盛期および後期バロックの器楽曲について
¥1,980
難解なバロック音楽の理論を分かりやすく学べる入門書の決定版! フランクフルト音楽・舞台芸術大学のプログラム(歴史的演奏実践)の一環として出版された、バロック音楽の入門書。対話形式で書かれており、要点が簡潔にまとめられているため、難解なバロック音楽を分かりやすく学ぶことができる。巻末には付録として用語集とミニテストを収録。学生、音楽教師、音楽家から愛好家まで、バロック音楽の知識を深めたい方に最適な1冊。 《目次》 まえがき 時代について 音楽の普及 調律とピッチ 協奏曲 ソナタ 組曲と舞曲の種類 様式 テンポと拍 装飾 (付録) 用語集 ミニテスト 《著者略歴》 カール・カイザー (Karl Kaiser) フランクフルト音楽・舞台芸術大学およびフライブルク音楽大学のフラウト・トラヴェルソと歴史的演奏実践の名誉教授を務める。 ケルン室内合奏団、ラ・スタジオーネ・フランクフルトおよびアルディンゲロ・アンサンブルのフルート奏者。ほぼ30年間にわたり、フライブルク・バロックオーケストラの首席フルート奏者を務め、世界各地の舞台で演奏を行う。ケルン室内合奏団、アルディンゲロ・アンサンブルのフルート奏者として、バロックからロマン派に至るまでのピリオド楽器を用いた室内楽曲を多数CDに録音。またフライブルク・バロックオーケストラ、ケルン室内合奏団のソリストとして、ヴィヴァルディ、テレマン、バッハおよびその息子たち、アーベル、ホルツバウアーなどの作曲家によるフルート協奏曲を演奏し、録音も多数残している。 著者としては18世紀および19世紀の歴史的実践および方法論に関するテーマを研究対象としている。 《訳者略歴》 白井 美穂(シライ ミホ) 名古屋芸術大学音楽部器楽学科を首席で卒業。デュッセルドルフ・ロベルト・シューマン音楽大学でベーム式フルートのディプロマを最優秀で取得し、室内学科を審査員満場一致の最優秀賞で卒業。エッセン・フォルクヴァンク芸術大学およびフランクフルト音楽・舞台芸術大学の古楽科マスター課程を修了。2017年から2019年までカール・カイザー氏にフラウト・トラヴェルソと多鍵式フルートを師事。ドイツ語では「ゲーテ・インスティテュート」のC2(最高レベル、母国語レベル)を所持。17年間のドイツ滞在を経て、日本に拠点を移し、演奏活動とともに翻訳、通訳活動にも従事している。 2023年よりフルート専門誌「THE FLUTE」にフラウト・トラヴェルソとバロック音楽に関する連載を寄稿。
ヒギンズさんが撮った近畿地方の私鉄 下巻 阪急・能勢・阪神・山陽電鉄ほか編 コダクロームで撮った1950〜70年代の沿線風景
¥3,278
1960年代の日本各地をコダック社のカラーフィルムで撮影したジェイ・ウォーリー・ヒギンズによる近畿地方の私鉄の写真集!! 本書、下巻では阪急・能勢・阪神・山陽電鉄ほかをとりあげる。 撮影したヒギンズさんは、1927(昭和2)年に米国ニュージャージー州で生まれ、1956(昭和31)年に来日後、日本に永住して全国各地の鉄道や路面電車を撮り歩きました。今回の近畿日本鉄道をはじめ、全国各地の国鉄・私鉄のカラー写真をこのシリーズでご覧いただけます。鉄道ファンの皆様はもとより、沿線にお住いの方々にとって懐かしい写真、知らなかった時代の写真が満載!!
吉田進のクロスオーバー音楽塾
¥2,750
西洋と東洋を超えた独自の視点で音楽を語る作曲家・吉田進の人気講座を書籍化! クラシック音楽のほかに、シャンソン、ロック、ジャズ、演歌などのさまざまな音楽を、バレエ、映画、美術、文学、歴史など、さらにさまざまなジャンルと結びつけ(クロスオーバー)、縦横無尽に語ります。 人間の営みには国境を越えていつも音楽があった。音楽についての視野が広がる一冊。 ≪目次≫ はじめに 1 ジョルジュ・サンドから見たショパン 2 《椿姫》に乾杯! 3 シャンソンの名歌《桜んぼの実る頃》秘話 4 世界の国歌を考える 5 わが師メシアン 6 フリーメイソンと音楽 7 演歌へのラブレター 8 僕のパラドックス音楽人生 僕はなぜ講演をするのか ~ あとがきに代えて 《著者略歴》 吉田 進(ヨシダ ススム) 作曲家。1947年、東京に生まれる。1970年、慶應義塾大学経済学部卒業後、池内友次郎、大月玄之両氏に師事。1972年、渡仏。パリ国立高等音楽院対位法科(一等賞)、和声法科(二等賞)修了後、作曲科でオリヴィエ・メシアン氏に師事(一等賞)。パリ在住。 代表作に《演歌》シリーズ、《空蟬》、《神巫》、《五つの俳諧》、能オペラ《隅田川》、ヴァイオリン協奏曲《四季》、歌劇《地獄変》などが、著書に『ラ・マルセイエーズ物語』(中公新書)、『パリからの演歌熱愛書簡』(TBSブリタニカ)、『フリーメイソンと大音楽家たち』(国書刊行会)、『パリの空の下《演歌》は流れる』(アルファベータブックス)がある。
ヒギンズさんが撮った近畿地方の私鉄 上巻 京阪・京福・京都市電・大阪市電編 コダクロームで撮った1950〜70年代の沿線風景
¥3,278
1960年代の日本各地をコダック社のカラーフィルムで撮影したジェイ・ウォーリー・ヒギンズによる近畿地方の私鉄の写真集!! 本書、上巻では京阪・京福・京都市電・大阪市電をとりあげる。 撮影したヒギンズさんは、1927(昭和2)年に米国ニュージャージー州で生まれ、1956(昭和31)年に来日後、日本に永住して全国各地の鉄道や路面電車を撮り歩きました。今回の近畿日本鉄道をはじめ、全国各地の国鉄・私鉄のカラー写真をこのシリーズでご覧いただけます。鉄道ファンの皆様はもとより、沿線にお住いの方々にとって懐かしい写真、知らなかった時代の写真が満載!! 《写真家略歴》 J.Wally Higgins(ジェイ・ウォーリー・ヒギンズ) 1927年、アメリカ・ニュージャージー生まれ。ミシガン大学卒業後、アメリカ空軍勤務。1956年に駐留米軍の軍属として来日、以降、日本に滞在して全国各地をくまなく訪問。趣味の鉄道写真を多数撮影。撮影の対象は国鉄はもとより、大手私鉄、地方私鉄、路面電車、軽便鉄道、拓殖鉄道、森林鉄道に至るまで多岐にわたる。 《解説者略歴》 安藤 功(アンドウ イサオ) 1963(昭和38)年生まれ。NPO法人名古屋レール・アーカイブス理事。国鉄最終日に国鉄線全線完乗。現在は全国の駅探訪を進め、残り数百駅ほど。 《所蔵者略歴》 名古屋レール・アーカイブス 一般市民及び市民団体、企業に対して、鉄道の持つ学術的、文化的意義を理解させることによって鉄道についての資料の調査、収集、整理、保存及び活用に関する事業を行い、更に資料の電子情報化に関する事業を行う。それらによって鉄道文化、鉄道技術の発展に寄与することを目的とするNPO法人。
検証・80年代日本のロック
¥2,750
1980年代―それは日本のロックが独り立ちした時代だった‼ 60年代にビートルズやローリング・ストーンズが世に知らしめて、70年代にハード・ロックやプログレッシヴ・ロックのバンドたちが発展させたロックを吸収し、それを自分たちなりの新たな形で提示し、日本のロックもようやく「日本語の」、また「日本人の」なんて但し書きをつけずに、ただ「ロック」と語られるようになった1980年代の日本のロック・アーティストたちの姿を、音楽雑誌『ミュージック・ステディ』(※)編集長として、また数々の音楽雑誌の記事執筆やケーブル・テレビの音楽番組の制作などを手がけた音楽ジャーナリストとして深くかかわりを持った著者が検証、考察。また、レーベルやイヴェント、ライヴハウス、音楽メディア等々についても、あまり知られていない裏話的なことも盛り込みながら記す!! ※『ミュージック・ステディ』 日本のロックをメインに取り上げた音楽雑誌。1980年代初頭に、当初は季刊としてスタート、のちに隔月刊になり、84年半ばに月刊化する。著者・小島智は85年初頭から、その2代目の編集長を休刊まで務める。RCサクセションやハウンド・ドッグ、また佐野元春や浜田省吾、サザンオールスターズといったロックのビッグ・ネームとともに、ムーンライダーズなどの個性派やスターリンなどのパンク系も同列に取り上げた誌面作りが話題を集めた。モッズやシーナ&ザ・ロケッツなどのビート系、尾崎豊や吉川晃司、渡辺美里や中村あゆみら新世代にも早い時期から注目していた。 ≪目次≫ 1. 独り立ちした日本のロックの象徴/ RCサクセション 2. 思い出深い3バンド/ハウンド・ドッグ、ARB、ザ・モッズ 3. 日本のロックに色を添えた/ストリート・スライダーズ、BOØWY 4. 元気だったビート系とパンク系/ルースターズ、ロッカーズ、シーナ&ザ・ロケッツ、アナーキー、スターリンetc. 5. 圧倒的に人気が高かった二人のシンガー・ソングライター/佐野元春、浜田省吾 6. 80年代に登場した新型ポップ/大沢誉志幸、大江千里etc. 7. 女性によるロックの道筋をつけた/山下久美子・白井貴子 8. 祭り上げられたカリスマ像との葛藤/尾崎豊 9. 尾崎に続いたティーンエイジ・ガール二人/渡辺美里、中村あゆみ 10. 黄色人種独特のチャンキー・ミュージックを世界に発信/ YMO 11. 独自の活動を続けた都会派実力バンド/ PINKほかキリング・タイム、リアル・フィッシュetc. 12. イカ天から登場した本格派/ザ・ブランキー・ジェット・シティ 13. 80年代後半から脚光を浴び始めたヴィジュアル系/ BUCK-TICK、X(X JAPAN)etc. 14. ロックと歌謡曲のはざまで/チェッカーズと吉川晃司etc. 15. バンド・ブームの立役者たち/ザ・ブルーハーツ、アンジー、ジュン・スカイ・ウォーカーズetc. 16. 粘り強く活動を続けたキャリア組・1 /竹田和夫、チャー、カルメン・マキetc. 17. 粘り強く活動を続けたキャリア組・2 /上田正樹とサウス・トゥ・サウス、ウエスト・ロード・ブルース・バンド、ソー・バッド・レビューetc. 出身の、関西ブラック・ミュージック系アーティスト 18. 80年代に支持を得た、ほかのアーティスト何組か 19. 80年代はアンダーグラウンド・シーンからも発信があった 20. 活況を呈したライヴハウス・シーン 21. やはり80年代から盛り上り始めたコンサートや大規模イヴェント 22. 注目を集めた80年代の音楽雑誌 《著者略歴》 小島 智(コジマ サトシ) 東京都出身。明治大学在学中よりミニコミ編集やイヴェント制作にかかわるようになり、卒業後、コンサート制作会社、音楽プロダクションでアーティスト・マネージメントなども体験。80年代半ばに月刊『ミュージック・ステディ』の編集部に参加、のち同誌編集長。80年代後半からはフリーで音楽誌を中心に一般誌、新聞などに音楽評論、アーティスト・インタビュー記事などを執筆。著書に『ロック& ポップスの英語歌詞を読む』(ベレ出版)、『「人間・ビートルズ」入門』(宝島社)、『ビートルズで英会話』(ベストセラーズ)、『アヴァン・ミュージック・イン・ジャパン』『ビートルズの語感 曲づくりにも共通する遊びの発想』(以上、DU BOOKS)など。
近鉄大阪線・南大阪線 街と駅の物語
¥2,970
沿線の懐かしい昭和の情景写真、古地図、鉄道写真や歴史解説が盛りだくさん! 大阪線(大阪上本町~伊勢中川)、南大阪線(大阪阿部野橋~橿原神宮前)、長野線(古市~河内長野)、信貴線、伊賀鉄道伊賀線、青山峠旧線、道明寺線、御所線、吉野線、近鉄コレクション、近鉄電車主な歴代車両ほか、懐かしい沿線写真で訪ねる街と駅の物語!! 《著者略歴》 山下 ルミコ(ヤマシタ ルミコ) 産経新聞、サンケイリビング新聞社等の記事執筆を長年にわたり続ける。著書に『阪急神戸線 ぶらり途中下車』、『都電荒川線 沿線ぶらり旅』(フォト・パブリッシング)ほか多数。
ヒギンズさんが撮った北陸地方の私鉄 コダクロームで撮った1950〜70年代の沿線風景
¥3,960
1960年代の日本各地をコダック社のカラーフィルムで撮影したジェイ・ウォーリー・ヒギンズによる北陸地方の私鉄の写真集。 撮影したヒギンズさんは、1927(昭和2)年に米国ニュージャージー州で生まれ、1956(昭和31)年に来日後、日本に永住して全国各地の鉄道や路面電車を撮り歩きました。今回の北陸地方の私鉄をはじめ、全国各地の国鉄・私鉄のカラー写真をこのシリーズでご覧いただけます。鉄道ファンの皆様はもとより、沿線にお住いの方々にとって懐かしい写真、知らなかった時代の写真が満載‼ 《写真家略歴》 J.Wally Higgins(ジェイ・ウォーリー・ヒギンズ) 1927年、アメリカ・ニュージャージー生まれ。ミシガン大学卒業後、アメリカ空軍勤務。1956年に駐留米軍の軍属として来日、以降、日本に滞在して全国各地をくまなく訪問。趣味の鉄道写真を多数撮影。撮影の対象は国鉄はもとより、大手私鉄、地方私鉄、路面電車、軽便鉄道、拓殖鉄道、森林鉄道に至るまで多岐にわたる。 《解説者略歴》 安藤 功(アンドウ イサオ) 1963(昭和38)年生まれ。NPO法人名古屋レール・アーカイブス理事。国鉄最終日に国鉄線全線完乗。現在は全国の駅探訪を進め、残り数百駅ほど。 《所蔵者略歴》 名古屋レール・アーカイブス 一般市民及び市民団体、企業に対して、鉄道の持つ学術的、文化的意義を理解させることによって鉄道についての資料の調査、収集、整理、保存及び活用に関する事業を行い、更に資料の電子情報化に関する事業を行う。それらによって鉄道文化、鉄道技術の発展に寄与することを目的とするNPO法人。
東急電鉄東横線 沿線の歴史探訪
¥3,740
東急電鉄東横線の沿線の各駅ごとに、懐かしい昭和の情景写真や歴史解説が盛りだくさん! みなとみらい線も掲載! 東急電鉄東横線は2026年に開通100年を迎える。他線との相互乗り入れによって、東京側では東京メトロの各線を経由して、埼玉県内の各地にも行くことができ、神奈川側ではみなとみらい線、相鉄線に入って、県内各地に行くことも可能。渋谷駅と横浜駅を結ぶ通勤・通学路線だった東横線は現在、長距離を走る電車も増加し、首都圏で暮らす人々にとっては、なくてはならない路線となっている。本書では、東横線の約1世紀の歴史を振り返り、渋谷・横浜(桜木町)間の東横線に、みなとみらい線を加えた沿線に広がる街と地域の変遷を文章と写真、絵葉書、地図などで紹介する。 沿線には渋谷、横浜、自由が丘、田園調布、日吉をはじめとする、個性豊かな街が点在し、昭和、平成、令和の時代における移り変わりのスピードも目まぐるしい。本書では、主要駅を中心にそれぞれの駅に特徴的なテーマを取り上げて、各ページを構成。絵葉書や地図は、著者のコレクションの中から昭和時代のものを主体に、一部では明治・大正時代のものも掲載!! 《著者略歴》 生田 誠(イクタ マコト) 昭和32年、京都市生まれ。東京大学文学部美術史学専修課程修了。全国紙文化部記者などを経て、現在は地域史・絵葉書研究家。絵葉書を中心とした収集・研究を行い、集英社、学研パブリッシング、河出書房新社、彩流社、アルファベータブックス、弊社等から著書多数。
トスカニーニ 良心の音楽家(下) 決して不在でなかったマエストロ
¥5,940
二十世紀の最も活動的で影響力の大きい音楽家であり並外れた人間であったトスカニーニの、非凡な生涯とキャリアを描いた全く新しい伝記! 上下巻で1000 頁を超える大作!! 他の人々が作曲した作品を理解し公演するのが仕事である解釈音楽家として自らの良心に従っただけでなく、他の音楽家との関係、また人間の自由と公正を強く信奉する人間としても自らの良心に従った、良心の音楽家、巨匠トスカニーニの生涯を描く !! この素晴らしい伝記が完訳されたことに感謝! 緻密にして克明、目の前に立ち現れる稀代の大指揮者トスカニーニに、感服、敬服、平伏です!――檀ふみ トスカニー二に関わる著者畢生の伝記。ヴェルディを始め、オぺラ演奏史として価値ある著作――鈴木幸一IIJ 会長、東京・春・音楽祭実行委員長推薦‼ エコノミスト誌及びカーカス・レビューズの年間最優秀書籍‼ 並外れている(ティム・ペイジ、ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス誌) 説得力があり感動させずにはおかない(ロバート・ゴットリーブ、ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビュー誌) 疑いなく、これまで出版された最も魅力的で、最も見事に書かれ、そして、確かに最も包括的なトスカニーニの伝記(ロブ・カウワン、グラモフォン誌) 記念碑的(アレックス・ロス、ザ・ニューヨーカー誌) 私は音楽と倫理的問題に関心のある人すべてに『トスカニーニ 良心の音楽家』を推薦したい(ダニエル・バレンボイム) 「大きな業績」として多くの人に歓迎されたハーヴィー・サックスの『トスカニーニ 良心の音楽家』は、見事に書かれ完璧に調査された書籍であり、この永遠に論争を呼ぶ人物についての将来の議論すべてが同書と取り組まなければならないだろう(サイモン・ウィリアムズ、ロサンゼルス・レビュー・オブ・ブックス誌) 並外れている(ティム・ペイジ、ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス誌) 説得力があり感動させずにはおかない(ロバート・ゴットリーブ、ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビュー誌) 疑いなく、これまで出版された最も魅力的で、最も見事に書かれ、そして、確かに最も包括的なトスカニーニの伝記(ロブ・カウワン、グラモフォン誌) 《目次》 【上巻】 第1章 不確定なそして確定したサウンド 第2章 あご髭の無いマエストロ 第3章 トリノ 第4章 スカラ座改革 第5章 ニューヨーク メトロポリタン 第6章 幕間 第7章 スカラ座再創造 【下巻】 第8章 ニューヨーク・フィルハーモニックと新しい地平 第9章 水晶のように明快かつ痛烈で 第10 章 国外追放と帰還 第11 章 フィナーレ コーダ 《著者略歴》 ハーヴィー・サックス(Harvey Sachs) 『Toscanini』、『Music in Fascist Italy』をはじめ11 冊の著書、共著がある。ニューヨーク市在住。フィラデルフィア市のカーティス音楽院の講師。 《訳者略歴》 神澤 俊介(かんざわ しゅんすけ) 1978 年東京大学法学部卒、1983 年シカゴ大学MBA。東京、NY での金融機関勤務を経て、2007 年(株)ライトフラッツ代表取締役、2012 年より東京大学校友会事務局長を兼職。
【改訂2版】演劇は仕事になるのか? 演劇の経済的側面とその未来
¥2,970
これからの演劇と劇場のマネジメントのために 演劇で食っていこうじゃないか、はたして食えるのか?…演劇・劇団をとりまく経済的側面とその未来について、経済的側面に焦点を当て、演劇と社会の関係を見直しつつ、演劇の成立のさせ方を考え直す。 2016年に刊行され、演劇本としては異例のロングセラーを記録した『【改訂新版】演劇は仕事になるのか?』の待望の改訂2版が、データ類を刷新、文化芸術基本法改正や制度改正を踏まえ、五、六、七章を改稿して新たに刊行!! 《目次》 はじめに――改訂2版を出すことにした、いくつかの理由 第一章 演劇のいま~日本の「劇団」は何を成してきたのでしょう? 日本に劇団はいくつあるのですか? 芸術活動は事業ですか? 劇団が法人格を持つ意味 俳優ではどうしても食えない? ちょっと深入り豆知識 コラム① 劇場の座席数 食える演劇、食えない演劇 事業のパターンと公演場所 舞台は〈時間の缶詰〉! 芸術共同体としての「劇団」 よそで稼いで舞台を支える 観客組織という基盤 ちょっと深入り豆知識 コラム② 演劇鑑賞会のあゆみ 小劇場運動が起こってから 「劇団」から「プロデュース集団」へ 商業劇場のオープンとプロデュース公演 ちょっと深入り豆知識コラム③ プロデューサー・システムとプロデュース公演 小劇場が育むもの 第二章 劇場って何でしょう? 劇場を劇場たらしめるものとは? 芝居小屋・劇場・公立ホール 公立ホールはプロの舞台には不向き? ちょっと深入り豆知識 コラム④ 公立文化施設の名称の変遷に見る時代背景 ちょっと深入り豆知識 コラム⑤ 批判も進化する? 公立文化施設は劇場ですか? 公共劇場の出現 第三章 芸術と公共政策との関係 芸術文化振興基金のスタートと公的助成の「定着」 そもそも、なぜ芸術に公的助成が必要なのでしょう? ちょっと深入り豆知識 コラム⑥ 『舞台芸術 芸術と経済のジレンマ』 ちょっと深入り豆知識 コラム⑦ 公共財と芸術の価値 公共財と準公共財 経済学でいう価値について 芸術助成の根拠と文化政策の理念 芸術助成制度を整えにくいのはなぜ? ちょっと深入り豆知識 コラム⑧ 文化庁の創設と舞台芸術振興 苦肉の策の連続 重点支援の紆余曲折 芸術団体の法人格と助成のしくみ 日本にやってきた「アーツ・マネジメント」とは? ちょっと深入り豆知識 コラム⑨ アーツ・マネジメント教育事始め イギリスからアメリカへ 日本での広まり方 多様な価値のジャグリング ちょっと深入り豆知識 コラム⑩ 民間非営利組織と「市場の失敗」「政府の失敗」 「見えざる手」だけでは実現しないこと 非営利公益の組織という選択肢 「森」を見てデザインする助成制度に 継続的な助成制度を核に ちょっと深入り豆知識 コラム⑪ イギリスのアーツ・カウンシルの変遷 つかず離れずの距離 芸術政策から社会全体を意識した文化政策へ 第四章 隣の芝生、自分の庭 「日本はダメよね」なのか? 支流を集める大河と、支流が広がる平原 「たしなむ」文化 「日本の伝統」というステレオタイプ アマチュア文化のすごい国 ちょっと深入り豆知識 コラム⑫ プロの定義、イギリスの場合 イギリス演劇のプロの三つのカテゴリー プロには掟がある 踊る阿呆に見る阿呆 「八方美人」の公立文化施設 第五章 劇場法施行後の劇場と地域 どのような観客を増やすのか 各地に公共劇場の整備を―劇場法の成立 ちょっと深入り豆知識 コラム⑬ 「劇場法」にみる劇場の定義 専門家がいなければ劇場じゃない 「公の施設」の制約から踏みだす 劇場法と劇場支援策 地域主体じゃないと意味がない 演劇ファンを増やす、その先に 実演芸術の振興と学校教育 コミュニケーション教育の拠点? 演劇の力を応用する 東京オリンピックと文化政策の変化 あらゆる人々に文化芸術を ちょっと深入り豆知識 コラム⑭ ワークショップ、アウトリーチ……カタカナ語の意味 ワークショップ流行りですが 「コミュニティ」に「アウトリーチ」するって? 第六章 文化政策が変わり始めた 文化芸術基本法への改正がもたらしたもの 計画策定のプロセスで見えてきたこと 政策評価のフレーム 地方にも変化の波? ちょっと深入り豆知識 コラム⑮ 文化芸術基本法への改正 きっかけは食文化 大事な基本理念の改正 文化芸術団体の役割 調査研究 そしてコロナ禍に見舞われた 文化庁の京都移転と機能強化 ポスト・コロナ、ウィズ・コロナの基盤づくりへ 第七章 どう変わるか、演劇のこれから 演劇の創造現場は変わっただろうか? ツアー公演を増やす 公共劇場のプログラムの充実と就労環境 創造の核となる集団 演劇人はどこで育つのか? 創造環境は変わるだろうか? 演劇がもたらす価値と経済 演劇をめぐる循環とその支え方 演劇集団の自由と選択の土台 演劇人に求められること さらに求められること 結びに代えて ~アーツ・マネジメントのココロ~ 初版あとがき 改訂2版 あとがき 《著者略歴》 米屋 尚子(ヨネヤ ナオコ) 1960年富山県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。外資系銀行勤務を経て、1986年~88年、白水社『新劇』編集部に。フリーの演劇ジャーナリストなどを経て、91~93年、英国シティ大学大学院・芸術政策運営学科に留学(Postgraduate Diploma in Arts Administration, MA in Arts Criticism 修了)。93年、慶應義塾大学アートセンター立ち上げに携わった後、94~95年、米国コロンビア大学大学院(Teachers College)に芸術文化研究所客員研究員として留学。96年から2020年まで日本芸能実演家団体協議会に勤務。舞台芸術に関する調査研究、政策提言、研修事業などに携わった。2023年5月より、独立行政法人日本芸術文化振興会・基金部の文化施設担当プログラム・オフィサー。
地図で見る渋谷東のあゆみ
¥1,980
「渋谷東」の人々のあゆみを、江戸時代から「地図」でたどる!! 「渋谷東」は、現在の山手線の内側、北は「穏田神社」、南は「氷川神社」、東は青山学院までの地域を指す。「地図」をよく見ていくと、その時代の「渋谷東」の村や町、そこでの人々の生活が偲ばれる。そして時代を追って、「渋谷東」が少しずつ変化していく様も想像することができる。 渋谷二丁目17 地区市街地再開発組合「渋谷アクシュ(Shibuya AXSH)」竣工記念出版‼ 《目次》 Ⅰ江戸時代の渋谷東 1.「渋谷」の初出:上渋谷村・下渋谷村 2. 上、中、下渋谷村 3. 渋谷宮益町 4.『江戸名所図会』に出る渋谷 5.幕末の渋谷 Ⅱ明治期の渋谷東 1.東京府豊島郡時代の渋谷村 2.東京府南豊島郡時代の渋谷村 3.東京府豊多摩郡時代の渋谷町 Ⅲ大正期の渋谷東 Ⅳ昭和(戦前)の渋谷東 Ⅴ終戦後復興する渋谷東 Ⅵ発展する渋谷東 《編著者略歴》 南塚 信吾(ミナミヅカ シンゴ) 1942年、富山市生まれ。千葉大学・法政大学名誉教授。世界史研究所所長。渋谷二丁目17地区市街地再開発組合理事長。 近著には、単編『神川松子・西川末三と測機舎』(アルファベータブックス、2021年)、『「世界史」の誕生』(ミネルヴァ書房、2023年)、共著『歴史的に考えるとはどういうことか』(ミネルヴァ書房、2019年)、『歴史はなぜ必要なのか』(岩波書店、2022年)、『図解で学ぶクリティカル・シンキング』(アルファベータブックス、2022年)、『軍事力で平和は守れるのか』(岩波書店、2023年)などがある。
ヒギンズさんが撮った近畿日本鉄道 下巻 名古屋線、旧・三重交通の路線編 コダクロームで撮った1950〜70年代の沿線風景
¥3,278
1960年代の日本各地をコダック社のカラーフィルムで撮影したジェイ・ウォーリー・ヒギンズによる近畿日本鉄道の写真集。本書、下巻では名古屋線、旧・三重交通の路線をとりあげる。 撮影したヒギンズさんは、1927(昭和2)年に米国ニュージャージー州で生まれ、1956(昭和31)年に来日後、日本に永住して全国各地の鉄道や路面電車を撮り歩きました。今回の近畿日本鉄道をはじめ、全国各地の国鉄・私鉄のカラー写真をこのシリーズでご覧いただけます。鉄道ファンの皆様はもとより、沿線にお住いの方々にとって懐かしい写真、知らなかった時代の写真が満載‼ 《写真家略歴》 J.Wally Higgins(ジェイ・ウォーリー・ヒギンズ) 1927年、アメリカ・ニュージャージー生まれ。ミシガン大学卒業後、アメリカ空軍勤務。1956年に駐留米軍の軍属として来日、以降、日本に滞在して全国各地をくまなく訪問。趣味の鉄道写真を多数撮影。撮影の対象は国鉄はもとより、大手私鉄、地方私鉄、路面電車、軽便鉄道、拓殖鉄道、森林鉄道に至るまで多岐にわたる。 《解説者略歴》 安藤 功(アンドウ イサオ) 1963(昭和38)年生まれ。NPO法人名古屋レール・アーカイブス理事。国鉄最終日に国鉄線全線完乗。現在は全国の駅探訪を進め、残り数百駅ほど。 《所蔵者略歴》 名古屋レール・アーカイブス 一般市民及び市民団体、企業に対して、鉄道の持つ学術的、文化的意義を理解させることによって鉄道についての資料の調査、収集、整理、保存及び活用に関する事業を行い、更に資料の電子情報化に関する事業を行う。それらによって鉄道文化、鉄道技術の発展に寄与することを目的とするNPO法人。
ヒギンズさんが撮った近畿日本鉄道 上巻 奈良線、京都線、大阪線、南大阪線編 コダクロームで撮った1950〜70年代の沿線風景
¥3,278
1960年代の日本各地をコダック社のカラーフィルムで撮影したジェイ・ウォーリー・ヒギンズによる近畿日本鉄道の写真集。本書、上巻では奈良線、京都線、大阪線、南大阪線をとりあげる。 撮影したヒギンズさんは、1927(昭和2)年に米国ニュージャージー州で生まれ、1956(昭和31)年に来日後、日本に永住して全国各地の鉄道や路面電車を撮り歩きました。今回の近畿日本鉄道をはじめ、全国各地の国鉄・私鉄のカラー写真をこのシリーズでご覧いただけます。鉄道ファンの皆様はもとより、沿線にお住いの方々にとって懐かしい写真、知らなかった時代の写真が満載‼ 《写真家略歴》 J.Wally Higgins(ジェイ・ウォーリー・ヒギンズ) 1927年、アメリカ・ニュージャージー生まれ。ミシガン大学卒業後、アメリカ空軍勤務。1956年に駐留米軍の軍属として来日、以降、日本に滞在して全国各地をくまなく訪問。趣味の鉄道写真を多数撮影。撮影の対象は国鉄はもとより、大手私鉄、地方私鉄、路面電車、軽便鉄道、拓殖鉄道、森林鉄道に至るまで多岐にわたる。 《解説者略歴》 安藤 功(アンドウ イサオ) 1963(昭和38)年生まれ。NPO法人名古屋レール・アーカイブス理事。国鉄最終日に国鉄線全線完乗。現在は全国の駅探訪を進め、残り数百駅ほど。 《所蔵者略歴》 名古屋レール・アーカイブス 一般市民及び市民団体、企業に対して、鉄道の持つ学術的、文化的意義を理解させることによって鉄道についての資料の調査、収集、整理、保存及び活用に関する事業を行い、更に資料の電子情報化に関する事業を行う。それらによって鉄道文化、鉄道技術の発展に寄与することを目的とするNPO法人。
北関東の国鉄・JR 1960~90年代の思い出アルバム
¥3,960
北関東を走る個性豊かな国鉄・JR各線の懐かしい写真集! 【掲載路線】常磐線、水戸線、水郡線、真岡線(現・真岡鐵道)、東北本線、両毛線、日光線、烏山線、足尾線(現・わたらせ渓谷鐵道)、高崎線、上越線、吾妻線、信越本線、八高線、川越線 北関東は広く、幹線の長距離列車からローカル線の短距離列車までさまざまな列車、電車が走ってきた。昭和から平成の間に、国鉄からJRを経て第三セクターへ転換した路線、電化により様変わりした路線、新型気動車に変った路線など、ローカル的な路線の変化が続いた。一方で、東北本線、常磐線、高崎線といった幹線では、JR化以降に登場した系列の投入が進み、掲載した写真の形式はすでに見られなくなっている。これはローカル的な線区での写真も同じだ。すでに1990年代も30年前後前のこと。当時はまだ多く運用されていた国鉄型が今や懐かしい。それは、碓氷峠越えがあった信越本線でも言えるだろう。 《解説者略歴》 辻 良樹(ツジ ヨシキ) 滋賀県生まれ。鉄道関係のPR誌編集を経て鉄道研究家に。著書に『関西 鉄道考古学探見』『にっぽん列島車両図鑑』(ともにJTB パブリッシング)、『阪神電鉄・山陽電鉄 昭和の記憶』(彩流社)、『日本ののりもの大図鑑』(学研パブリッシング)、『小田急電鉄 各駅停車』(洋泉社)他多数。
バイロイト祝祭の黄金時代 ライヴ録音でたどるワーグナー上演史《叢書・20 世紀の芸術と文学》
¥4,620
ドイツの巨匠ワーグナーが遺したオペラのみを上演するバイロイト祝祭。当代一の歌手と指揮者と、気鋭の演出家による公演は常に話題となり、世界で最もチケットが取りにくいとされる。バイロイト祝祭の戦後最初の1951年から1970年代半ばまでの「新バイロイト」の「黄金時代」を現存するすべての録音記録をもとに徹底検証。世界にも例のない、ワーグナー上演史。 【登場する主な指揮者・歌手】 フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュ、カラヤン、カイルベルト、クレメンス・クラウス、ヨッフム、クリュイタンス、サヴァリッシュ、マタチッチ、ラインスドルフ、ケンペ、マゼール、クリップス、ベーム、スウィートナー、ブーレーズ、カルロス・クライバー、ヴァルナイ、メードル、ニルソン、ヴィントガッセン、ホッター、ナイトリンガー、グラインドルほか 《目次》 前史 ―1904~27年 序章 全曲録音が始まる ―1928~1944年 第1章 再出発 ―1951年 第2章 常連歌手たちの集結 ―1952年 第3章 クレメンス・クラウス、ひと夏だけの輝き ―1953年 第4章 幻のマルケヴィッチの《タンホイザー》―1954年 第5章 クナッパーツブッシュvs カイルベルト ―1955年 第6章 新バイロイトの第2ラウンド ―1956年 第7章 新鋭サヴァリッシュの抜擢 ―1957年 第8章 「青の時代」ヴィーラント演出の《ローエングリン》―1958年 第9章 ヴィーラントの理想の「相棒」―1959年 第10章 ルドルフ・ケンぺの試練 ―1960年 第11章 ベジャールとのコラボレーション ―1961年 第12章 カール・ベーム68歳のバイロイト・デビュー ―1962年 第13章 転換期を迎えた新バイロイト ―1963/64年 第14章 ヴィーラント・ワーグナーの死 ―1965~67年 第15章 ヴォルフガング・ワーグナー単独体制の始動 ―1968~70年 第16章 嵐の前の静けさ ―1971~75年 《バイロイト祝祭》 バイロイト祝祭(バイロイト音楽祭)は、1876年にリヒャルト・ワーグナーが自作のオペラを上演するために設立した音楽祭。毎年夏に、ワーグナー作品のみが上演されている。ここに出演することは、歌手、指揮者にとって最大の名誉であり、あまたの名演が残された。戦後は毎年ラジオで生放送されているため、録音・録画の多さでも群を抜いている。 《著者略歴》 吉田 真(ヨシダ マコト) 1961年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得。専攻はドイツ文学(ワーグナー研究)。現在、明治学院大学准教授、慶應義塾大学講師、日本大学芸術学部講師。 著書:『作曲家・人と作品 ワーグナー』(音楽之友社)。共著書:『スタンダード・オペラ鑑賞ブック ドイツ・オペラ 下』、『オペラ・キャラクター解読事典』、『栄光のオペラ歌手を聴く!』(以上、音楽之友社)、『ワーグナー事典』(東京書籍)、ほか。共訳書:ハンス=ヨアヒム・バウアー『ワーグナー王朝』(音楽之友社)、ほか。監訳書:ブリギッテ・ハーマン『ヒトラーとバイロイト音楽祭 上・下』(アルファベータ)。
トスカニーニ 良心の音楽家(上) 歌劇界での人生
¥5,940
二十世紀の最も活動的で影響力の大きい音楽家であり並外れた人間であったトスカニーニの、非凡な生涯とキャリアを描いた全く新しい伝記! 上下巻で1000 頁を超える大作!! 他の人々が作曲した作品を理解し公演するのが仕事である解釈音楽家として自らの良心に従っただけでなく、他の音楽家との関係、また人間の自由と公正を強く信奉する人間としても自らの良心に従った、良心の音楽家、巨匠トスカニーニの生涯を描く !! トスカニー二に関わる著者畢生の伝記。ヴェルディを始め、オぺラ演奏史として価値ある著作――鈴木幸一IIJ 会長、東京・春・音楽祭実行委員長推薦‼ エコノミスト誌及びカーカス・レビューズの年間最優秀書籍‼ 《目次》 【上巻】 第1章 不確定なそして確定したサウンド 第2章 あご髭の無いマエストロ 第3章 トリノ 第4章 スカラ座改革 第5章 ニューヨーク メトロポリタン 第6章 幕間 第7章 スカラ座再創造 【下巻】 第8章 ニューヨーク・フィルハーモニックと新しい地平 第9章 水晶のように明快かつ痛烈で 第10 章 国外追放と帰還 第11 章 フィナーレ コーダ ※「(下) 決して不在でなかったマエストロ」は6月刊行予定 《著者略歴》 ハーヴィー・サックス(Harvey Sachs) 『Toscanini』、『Music in Fascist Italy』をはじめ11 冊の著書、共著がある。ニューヨーク市在住。フィラデルフィア市のカーティス音楽院の講師。 《訳者略歴》 神澤 俊介(かんざわ しゅんすけ) 1978 年東京大学法学部卒、1983 年シカゴ大学MBA。東京、NY での金融機関勤務を経て、2007 年(株)ライトフラッツ代表取締役、2012 年より東京大学校友会事務局長を兼職。
ヒギンズさんが撮った南海電気鉄道 コダクロームで撮った1950〜70年代の沿線風景
¥3,278
美しいカラー写真でよみがえるシリーズ第7弾! 1960年代の日本各地を、当時まだ貴重品であったコダック社のカラーフィルムで撮影したジェイ・ウォーリー・ヒギンズによる全国各地の国鉄・私鉄のカラー写真をおさめるシリーズ。 本書には南海電気鉄道の写真を掲載。 撮影したヒギンズさんは、1927(昭和2)年に米国ニュージャージー州で生まれ、1956(昭和31)年に来日後、日本に永住して全国各地の鉄道や路面電車を撮り歩きました。今回の「南海電鉄」をはじめ、全国各地の国鉄・私鉄のカラー写真をこのシリーズでご覧いただけます。鉄道ファンの皆様はもとより、沿線にお住いの方々にとって懐かしい写真、知らなかった時代の写真が満載‼ 《写真家略歴》 J.Wally Higgins(ジェイ・ウォーリー・ヒギンズ) 1927年、アメリカ・ニュージャージー生まれ。ミシガン大学卒業後、アメリカ空軍勤務。1956年に駐留米軍の軍属として来日、以降、日本に滞在して全国各地をくまなく訪問。趣味の鉄道写真を多数撮影。撮影の対象は国鉄はもとより、大手私鉄、地方私鉄、路面電車、軽便鉄道、拓殖鉄道、森林鉄道に至るまで多岐にわたる。 《解説者略歴》 安藤 功(アンドウ イサオ) 1963(昭和38)年生まれ。NPO法人名古屋レール・アーカイブス理事。国鉄最終日に国鉄線全線完乗。現在は全国の駅探訪を進め、残り数百駅ほど。 《所蔵者略歴》 名古屋レール・アーカイブス 一般市民及び市民団体、企業に対して、鉄道の持つ学術的、文化的意義を理解させることによって鉄道についての資料の調査、収集、整理、保存及び活用に関する事業を行い、更に資料の電子情報化に関する事業を行う。それらによって鉄道文化、鉄道技術の発展に寄与することを目的とするNPO法人。
明智光秀 その才知、深慮、狡猾
¥1,980
敗れてなお歴史に名を残した将たちの生き様を描いた歴史小説――シリーズ《敗軍の将の美学》第1回配本!! なぜ光秀は本能寺で信長を討ったのか⁉ 「戦国最大のミステリー」と言われ、誰か黒幕がいるのではないかと議論が白熱している「本能寺の変」で、光秀が謀叛を起こした本当の理由とは? 光秀の本当の人物像とは? そんな明智光秀の謎に満ちた生涯を、一次資料などに基づいた全く新しい視点で描く歴史小説‼ NHK大河ドラマ『麒麟がくる』(令和2年)では、いままでのイメージである、主君、織田信長を討った逆臣のダークな光秀像が、清廉で真面目で人間味がある武将として描かれたが、本書では、一次資料などに基づいた視点から眺めることで、戦国乱世という非情な現実のなかで育まれた光秀の本当の価値観と精神、その生き様を、虚心坦懐に正面から描く。 【明智光秀(あけち・みつひで)[1516-1582]とは】 戦国時代から安土桃山時代にかけての武将、のちに大名になる。清和源氏の土岐氏の支流である明智氏に生まれる。斎藤道三に仕え、道三と義龍親子の戦いのあと浪人となり、越前国の朝倉義景を頼る。その後、将軍足利義昭に仕え、さらに織田信長に仕えるようになる。その後、信長のもとで出世し、坂本城の城主となり、越前一向一揆攻略や丹波攻略にも貢献。天正10年(1582年)、京都の本能寺にて主君織田信長を討つも、羽柴秀吉らに敗れ(山崎の戦い)、討ち取られたと言われている。 《著者略歴》 濱田 浩一郎(ハマダ コウイチロウ) 1983年生まれ、、兵庫県相生市出身。歴史学者、作家、評論家。皇學館大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。兵庫県立大学内播磨学研究所研究員・姫路日ノ本短期大学講師・姫路獨協大学講師を歴任。現在、大阪観光大学観光学研究所客員研究員。現代社会の諸問題に歴史学を援用し迫り、解決策を提示する新進気鋭の研究者。 著書に『播磨赤松一族』(新人物往来社)、『あの名将たちの狂気の謎』(中経の文庫)、『教科書には載っていない 大日本帝国の情報戦』『昔とはここまで違う!歴史教科書の新常識』(以上、彩図社)、『龍馬を斬った男 今井信郎伝』『龍虎の生贄 驍将・畠山義就』『小説アドルフ・ヒトラー(全3巻)』(以上、アルファベータブックス)、共著に『人物で読む太平洋戦争』『大正クロニクル』(以上、世界文化社)、『図 説源平合戦のすべてがわかる本』(洋泉社)、『源平合戦「3D立体」地図』『TPPでどうなる?あなたの生活と仕事』『現代日本を操った黒幕たち』(以上、宝島社)、『NHK大河ドラマ歴史ハンドブック軍師官兵衛』(NHK出版)ほか多数。