吉田進のクロスオーバー音楽塾
¥2,750
西洋と東洋を超えた独自の視点で音楽を語る作曲家・吉田進の人気講座を書籍化! クラシック音楽のほかに、シャンソン、ロック、ジャズ、演歌などのさまざまな音楽を、バレエ、映画、美術、文学、歴史など、さらにさまざまなジャンルと結びつけ(クロスオーバー)、縦横無尽に語ります。 人間の営みには国境を越えていつも音楽があった。音楽についての視野が広がる一冊。 ≪目次≫ はじめに 1 ジョルジュ・サンドから見たショパン 2 《椿姫》に乾杯! 3 シャンソンの名歌《桜んぼの実る頃》秘話 4 世界の国歌を考える 5 わが師メシアン 6 フリーメイソンと音楽 7 演歌へのラブレター 8 僕のパラドックス音楽人生 僕はなぜ講演をするのか ~ あとがきに代えて 《著者略歴》 吉田 進(ヨシダ ススム) 作曲家。1947年、東京に生まれる。1970年、慶應義塾大学経済学部卒業後、池内友次郎、大月玄之両氏に師事。1972年、渡仏。パリ国立高等音楽院対位法科(一等賞)、和声法科(二等賞)修了後、作曲科でオリヴィエ・メシアン氏に師事(一等賞)。パリ在住。 代表作に《演歌》シリーズ、《空蟬》、《神巫》、《五つの俳諧》、能オペラ《隅田川》、ヴァイオリン協奏曲《四季》、歌劇《地獄変》などが、著書に『ラ・マルセイエーズ物語』(中公新書)、『パリからの演歌熱愛書簡』(TBSブリタニカ)、『フリーメイソンと大音楽家たち』(国書刊行会)、『パリの空の下《演歌》は流れる』(アルファベータブックス)がある。
ヒギンズさんが撮った近畿地方の私鉄 上巻 京阪・京福・京都市電・大阪市電編 コダクロームで撮った1950〜70年代の沿線風景
¥3,278
1960年代の日本各地をコダック社のカラーフィルムで撮影したジェイ・ウォーリー・ヒギンズによる近畿地方の私鉄の写真集!! 本書、上巻では京阪・京福・京都市電・大阪市電をとりあげる。 撮影したヒギンズさんは、1927(昭和2)年に米国ニュージャージー州で生まれ、1956(昭和31)年に来日後、日本に永住して全国各地の鉄道や路面電車を撮り歩きました。今回の近畿日本鉄道をはじめ、全国各地の国鉄・私鉄のカラー写真をこのシリーズでご覧いただけます。鉄道ファンの皆様はもとより、沿線にお住いの方々にとって懐かしい写真、知らなかった時代の写真が満載!! 《写真家略歴》 J.Wally Higgins(ジェイ・ウォーリー・ヒギンズ) 1927年、アメリカ・ニュージャージー生まれ。ミシガン大学卒業後、アメリカ空軍勤務。1956年に駐留米軍の軍属として来日、以降、日本に滞在して全国各地をくまなく訪問。趣味の鉄道写真を多数撮影。撮影の対象は国鉄はもとより、大手私鉄、地方私鉄、路面電車、軽便鉄道、拓殖鉄道、森林鉄道に至るまで多岐にわたる。 《解説者略歴》 安藤 功(アンドウ イサオ) 1963(昭和38)年生まれ。NPO法人名古屋レール・アーカイブス理事。国鉄最終日に国鉄線全線完乗。現在は全国の駅探訪を進め、残り数百駅ほど。 《所蔵者略歴》 名古屋レール・アーカイブス 一般市民及び市民団体、企業に対して、鉄道の持つ学術的、文化的意義を理解させることによって鉄道についての資料の調査、収集、整理、保存及び活用に関する事業を行い、更に資料の電子情報化に関する事業を行う。それらによって鉄道文化、鉄道技術の発展に寄与することを目的とするNPO法人。
検証・80年代日本のロック
¥2,750
1980年代―それは日本のロックが独り立ちした時代だった‼ 60年代にビートルズやローリング・ストーンズが世に知らしめて、70年代にハード・ロックやプログレッシヴ・ロックのバンドたちが発展させたロックを吸収し、それを自分たちなりの新たな形で提示し、日本のロックもようやく「日本語の」、また「日本人の」なんて但し書きをつけずに、ただ「ロック」と語られるようになった1980年代の日本のロック・アーティストたちの姿を、音楽雑誌『ミュージック・ステディ』(※)編集長として、また数々の音楽雑誌の記事執筆やケーブル・テレビの音楽番組の制作などを手がけた音楽ジャーナリストとして深くかかわりを持った著者が検証、考察。また、レーベルやイヴェント、ライヴハウス、音楽メディア等々についても、あまり知られていない裏話的なことも盛り込みながら記す!! ※『ミュージック・ステディ』 日本のロックをメインに取り上げた音楽雑誌。1980年代初頭に、当初は季刊としてスタート、のちに隔月刊になり、84年半ばに月刊化する。著者・小島智は85年初頭から、その2代目の編集長を休刊まで務める。RCサクセションやハウンド・ドッグ、また佐野元春や浜田省吾、サザンオールスターズといったロックのビッグ・ネームとともに、ムーンライダーズなどの個性派やスターリンなどのパンク系も同列に取り上げた誌面作りが話題を集めた。モッズやシーナ&ザ・ロケッツなどのビート系、尾崎豊や吉川晃司、渡辺美里や中村あゆみら新世代にも早い時期から注目していた。 ≪目次≫ 1. 独り立ちした日本のロックの象徴/ RCサクセション 2. 思い出深い3バンド/ハウンド・ドッグ、ARB、ザ・モッズ 3. 日本のロックに色を添えた/ストリート・スライダーズ、BOØWY 4. 元気だったビート系とパンク系/ルースターズ、ロッカーズ、シーナ&ザ・ロケッツ、アナーキー、スターリンetc. 5. 圧倒的に人気が高かった二人のシンガー・ソングライター/佐野元春、浜田省吾 6. 80年代に登場した新型ポップ/大沢誉志幸、大江千里etc. 7. 女性によるロックの道筋をつけた/山下久美子・白井貴子 8. 祭り上げられたカリスマ像との葛藤/尾崎豊 9. 尾崎に続いたティーンエイジ・ガール二人/渡辺美里、中村あゆみ 10. 黄色人種独特のチャンキー・ミュージックを世界に発信/ YMO 11. 独自の活動を続けた都会派実力バンド/ PINKほかキリング・タイム、リアル・フィッシュetc. 12. イカ天から登場した本格派/ザ・ブランキー・ジェット・シティ 13. 80年代後半から脚光を浴び始めたヴィジュアル系/ BUCK-TICK、X(X JAPAN)etc. 14. ロックと歌謡曲のはざまで/チェッカーズと吉川晃司etc. 15. バンド・ブームの立役者たち/ザ・ブルーハーツ、アンジー、ジュン・スカイ・ウォーカーズetc. 16. 粘り強く活動を続けたキャリア組・1 /竹田和夫、チャー、カルメン・マキetc. 17. 粘り強く活動を続けたキャリア組・2 /上田正樹とサウス・トゥ・サウス、ウエスト・ロード・ブルース・バンド、ソー・バッド・レビューetc. 出身の、関西ブラック・ミュージック系アーティスト 18. 80年代に支持を得た、ほかのアーティスト何組か 19. 80年代はアンダーグラウンド・シーンからも発信があった 20. 活況を呈したライヴハウス・シーン 21. やはり80年代から盛り上り始めたコンサートや大規模イヴェント 22. 注目を集めた80年代の音楽雑誌 《著者略歴》 小島 智(コジマ サトシ) 東京都出身。明治大学在学中よりミニコミ編集やイヴェント制作にかかわるようになり、卒業後、コンサート制作会社、音楽プロダクションでアーティスト・マネージメントなども体験。80年代半ばに月刊『ミュージック・ステディ』の編集部に参加、のち同誌編集長。80年代後半からはフリーで音楽誌を中心に一般誌、新聞などに音楽評論、アーティスト・インタビュー記事などを執筆。著書に『ロック& ポップスの英語歌詞を読む』(ベレ出版)、『「人間・ビートルズ」入門』(宝島社)、『ビートルズで英会話』(ベストセラーズ)、『アヴァン・ミュージック・イン・ジャパン』『ビートルズの語感 曲づくりにも共通する遊びの発想』(以上、DU BOOKS)など。
近鉄大阪線・南大阪線 街と駅の物語
¥2,970
沿線の懐かしい昭和の情景写真、古地図、鉄道写真や歴史解説が盛りだくさん! 大阪線(大阪上本町~伊勢中川)、南大阪線(大阪阿部野橋~橿原神宮前)、長野線(古市~河内長野)、信貴線、伊賀鉄道伊賀線、青山峠旧線、道明寺線、御所線、吉野線、近鉄コレクション、近鉄電車主な歴代車両ほか、懐かしい沿線写真で訪ねる街と駅の物語!! 《著者略歴》 山下 ルミコ(ヤマシタ ルミコ) 産経新聞、サンケイリビング新聞社等の記事執筆を長年にわたり続ける。著書に『阪急神戸線 ぶらり途中下車』、『都電荒川線 沿線ぶらり旅』(フォト・パブリッシング)ほか多数。
マーラー 輝かしい日々と断ち切られた未来《叢書・20世紀の芸術と文学》
¥2,860
作られた神話、あるいは俗説・通説を徹底的な資料の検討によって覆す。かつてないマーラー論にして、スリリングな評伝。 《著者略歴》 前島 良雄(まえじま よしお) 1955年、名古屋生まれ。音楽評論家・翻訳家・予備校講師。国際マーラー協会会員、日本シベリウス協会維持会員。著書:『マーラー 輝かしい日々と断ち切られた未来』(アルファベータ)、『ことばはちからダ! 現代文キーワード』『中高生のためのブック・トリップ』(共著、河合出版)、訳書:コンスタンティン・フローロス著『マーラー 交響曲のすべて』、ジョアン・ゴメス著『クローン病 増えつづける現代の難病』(いずれも前島 真理との共訳、藤原書店)、コンサート・プログラムや音楽・思想・文芸雑誌などにも執筆。現在、『日本におけるマーラー受容の歴史』『伸びる子の親はクラシックが好き』などを執筆中 。
ヒギンズさんが撮った北陸地方の私鉄 コダクロームで撮った1950〜70年代の沿線風景
¥3,960
1960年代の日本各地をコダック社のカラーフィルムで撮影したジェイ・ウォーリー・ヒギンズによる北陸地方の私鉄の写真集。 撮影したヒギンズさんは、1927(昭和2)年に米国ニュージャージー州で生まれ、1956(昭和31)年に来日後、日本に永住して全国各地の鉄道や路面電車を撮り歩きました。今回の北陸地方の私鉄をはじめ、全国各地の国鉄・私鉄のカラー写真をこのシリーズでご覧いただけます。鉄道ファンの皆様はもとより、沿線にお住いの方々にとって懐かしい写真、知らなかった時代の写真が満載‼ 《写真家略歴》 J.Wally Higgins(ジェイ・ウォーリー・ヒギンズ) 1927年、アメリカ・ニュージャージー生まれ。ミシガン大学卒業後、アメリカ空軍勤務。1956年に駐留米軍の軍属として来日、以降、日本に滞在して全国各地をくまなく訪問。趣味の鉄道写真を多数撮影。撮影の対象は国鉄はもとより、大手私鉄、地方私鉄、路面電車、軽便鉄道、拓殖鉄道、森林鉄道に至るまで多岐にわたる。 《解説者略歴》 安藤 功(アンドウ イサオ) 1963(昭和38)年生まれ。NPO法人名古屋レール・アーカイブス理事。国鉄最終日に国鉄線全線完乗。現在は全国の駅探訪を進め、残り数百駅ほど。 《所蔵者略歴》 名古屋レール・アーカイブス 一般市民及び市民団体、企業に対して、鉄道の持つ学術的、文化的意義を理解させることによって鉄道についての資料の調査、収集、整理、保存及び活用に関する事業を行い、更に資料の電子情報化に関する事業を行う。それらによって鉄道文化、鉄道技術の発展に寄与することを目的とするNPO法人。
東急電鉄東横線 沿線の歴史探訪
¥3,740
東急電鉄東横線の沿線の各駅ごとに、懐かしい昭和の情景写真や歴史解説が盛りだくさん! みなとみらい線も掲載! 東急電鉄東横線は2026年に開通100年を迎える。他線との相互乗り入れによって、東京側では東京メトロの各線を経由して、埼玉県内の各地にも行くことができ、神奈川側ではみなとみらい線、相鉄線に入って、県内各地に行くことも可能。渋谷駅と横浜駅を結ぶ通勤・通学路線だった東横線は現在、長距離を走る電車も増加し、首都圏で暮らす人々にとっては、なくてはならない路線となっている。本書では、東横線の約1世紀の歴史を振り返り、渋谷・横浜(桜木町)間の東横線に、みなとみらい線を加えた沿線に広がる街と地域の変遷を文章と写真、絵葉書、地図などで紹介する。 沿線には渋谷、横浜、自由が丘、田園調布、日吉をはじめとする、個性豊かな街が点在し、昭和、平成、令和の時代における移り変わりのスピードも目まぐるしい。本書では、主要駅を中心にそれぞれの駅に特徴的なテーマを取り上げて、各ページを構成。絵葉書や地図は、著者のコレクションの中から昭和時代のものを主体に、一部では明治・大正時代のものも掲載!! 《著者略歴》 生田 誠(イクタ マコト) 昭和32年、京都市生まれ。東京大学文学部美術史学専修課程修了。全国紙文化部記者などを経て、現在は地域史・絵葉書研究家。絵葉書を中心とした収集・研究を行い、集英社、学研パブリッシング、河出書房新社、彩流社、アルファベータブックス、弊社等から著書多数。
トスカニーニ 良心の音楽家(下) 決して不在でなかったマエストロ
¥5,940
二十世紀の最も活動的で影響力の大きい音楽家であり並外れた人間であったトスカニーニの、非凡な生涯とキャリアを描いた全く新しい伝記! 上下巻で1000 頁を超える大作!! 他の人々が作曲した作品を理解し公演するのが仕事である解釈音楽家として自らの良心に従っただけでなく、他の音楽家との関係、また人間の自由と公正を強く信奉する人間としても自らの良心に従った、良心の音楽家、巨匠トスカニーニの生涯を描く !! この素晴らしい伝記が完訳されたことに感謝! 緻密にして克明、目の前に立ち現れる稀代の大指揮者トスカニーニに、感服、敬服、平伏です!――檀ふみ トスカニー二に関わる著者畢生の伝記。ヴェルディを始め、オぺラ演奏史として価値ある著作――鈴木幸一IIJ 会長、東京・春・音楽祭実行委員長推薦‼ エコノミスト誌及びカーカス・レビューズの年間最優秀書籍‼ 並外れている(ティム・ペイジ、ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス誌) 説得力があり感動させずにはおかない(ロバート・ゴットリーブ、ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビュー誌) 疑いなく、これまで出版された最も魅力的で、最も見事に書かれ、そして、確かに最も包括的なトスカニーニの伝記(ロブ・カウワン、グラモフォン誌) 記念碑的(アレックス・ロス、ザ・ニューヨーカー誌) 私は音楽と倫理的問題に関心のある人すべてに『トスカニーニ 良心の音楽家』を推薦したい(ダニエル・バレンボイム) 「大きな業績」として多くの人に歓迎されたハーヴィー・サックスの『トスカニーニ 良心の音楽家』は、見事に書かれ完璧に調査された書籍であり、この永遠に論争を呼ぶ人物についての将来の議論すべてが同書と取り組まなければならないだろう(サイモン・ウィリアムズ、ロサンゼルス・レビュー・オブ・ブックス誌) 並外れている(ティム・ペイジ、ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス誌) 説得力があり感動させずにはおかない(ロバート・ゴットリーブ、ニューヨーク・タイムズ・ブック・レビュー誌) 疑いなく、これまで出版された最も魅力的で、最も見事に書かれ、そして、確かに最も包括的なトスカニーニの伝記(ロブ・カウワン、グラモフォン誌) 《目次》 【上巻】 第1章 不確定なそして確定したサウンド 第2章 あご髭の無いマエストロ 第3章 トリノ 第4章 スカラ座改革 第5章 ニューヨーク メトロポリタン 第6章 幕間 第7章 スカラ座再創造 【下巻】 第8章 ニューヨーク・フィルハーモニックと新しい地平 第9章 水晶のように明快かつ痛烈で 第10 章 国外追放と帰還 第11 章 フィナーレ コーダ 《著者略歴》 ハーヴィー・サックス(Harvey Sachs) 『Toscanini』、『Music in Fascist Italy』をはじめ11 冊の著書、共著がある。ニューヨーク市在住。フィラデルフィア市のカーティス音楽院の講師。 《訳者略歴》 神澤 俊介(かんざわ しゅんすけ) 1978 年東京大学法学部卒、1983 年シカゴ大学MBA。東京、NY での金融機関勤務を経て、2007 年(株)ライトフラッツ代表取締役、2012 年より東京大学校友会事務局長を兼職。
【改訂2版】演劇は仕事になるのか? 演劇の経済的側面とその未来
¥2,970
これからの演劇と劇場のマネジメントのために 演劇で食っていこうじゃないか、はたして食えるのか?…演劇・劇団をとりまく経済的側面とその未来について、経済的側面に焦点を当て、演劇と社会の関係を見直しつつ、演劇の成立のさせ方を考え直す。 2016年に刊行され、演劇本としては異例のロングセラーを記録した『【改訂新版】演劇は仕事になるのか?』の待望の改訂2版が、データ類を刷新、文化芸術基本法改正や制度改正を踏まえ、五、六、七章を改稿して新たに刊行!! 《目次》 はじめに――改訂2版を出すことにした、いくつかの理由 第一章 演劇のいま~日本の「劇団」は何を成してきたのでしょう? 日本に劇団はいくつあるのですか? 芸術活動は事業ですか? 劇団が法人格を持つ意味 俳優ではどうしても食えない? ちょっと深入り豆知識 コラム① 劇場の座席数 食える演劇、食えない演劇 事業のパターンと公演場所 舞台は〈時間の缶詰〉! 芸術共同体としての「劇団」 よそで稼いで舞台を支える 観客組織という基盤 ちょっと深入り豆知識 コラム② 演劇鑑賞会のあゆみ 小劇場運動が起こってから 「劇団」から「プロデュース集団」へ 商業劇場のオープンとプロデュース公演 ちょっと深入り豆知識コラム③ プロデューサー・システムとプロデュース公演 小劇場が育むもの 第二章 劇場って何でしょう? 劇場を劇場たらしめるものとは? 芝居小屋・劇場・公立ホール 公立ホールはプロの舞台には不向き? ちょっと深入り豆知識 コラム④ 公立文化施設の名称の変遷に見る時代背景 ちょっと深入り豆知識 コラム⑤ 批判も進化する? 公立文化施設は劇場ですか? 公共劇場の出現 第三章 芸術と公共政策との関係 芸術文化振興基金のスタートと公的助成の「定着」 そもそも、なぜ芸術に公的助成が必要なのでしょう? ちょっと深入り豆知識 コラム⑥ 『舞台芸術 芸術と経済のジレンマ』 ちょっと深入り豆知識 コラム⑦ 公共財と芸術の価値 公共財と準公共財 経済学でいう価値について 芸術助成の根拠と文化政策の理念 芸術助成制度を整えにくいのはなぜ? ちょっと深入り豆知識 コラム⑧ 文化庁の創設と舞台芸術振興 苦肉の策の連続 重点支援の紆余曲折 芸術団体の法人格と助成のしくみ 日本にやってきた「アーツ・マネジメント」とは? ちょっと深入り豆知識 コラム⑨ アーツ・マネジメント教育事始め イギリスからアメリカへ 日本での広まり方 多様な価値のジャグリング ちょっと深入り豆知識 コラム⑩ 民間非営利組織と「市場の失敗」「政府の失敗」 「見えざる手」だけでは実現しないこと 非営利公益の組織という選択肢 「森」を見てデザインする助成制度に 継続的な助成制度を核に ちょっと深入り豆知識 コラム⑪ イギリスのアーツ・カウンシルの変遷 つかず離れずの距離 芸術政策から社会全体を意識した文化政策へ 第四章 隣の芝生、自分の庭 「日本はダメよね」なのか? 支流を集める大河と、支流が広がる平原 「たしなむ」文化 「日本の伝統」というステレオタイプ アマチュア文化のすごい国 ちょっと深入り豆知識 コラム⑫ プロの定義、イギリスの場合 イギリス演劇のプロの三つのカテゴリー プロには掟がある 踊る阿呆に見る阿呆 「八方美人」の公立文化施設 第五章 劇場法施行後の劇場と地域 どのような観客を増やすのか 各地に公共劇場の整備を―劇場法の成立 ちょっと深入り豆知識 コラム⑬ 「劇場法」にみる劇場の定義 専門家がいなければ劇場じゃない 「公の施設」の制約から踏みだす 劇場法と劇場支援策 地域主体じゃないと意味がない 演劇ファンを増やす、その先に 実演芸術の振興と学校教育 コミュニケーション教育の拠点? 演劇の力を応用する 東京オリンピックと文化政策の変化 あらゆる人々に文化芸術を ちょっと深入り豆知識 コラム⑭ ワークショップ、アウトリーチ……カタカナ語の意味 ワークショップ流行りですが 「コミュニティ」に「アウトリーチ」するって? 第六章 文化政策が変わり始めた 文化芸術基本法への改正がもたらしたもの 計画策定のプロセスで見えてきたこと 政策評価のフレーム 地方にも変化の波? ちょっと深入り豆知識 コラム⑮ 文化芸術基本法への改正 きっかけは食文化 大事な基本理念の改正 文化芸術団体の役割 調査研究 そしてコロナ禍に見舞われた 文化庁の京都移転と機能強化 ポスト・コロナ、ウィズ・コロナの基盤づくりへ 第七章 どう変わるか、演劇のこれから 演劇の創造現場は変わっただろうか? ツアー公演を増やす 公共劇場のプログラムの充実と就労環境 創造の核となる集団 演劇人はどこで育つのか? 創造環境は変わるだろうか? 演劇がもたらす価値と経済 演劇をめぐる循環とその支え方 演劇集団の自由と選択の土台 演劇人に求められること さらに求められること 結びに代えて ~アーツ・マネジメントのココロ~ 初版あとがき 改訂2版 あとがき 《著者略歴》 米屋 尚子(ヨネヤ ナオコ) 1960年富山県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。外資系銀行勤務を経て、1986年~88年、白水社『新劇』編集部に。フリーの演劇ジャーナリストなどを経て、91~93年、英国シティ大学大学院・芸術政策運営学科に留学(Postgraduate Diploma in Arts Administration, MA in Arts Criticism 修了)。93年、慶應義塾大学アートセンター立ち上げに携わった後、94~95年、米国コロンビア大学大学院(Teachers College)に芸術文化研究所客員研究員として留学。96年から2020年まで日本芸能実演家団体協議会に勤務。舞台芸術に関する調査研究、政策提言、研修事業などに携わった。2023年5月より、独立行政法人日本芸術文化振興会・基金部の文化施設担当プログラム・オフィサー。
地図で見る渋谷東のあゆみ
¥1,980
「渋谷東」の人々のあゆみを、江戸時代から「地図」でたどる!! 「渋谷東」は、現在の山手線の内側、北は「穏田神社」、南は「氷川神社」、東は青山学院までの地域を指す。「地図」をよく見ていくと、その時代の「渋谷東」の村や町、そこでの人々の生活が偲ばれる。そして時代を追って、「渋谷東」が少しずつ変化していく様も想像することができる。 渋谷二丁目17 地区市街地再開発組合「渋谷アクシュ(Shibuya AXSH)」竣工記念出版‼ 《目次》 Ⅰ江戸時代の渋谷東 1.「渋谷」の初出:上渋谷村・下渋谷村 2. 上、中、下渋谷村 3. 渋谷宮益町 4.『江戸名所図会』に出る渋谷 5.幕末の渋谷 Ⅱ明治期の渋谷東 1.東京府豊島郡時代の渋谷村 2.東京府南豊島郡時代の渋谷村 3.東京府豊多摩郡時代の渋谷町 Ⅲ大正期の渋谷東 Ⅳ昭和(戦前)の渋谷東 Ⅴ終戦後復興する渋谷東 Ⅵ発展する渋谷東 《編著者略歴》 南塚 信吾(ミナミヅカ シンゴ) 1942年、富山市生まれ。千葉大学・法政大学名誉教授。世界史研究所所長。渋谷二丁目17地区市街地再開発組合理事長。 近著には、単編『神川松子・西川末三と測機舎』(アルファベータブックス、2021年)、『「世界史」の誕生』(ミネルヴァ書房、2023年)、共著『歴史的に考えるとはどういうことか』(ミネルヴァ書房、2019年)、『歴史はなぜ必要なのか』(岩波書店、2022年)、『図解で学ぶクリティカル・シンキング』(アルファベータブックス、2022年)、『軍事力で平和は守れるのか』(岩波書店、2023年)などがある。
ヒギンズさんが撮った近畿日本鉄道 下巻 名古屋線、旧・三重交通の路線編 コダクロームで撮った1950〜70年代の沿線風景
¥3,278
1960年代の日本各地をコダック社のカラーフィルムで撮影したジェイ・ウォーリー・ヒギンズによる近畿日本鉄道の写真集。本書、下巻では名古屋線、旧・三重交通の路線をとりあげる。 撮影したヒギンズさんは、1927(昭和2)年に米国ニュージャージー州で生まれ、1956(昭和31)年に来日後、日本に永住して全国各地の鉄道や路面電車を撮り歩きました。今回の近畿日本鉄道をはじめ、全国各地の国鉄・私鉄のカラー写真をこのシリーズでご覧いただけます。鉄道ファンの皆様はもとより、沿線にお住いの方々にとって懐かしい写真、知らなかった時代の写真が満載‼ 《写真家略歴》 J.Wally Higgins(ジェイ・ウォーリー・ヒギンズ) 1927年、アメリカ・ニュージャージー生まれ。ミシガン大学卒業後、アメリカ空軍勤務。1956年に駐留米軍の軍属として来日、以降、日本に滞在して全国各地をくまなく訪問。趣味の鉄道写真を多数撮影。撮影の対象は国鉄はもとより、大手私鉄、地方私鉄、路面電車、軽便鉄道、拓殖鉄道、森林鉄道に至るまで多岐にわたる。 《解説者略歴》 安藤 功(アンドウ イサオ) 1963(昭和38)年生まれ。NPO法人名古屋レール・アーカイブス理事。国鉄最終日に国鉄線全線完乗。現在は全国の駅探訪を進め、残り数百駅ほど。 《所蔵者略歴》 名古屋レール・アーカイブス 一般市民及び市民団体、企業に対して、鉄道の持つ学術的、文化的意義を理解させることによって鉄道についての資料の調査、収集、整理、保存及び活用に関する事業を行い、更に資料の電子情報化に関する事業を行う。それらによって鉄道文化、鉄道技術の発展に寄与することを目的とするNPO法人。
ヒギンズさんが撮った近畿日本鉄道 上巻 奈良線、京都線、大阪線、南大阪線編 コダクロームで撮った1950〜70年代の沿線風景
¥3,278
1960年代の日本各地をコダック社のカラーフィルムで撮影したジェイ・ウォーリー・ヒギンズによる近畿日本鉄道の写真集。本書、上巻では奈良線、京都線、大阪線、南大阪線をとりあげる。 撮影したヒギンズさんは、1927(昭和2)年に米国ニュージャージー州で生まれ、1956(昭和31)年に来日後、日本に永住して全国各地の鉄道や路面電車を撮り歩きました。今回の近畿日本鉄道をはじめ、全国各地の国鉄・私鉄のカラー写真をこのシリーズでご覧いただけます。鉄道ファンの皆様はもとより、沿線にお住いの方々にとって懐かしい写真、知らなかった時代の写真が満載‼ 《写真家略歴》 J.Wally Higgins(ジェイ・ウォーリー・ヒギンズ) 1927年、アメリカ・ニュージャージー生まれ。ミシガン大学卒業後、アメリカ空軍勤務。1956年に駐留米軍の軍属として来日、以降、日本に滞在して全国各地をくまなく訪問。趣味の鉄道写真を多数撮影。撮影の対象は国鉄はもとより、大手私鉄、地方私鉄、路面電車、軽便鉄道、拓殖鉄道、森林鉄道に至るまで多岐にわたる。 《解説者略歴》 安藤 功(アンドウ イサオ) 1963(昭和38)年生まれ。NPO法人名古屋レール・アーカイブス理事。国鉄最終日に国鉄線全線完乗。現在は全国の駅探訪を進め、残り数百駅ほど。 《所蔵者略歴》 名古屋レール・アーカイブス 一般市民及び市民団体、企業に対して、鉄道の持つ学術的、文化的意義を理解させることによって鉄道についての資料の調査、収集、整理、保存及び活用に関する事業を行い、更に資料の電子情報化に関する事業を行う。それらによって鉄道文化、鉄道技術の発展に寄与することを目的とするNPO法人。
北関東の国鉄・JR 1960~90年代の思い出アルバム
¥3,960
北関東を走る個性豊かな国鉄・JR各線の懐かしい写真集! 【掲載路線】常磐線、水戸線、水郡線、真岡線(現・真岡鐵道)、東北本線、両毛線、日光線、烏山線、足尾線(現・わたらせ渓谷鐵道)、高崎線、上越線、吾妻線、信越本線、八高線、川越線 北関東は広く、幹線の長距離列車からローカル線の短距離列車までさまざまな列車、電車が走ってきた。昭和から平成の間に、国鉄からJRを経て第三セクターへ転換した路線、電化により様変わりした路線、新型気動車に変った路線など、ローカル的な路線の変化が続いた。一方で、東北本線、常磐線、高崎線といった幹線では、JR化以降に登場した系列の投入が進み、掲載した写真の形式はすでに見られなくなっている。これはローカル的な線区での写真も同じだ。すでに1990年代も30年前後前のこと。当時はまだ多く運用されていた国鉄型が今や懐かしい。それは、碓氷峠越えがあった信越本線でも言えるだろう。 《解説者略歴》 辻 良樹(ツジ ヨシキ) 滋賀県生まれ。鉄道関係のPR誌編集を経て鉄道研究家に。著書に『関西 鉄道考古学探見』『にっぽん列島車両図鑑』(ともにJTB パブリッシング)、『阪神電鉄・山陽電鉄 昭和の記憶』(彩流社)、『日本ののりもの大図鑑』(学研パブリッシング)、『小田急電鉄 各駅停車』(洋泉社)他多数。
バイロイト祝祭の黄金時代 ライヴ録音でたどるワーグナー上演史《叢書・20 世紀の芸術と文学》
¥4,620
ドイツの巨匠ワーグナーが遺したオペラのみを上演するバイロイト祝祭。当代一の歌手と指揮者と、気鋭の演出家による公演は常に話題となり、世界で最もチケットが取りにくいとされる。バイロイト祝祭の戦後最初の1951年から1970年代半ばまでの「新バイロイト」の「黄金時代」を現存するすべての録音記録をもとに徹底検証。世界にも例のない、ワーグナー上演史。 【登場する主な指揮者・歌手】 フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュ、カラヤン、カイルベルト、クレメンス・クラウス、ヨッフム、クリュイタンス、サヴァリッシュ、マタチッチ、ラインスドルフ、ケンペ、マゼール、クリップス、ベーム、スウィートナー、ブーレーズ、カルロス・クライバー、ヴァルナイ、メードル、ニルソン、ヴィントガッセン、ホッター、ナイトリンガー、グラインドルほか 《目次》 前史 ―1904~27年 序章 全曲録音が始まる ―1928~1944年 第1章 再出発 ―1951年 第2章 常連歌手たちの集結 ―1952年 第3章 クレメンス・クラウス、ひと夏だけの輝き ―1953年 第4章 幻のマルケヴィッチの《タンホイザー》―1954年 第5章 クナッパーツブッシュvs カイルベルト ―1955年 第6章 新バイロイトの第2ラウンド ―1956年 第7章 新鋭サヴァリッシュの抜擢 ―1957年 第8章 「青の時代」ヴィーラント演出の《ローエングリン》―1958年 第9章 ヴィーラントの理想の「相棒」―1959年 第10章 ルドルフ・ケンぺの試練 ―1960年 第11章 ベジャールとのコラボレーション ―1961年 第12章 カール・ベーム68歳のバイロイト・デビュー ―1962年 第13章 転換期を迎えた新バイロイト ―1963/64年 第14章 ヴィーラント・ワーグナーの死 ―1965~67年 第15章 ヴォルフガング・ワーグナー単独体制の始動 ―1968~70年 第16章 嵐の前の静けさ ―1971~75年 《バイロイト祝祭》 バイロイト祝祭(バイロイト音楽祭)は、1876年にリヒャルト・ワーグナーが自作のオペラを上演するために設立した音楽祭。毎年夏に、ワーグナー作品のみが上演されている。ここに出演することは、歌手、指揮者にとって最大の名誉であり、あまたの名演が残された。戦後は毎年ラジオで生放送されているため、録音・録画の多さでも群を抜いている。 《著者略歴》 吉田 真(ヨシダ マコト) 1961年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得。専攻はドイツ文学(ワーグナー研究)。現在、明治学院大学准教授、慶應義塾大学講師、日本大学芸術学部講師。 著書:『作曲家・人と作品 ワーグナー』(音楽之友社)。共著書:『スタンダード・オペラ鑑賞ブック ドイツ・オペラ 下』、『オペラ・キャラクター解読事典』、『栄光のオペラ歌手を聴く!』(以上、音楽之友社)、『ワーグナー事典』(東京書籍)、ほか。共訳書:ハンス=ヨアヒム・バウアー『ワーグナー王朝』(音楽之友社)、ほか。監訳書:ブリギッテ・ハーマン『ヒトラーとバイロイト音楽祭 上・下』(アルファベータ)。
トスカニーニ 良心の音楽家(上) 歌劇界での人生
¥5,940
二十世紀の最も活動的で影響力の大きい音楽家であり並外れた人間であったトスカニーニの、非凡な生涯とキャリアを描いた全く新しい伝記! 上下巻で1000 頁を超える大作!! 他の人々が作曲した作品を理解し公演するのが仕事である解釈音楽家として自らの良心に従っただけでなく、他の音楽家との関係、また人間の自由と公正を強く信奉する人間としても自らの良心に従った、良心の音楽家、巨匠トスカニーニの生涯を描く !! トスカニー二に関わる著者畢生の伝記。ヴェルディを始め、オぺラ演奏史として価値ある著作――鈴木幸一IIJ 会長、東京・春・音楽祭実行委員長推薦‼ エコノミスト誌及びカーカス・レビューズの年間最優秀書籍‼ 《目次》 【上巻】 第1章 不確定なそして確定したサウンド 第2章 あご髭の無いマエストロ 第3章 トリノ 第4章 スカラ座改革 第5章 ニューヨーク メトロポリタン 第6章 幕間 第7章 スカラ座再創造 【下巻】 第8章 ニューヨーク・フィルハーモニックと新しい地平 第9章 水晶のように明快かつ痛烈で 第10 章 国外追放と帰還 第11 章 フィナーレ コーダ ※「(下) 決して不在でなかったマエストロ」は6月刊行予定 《著者略歴》 ハーヴィー・サックス(Harvey Sachs) 『Toscanini』、『Music in Fascist Italy』をはじめ11 冊の著書、共著がある。ニューヨーク市在住。フィラデルフィア市のカーティス音楽院の講師。 《訳者略歴》 神澤 俊介(かんざわ しゅんすけ) 1978 年東京大学法学部卒、1983 年シカゴ大学MBA。東京、NY での金融機関勤務を経て、2007 年(株)ライトフラッツ代表取締役、2012 年より東京大学校友会事務局長を兼職。
ヒギンズさんが撮った南海電気鉄道 コダクロームで撮った1950〜70年代の沿線風景
¥3,278
美しいカラー写真でよみがえるシリーズ第7弾! 1960年代の日本各地を、当時まだ貴重品であったコダック社のカラーフィルムで撮影したジェイ・ウォーリー・ヒギンズによる全国各地の国鉄・私鉄のカラー写真をおさめるシリーズ。 本書には南海電気鉄道の写真を掲載。 撮影したヒギンズさんは、1927(昭和2)年に米国ニュージャージー州で生まれ、1956(昭和31)年に来日後、日本に永住して全国各地の鉄道や路面電車を撮り歩きました。今回の「南海電鉄」をはじめ、全国各地の国鉄・私鉄のカラー写真をこのシリーズでご覧いただけます。鉄道ファンの皆様はもとより、沿線にお住いの方々にとって懐かしい写真、知らなかった時代の写真が満載‼ 《写真家略歴》 J.Wally Higgins(ジェイ・ウォーリー・ヒギンズ) 1927年、アメリカ・ニュージャージー生まれ。ミシガン大学卒業後、アメリカ空軍勤務。1956年に駐留米軍の軍属として来日、以降、日本に滞在して全国各地をくまなく訪問。趣味の鉄道写真を多数撮影。撮影の対象は国鉄はもとより、大手私鉄、地方私鉄、路面電車、軽便鉄道、拓殖鉄道、森林鉄道に至るまで多岐にわたる。 《解説者略歴》 安藤 功(アンドウ イサオ) 1963(昭和38)年生まれ。NPO法人名古屋レール・アーカイブス理事。国鉄最終日に国鉄線全線完乗。現在は全国の駅探訪を進め、残り数百駅ほど。 《所蔵者略歴》 名古屋レール・アーカイブス 一般市民及び市民団体、企業に対して、鉄道の持つ学術的、文化的意義を理解させることによって鉄道についての資料の調査、収集、整理、保存及び活用に関する事業を行い、更に資料の電子情報化に関する事業を行う。それらによって鉄道文化、鉄道技術の発展に寄与することを目的とするNPO法人。
明智光秀 その才知、深慮、狡猾
¥1,980
敗れてなお歴史に名を残した将たちの生き様を描いた歴史小説――シリーズ《敗軍の将の美学》第1回配本!! なぜ光秀は本能寺で信長を討ったのか⁉ 「戦国最大のミステリー」と言われ、誰か黒幕がいるのではないかと議論が白熱している「本能寺の変」で、光秀が謀叛を起こした本当の理由とは? 光秀の本当の人物像とは? そんな明智光秀の謎に満ちた生涯を、一次資料などに基づいた全く新しい視点で描く歴史小説‼ NHK大河ドラマ『麒麟がくる』(令和2年)では、いままでのイメージである、主君、織田信長を討った逆臣のダークな光秀像が、清廉で真面目で人間味がある武将として描かれたが、本書では、一次資料などに基づいた視点から眺めることで、戦国乱世という非情な現実のなかで育まれた光秀の本当の価値観と精神、その生き様を、虚心坦懐に正面から描く。 【明智光秀(あけち・みつひで)[1516-1582]とは】 戦国時代から安土桃山時代にかけての武将、のちに大名になる。清和源氏の土岐氏の支流である明智氏に生まれる。斎藤道三に仕え、道三と義龍親子の戦いのあと浪人となり、越前国の朝倉義景を頼る。その後、将軍足利義昭に仕え、さらに織田信長に仕えるようになる。その後、信長のもとで出世し、坂本城の城主となり、越前一向一揆攻略や丹波攻略にも貢献。天正10年(1582年)、京都の本能寺にて主君織田信長を討つも、羽柴秀吉らに敗れ(山崎の戦い)、討ち取られたと言われている。 《著者略歴》 濱田 浩一郎(ハマダ コウイチロウ) 1983年生まれ、、兵庫県相生市出身。歴史学者、作家、評論家。皇學館大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。兵庫県立大学内播磨学研究所研究員・姫路日ノ本短期大学講師・姫路獨協大学講師を歴任。現在、大阪観光大学観光学研究所客員研究員。現代社会の諸問題に歴史学を援用し迫り、解決策を提示する新進気鋭の研究者。 著書に『播磨赤松一族』(新人物往来社)、『あの名将たちの狂気の謎』(中経の文庫)、『教科書には載っていない 大日本帝国の情報戦』『昔とはここまで違う!歴史教科書の新常識』(以上、彩図社)、『龍馬を斬った男 今井信郎伝』『龍虎の生贄 驍将・畠山義就』『小説アドルフ・ヒトラー(全3巻)』(以上、アルファベータブックス)、共著に『人物で読む太平洋戦争』『大正クロニクル』(以上、世界文化社)、『図 説源平合戦のすべてがわかる本』(洋泉社)、『源平合戦「3D立体」地図』『TPPでどうなる?あなたの生活と仕事』『現代日本を操った黒幕たち』(以上、宝島社)、『NHK大河ドラマ歴史ハンドブック軍師官兵衛』(NHK出版)ほか多数。
千葉県の国鉄・JR 1960~80年代の思い出アルバム
¥3,278
千葉県を走る個性豊かな国鉄・JR各線の懐かしい写真集‼ 空港、行楽地等の施設が整備されてきた千葉県内各地域と鉄道の繋がりは時代と共に変化し続け、今日に至るまで躍動を続けている。鉄道はもとより、街並みなどの変遷を顧みることができる貴重な資料。 【掲載路線】総武本線、成田線、鹿島線、外房線、東金線、内房線、久留里線、木原線(現・いすみ鉄道)、京葉線、武蔵野線、常磐線
静岡県の私鉄 昭和~平成の記録
¥3,278
静岡地域の私鉄の現役路線と廃線の懐かしい写真を多数収録! 【現役路線】伊豆急行、伊豆箱根鉄道駿豆線、岳南電車、静岡鉄道静岡清水線、大井川鐵道大井川本線・井川線、遠州鉄道、天竜浜名湖鉄道 【廃止路線】伊豆箱根鉄道軌道線、静岡鉄道清水市内線・静岡市内線・駿遠線・秋葉線、遠州鉄道奥山線ほか ※取次会社への搬入が年末時期となるため、書店さんの地域や注文冊数によって(注文数が少ないと配送が遅れることが多々あるとのことです)書店さんへの配本着日は来年1月5日以降になる可能性がございます(弊社では配送はコントロールできません。取次会社様次第です)。 《解説者略歴》 山田 亮(ヤマダ アキラ) 1953年生まれ。慶應義塾大学鉄道研究会OB、慶應鉄研三田会会員、神奈川県庁勤務、鉄道研究家。現在は、鉄道誌などに鉄道史や列車運転史の研究成果を発表。 主な著書に『上野発の夜行列車・名列車』(JTBパブリッシング)、『JR 中央線・青梅線・五日市線各駅停車』など。
溢奏(いっそう) ラフマニノフに聴く演奏の極意
¥2,970
ラフマニノフ国際ピアノコンクールの覇者が、正教をとおして見出したロシア・クラシック音楽の真髄。 好評を博した『ラフマニノフを弾け』の姉妹版、ついに刊行! その後、7年間にわたる思索の軌跡。多くの人を魅了してやまないラフマニノフの音楽は、正教を抜きにしては語れない。本書では、ラフマニノフをはじめとするロシアの偉大な音楽家、音楽学者たちの声に耳を傾け、その根底に流れる信仰の心を深く感じとり、音楽とは何か、音楽家の使命とは何かを追求していく。自筆論文3本、和訳論文4本を収録。巻末には、正教の聖人やロシアの詩人の深遠な言葉も掲載。 弾くことの意味を求めるあなたへ贈る、精神的な道しるべとなる一冊。 【編著者より】 ピアノを弾く。その向こうに、何があるのか。何を観て、何のために弾くのか。 この問いは「何のために生きるのか」という問いに直結する。目的が人生のすべてを変える以上、どういう目的を持つかが肝心だ。 キリスト教は、天国という目的を持てと教える。それは力づくで奪うもの(マタイ11:12)、つまり努力して得るものであり、しかも、わたしたちの内にある(ルカ17:21)、という。 ピアノは心で弾くものであって、頭や指で弾くものではない。心から音楽が溢れてくるにはどうしたらいいのか、その点を追求した成果が一冊の本になった。自分で書いた論文だけでなく、このテーマに関するロシア語の文献も和訳した。ラフマニノフ著「優れたピアノ演奏に典型的な10の特長」も入っている。「音楽――それは愛!」とラフマニノフは言う。そういう演奏を目指す方は、ぜひ一度手に取って読んでみていただきたい。 《目次》 第1章 音楽の創造力の探求(土田定克) 第2章 ラフマニノフの芥子種(土田定克) 第3章 ロシア音楽のロゴスへの道(ガリマ・ルキナ) 第4章 音楽と存在にみる天の闡明 (ヴャチェスラフ・メドゥシェフスキー) 第5章 優れたピアノ演奏に典型的な10 の特長 (セルゲイ・ラフマニノフ) 第6章 神父と信徒芸術家 (聖イグナティ・ブリャンチャニノフ) 第7章 永遠の愛を宣べ伝えるために(土田定克) 付録1 『修行訓話』抜粋集(シリアの聖イサアク) 付録2 ロシアの十字架(ニコライ・メリニコフ) 【編著者略歴】 土田 定克(ツチダ サダカツ) 1975年、東京生まれ。桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマコースを経てモスクワ音楽院卒業、同大学院修了。小西由紀子、坂田晴美、兼松雅子、A.ムンドヤンツ、V.メルジャノフに師事。第3回ラフマニノフ国際コンクール第1位(2002年、モスクワ)。ロシア各地、ウクライナ、クロアチア、タイ、韓国等はじめ、国内(東京文化会館、東京オペラシティ、すみだトリフォニーホール、カザルスホール、練馬文化センター、横浜みなとみらいホール等)でも演奏会多数。名指揮者V.フェドセーエフ率いるモスクワ放送交響楽団や、M.タルブク率いるHRTクロアチア放送交響楽団、三ツ橋敬子指揮・東京フィルハーモニー交響楽団はじめザグレブ弦楽四重奏団など、オーケストラや室内楽との共演も多数。CD「ラフマニノフ 24のプレリュード」「ピアノ名曲集 乗り越えて」をリリース。2016年、自著『ラフマニノフを弾け』を上梓。同ロシア語版『Россия и Рахманинов глазами японского музыканта』もモスクワから出版。親善的な演奏活動に対し、ロシアのペルミ市長(2004年)や韓国の群山警察署長(2016年)、ウクライナの第2代大統領クチマ(2018年)より功労感謝状授与。尚絅学院大学教授。宮城学院女子大学音楽科非常勤講師。 ※本書の著者出演のイベントのお知らせ 12月15日(金)に「三田市総合文化センター郷の音ホール」にて開催される「ラフマニノフ生誕150周年記念コンサート」にて、『ラフマニノフを弾け』の著者で12月に新刊『 溢奏(いっそう) ラフマニノフに聴く演奏の極意』を刊行する土田定克氏(ピアノ)とナターリア・コズローヴァ(ソプラノ)の協演が開催されます。 新刊『 溢奏(いっそう) ラフマニノフに聴く演奏の極意』と既刊の『ラフマニノフを弾け!』も会場で販売いたします。 『ラフマニノフ生誕150周年記念コンサート 土田定克(ピアノ)+ナターリア・コズローヴァ(ソプラノ)」 https://sanda-bunka.jp/wp-content/uploads/1215_%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B4%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E3%81%AE%E4%BC%9A.pdf 場所:三田市総合文化センター郷の音ホール・小ホール 日時:2023年12月15日(金) 時間;18:30 料金:2,500円(学生1,000円)(自由席) 問い合わせ先 郷の音ホールチケットセンター 〒669-1531 兵庫県三田市天神1-3-1 TEL:079-559-8101 スラヴ音楽の会 TEL:06-6763-0877 MAIL:jesosaka@jt3.so-net.ne.jp
京都府・滋賀県の私鉄 昭和~平成の記録
¥3,278
京滋地域の現役路線と廃線‼ 【現役路線】近畿日本鉄道、京阪電気鉄道、阪急電鉄、京福電気鉄道、叡山電鉄、比叡山鉄道、鞍馬山鋼索鉄道、近江鉄道、京都市営地下鉄、嵯峨野観光鉄道、北近畿タンゴ鉄道、丹後海陸交通、信楽高原鐵道、【廃線】京都市電、加悦鉄道、北丹鉄道、江若鉄道の懐かしい写真を多数収録! 《解説者略歴》 辻 良樹(ツジ ヨシキ) 滋賀県生まれ。鉄道関係のPR誌編集を経て鉄道研究家に。著書に『関西 鉄道考古学探見』『にっぽん列島車両図鑑』(ともにJTB パブリッシング)、『阪神電鉄・山陽電鉄 昭和の記憶』(彩流社)、『日本ののりもの大図鑑』(学研パブリッシング)、『小田急電鉄 各駅停車』(洋泉社)他多数。
電車だけが鉄道車両ではない ディーゼル車のツブヤキ
¥2,750
鉄道車両の技術解説書はこれまでも多数出版されているが、最近の多くの書籍は電気車両を中心に書かれているものがほとんどで、ディーゼル車については付け足し程度の扱いで済まされている。本書では、これまで「説明書」のような専門書以外には書かれてこなかったディーゼル車の動力系について、エンジンと変速機に限って詳しく記述する。 より詳しく、鉄道車両について、その動力系についても知りたい鉄道ファン必携の書!! 《目次》 はじめに──きしゃと電車 1章 ここが疑問・鉄道ディーゼル車 エンジンの部品はどのようにつくられているか 液体変速機は自動変速機・変速できる原理 旧型気動車の運転操作は職人技 どちら向きも前進 逆向きにつないでも引張りあいをしないわけ 照明・空調の電気をどうしているか 120km/hで走るには 鉄のレールと鉄の車輪では空回りする 燃費・リッター何km走るのか(気動車特急「白鳥」の燃費) 照明・空調の電気をどうしているか 直接噴射式は最新技術なのか 2章 革新機構テンコモリ・キハ181 系 ホントに”エンジン”トラブルだったのか 驚き!コンピュータを使わないフルオートマチックの機構 運転室後部の機器室には何が入っているのか 屋根上放熱器がオーバヒートの原因なのか・能力不足ではない 意外な計測結果・排気温度がなぜ高いのか エンジンを小型にする工夫・特異なクランク軸 水平対向型はV型とは言わない 台車の4個の車輪は全部つながっている(1) 3章 名車・機関車DD51 機関車を軽くすると性能低下する エンジンはV型12気筒48バルブインタークーラ付ターボ ターボを付けるとなぜパワーアップするのか 変速機は3速フルオートマチック・デジタル式 台車の4個の車輪は全部つながっている(2) 1台だけ試作・DE50が量産されていたら…… 電気式ディーゼル・なぜいま、電気式なのか 4章 堅実車キハ40 系 故障しないエンジン・変速機に改良した 回転を合わせてつなぐシカケ 方向転換の方法は 5章 伝説の機関車DD54 機関車の推進軸が折れて脱線転覆・その原因は? ドイツのエンジンだけが精密なのか 6章 蒸気機関車の物理と化学 蒸気機関車のスーパーチャージャ 鉄のボイラが錆びないわけ 蒸気が出ない汽車、蒸気が出るエンジン あとがき──モノづくりの道 《著者略歴》 原 正(ハラ タダシ) 1959年名古屋生まれ。鉄道車両のディーゼル機関、流体変速機の製造工場に入社し、ディーゼルエンジンを含め各種機械の設計に従事。入社して数年後、鉄道車両のディーゼル機関、流体変速機からは撤退の方向となったため、車両用機械に直接関わることはなかったが、ガスエンジンやコージェネレイションのような内燃機関による自家発電設備の設計に従事した。このときにドイツMAN社、MTU(エムテーウー)社製のエンジン、USA製のエンジン、ガスタービンの周辺機器の設計も経験。また、エンジンだけでなく蒸気、発電機など、幅ひろく、電力や熱工学システムに関わることができ、直接噴射式機関の設計と性能計測にも関わる。小学生の頃からラジオなどの電子工作も行ない、電子回路については書籍や雑誌で学ぶ。「手作りアンプの会」会員。
福知山線 篠山線、加古川線、播但線、姫新線、高砂線、三木線、北条線、鍛冶屋線 1960~90年代の思い出アルバム
¥3,520
昭和~平成初期時、陰陽連絡から都市近郊路線への変貌の記録! 山陰本線を補完する幹線である福知山線の懐かしい車両や駅舎の写真が満載。 播磨地域の加古川線、播但線、姫新線ほか廃止された篠山線、高砂線、鍛冶屋線、北条線、三木線なども百花繚乱に登場します!! 《解説者略歴》 辻 良樹(ツジ ヨシキ) 滋賀県生まれ。鉄道関係のPR誌編集を経て鉄道研究家に。著書に『関西 鉄道考古学探見』『にっぽん列島車両図鑑』(ともにJTB パブリッシング)、『阪神電鉄・山陽電鉄 昭和の記憶』(彩流社)、『日本ののりもの大図鑑』(学研パブリッシング)、『小田急電鉄 各駅停車』(洋泉社)他多数。
東急電鉄池上線沿線アルバム
¥3,520
東急電鉄池上線の沿線の歴史が、本邦初出の写真や絵葉書、古地図でよみがえる‼ かつての池上線沿線の風景、過ぎ去った時間の名残を感じることができる貴重な写真集‼ 「都会のローカル線」という言葉がふさわしいのか、どうかはわからないが、五反田駅と蒲田駅を結ぶ東急池上線には、東京の私鉄らしからぬ独特の風情が漂っている。歴史をひもといてゆくと、この線は池上本門寺に参詣客を運ぶ路線だったし、当初の沿線には大きな街も見当たらなかった。しかし、昭和時代に東京市が15区から35区へと拡大してゆく中で、沿線の開発が進んで、各駅周辺に住宅地、商業地が広がってゆく。特に起終点駅が置かれた蒲田と五反田は、ともに東京における個性的な街として成長していった。 それでも、現在も3両編成で走る池上線には、どこかローカルな雰囲気が漂う。いまや懐メロとなった西島三重子の「池上線」の歌詞が、そのまま登場してきそうな駅前が目の前に浮かんでくる。本書では、そんな懐メロ調の路線を走った車両の姿とともに、沿線に息づいてきた街と建物、名所の姿を振り返る。 《著者略歴》 生田 誠(イクタ マコト) 1957(昭和32)年、京都市東山区生まれ。実家は三代続いた京料理店。副業として切手商を営んでいた父の影響を受け、小さい頃より切手、切符、展覧会チケットなどの収集を行う。京都市立堀川高校を卒業して上京し、東京大学文学部美術史専修課程で西洋美術史を学んだ。産経新聞文化部記者を早期退職し、現在は絵葉書・地域史研究家として執筆活動などを行っている。主な著書に『ロスト・モダン・トウキョウ』(集英社)、『モダンガール大図鑑 大正・昭和のおしゃれ女子』(河出書房新社)、『2005日本絵葉書カタログ』(里文出版)、『日本の美術絵はがき 1900-1935』(淡交社)、『東京古地図散歩【山手線】』(フォト・パブリッシング)ほか多数。 本書では駅周辺の解説、沿線案内図・地図・写真解説等を担当。 矢崎 康雄(ヤザキ ヤスオ) 1947(昭和22)年東京都荒川区生まれ。慶應義塾大学鉄道研究会OB。幼少期から鉄道全般に興味を持つ。鉄道写真は中学生から撮り始めた。中学高校も鉄道研究会に所属、京成電車で通学して京成ファン。JTBに就職後、趣味対象が広がり、外国、主にヨーロッパに関心を持つ。ドイツの路面電車地下鉄のある都市や町約60か所はすべて訪れている。所属団体: Light Rail Transit ssociation、鉄道友の会、鉄研三田会など。鉄道趣味以外は音楽。オペラ鑑賞など。 本書では鉄道写真の解説を担当。