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トスカニーニ 身近で見たマエストロ

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音楽界を革新した伝説の指揮者の素顔。 
生誕150 周年記念出版! 
 
従来の指揮者と違い、舞台監督として交響楽団や歌劇場の全体に関わり、主情主義的な演奏を排し作曲家の意図に忠実な演奏を心掛けたトスカニーニ。この本は1957 年に堀内敬三氏の翻訳で出版された、『トスカニーニ 』(時事通信社)の60 年ぶりの新訳復刊です。

日本ではドイツ系の指揮者が主流となっていた当時、数少ないトスカニーニに関する本としてクラシックファンに大きな影響を与えました。トスカニーニの右腕として行動を共にしたNBC音楽監督のチョツィノフが、一切の妥協を排した厳格な音楽家としての顔や、プライベートで見せる魅力的な人物像、NBC交響楽団への招致のいきさつ、そしてファシズムとの闘いなどを生き生きと描き出しています。生誕150 年を迎える今、側近が語った歴史的指揮者が新訳で蘇ります。

《著者・翻訳者略歴》
サミュエル・チョツィノフ
サミュエル・チョツィノフ(1889 ~ 1964) ロシア帝国(現ベラルーシ)ヴィテブスク生まれのユダヤ系米国人。8 歳の時にポグロム(ユダヤ人迫害)などのユダヤ人差別の激しい帝政ロシアから逃れ、家族と共に米国へ移住する。コロンビア大学を卒業後、ピアニストとしてジンバリストやハイフェッツの伴奏を務める。1925 ~ 31 年まで「ニューヨーク・ワールド」紙1934 年からは「ニューヨーク・ポスト」紙で音楽担当記者を務める。トスカニーニとは1926 年の取材で知り合い、その後1937 年にNBC 放送にスカウトされるとラジオ放送専属オーケストラとしてNBC 交響楽団の創設やトスカニーニの招致、その後の運営や放送プログラムの編成などに従事した。

石坂 廬(イシザカ イオリ)
1946 年関東州大連市(現中国東北部)生まれ。早稲田大学卒業。日本火災海上保険に32 年間勤務の後、笹川平和財団等に勤務。 これまで海外との文化交流で、イスラエル、西ドイツ、オーストリア、ラトヴィア、英国、中国、台湾を訪問して合唱祭や演奏会に男声唱団員として参加。現在稲門グリークラブ会員、日本ラトヴィア音楽協会会員。訳書に『悲しみと希望:ラビン首相の孫が語る祖父、国、平和』(ノア・ベンアルツィ・ペロソフ著・ミルトス)『トスカニーニ 身近で見たマエストロ』(サミュエル・チョツィノフ著・アルファベータブックス)がある。

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