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信長は西へ行く

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「天下布武」への野望……信長の夢は世界を駆け巡り、際限なく拡がって行く。西洋と信長という新たな視点で描く歴史物語。
西に向かって歩いていた信長の道は、本能寺の変で二つとも閉ざされた。一つは京への道。もう一つはローマやポルトガルへかけての道。そこでローマの皇帝シーザー、暴君ネロの声を聴く。さらにキリストの磔刑像も。信長は彼らを「南蛮人」と揶揄するのではなく、日本の仏教徒の堕落した姿と比較にならない宣教師たちの高い志を見ていた…。
岐阜築城450 年記念出版!!

《目次》

第一章 信長元服す
第二章 信秀、美濃との戦い
第三章 一族の相剋と桶狭間合戦
第四章 天下布武への野望
第五章 ルイス・フロイスとの邂逅
第六章 殉教か一揆か
第七章 形勢はめまぐるしく
第八章 安土城築城の夢
第九章 風雲急を告げる

《著者略歴》
永峯 清成(ナガミネ キヨナリ)
名古屋市在住、歴史作家。 主な著書に『上杉謙信』(PHP研究所)、『楠木一族』『北畠親房』『新田義貞』『ヒットラー我が生涯』『ヒットラーの通った道』(以上、新人物往来社)、『スペイン奥の細道紀行』『カルメン紀行』『スペイン ホセ・マリア伝説』『「講談社の絵本」の時代』(以上、彩流社)、『ハポンさんになった侍』(栄光出版社)などがある。

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