パリの空の下《演歌》は流れる 僕の音楽遍歴
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演歌や蟬の声、能などにインスピレーションを受けた作品がなぜフランスで高い評価を得ているのか。西洋と東洋を超えた本質的な音へ突き進む孤高の作曲家が創作や師オリヴィエ・メシアンそして東西の文明について熱く語る!
著者・吉田進氏の公式HP 作品や、パリでの近況を綴った「今ごろのパリ」、日本での講座・講演・演奏会の情報もご覧いただけます。
《目次》
第一章 僕の音楽遍歴
第二章 わが師メシアン
第三章 フランスと日本の間で
第四章 巴里音楽事情
第Ⅰ部「僕が見た・聴いたパリ」:第Ⅱ部「今ごろのパリ」
第五章 フリーメイソンと音楽
第六章 国歌とはなにか 《ラ・マルセイエーズ》と《君が代》論
第七章 シャンソンと演歌 エディットピアフと石川さゆり
《著者略歴》
吉田 進(ヨシダ ススム)
1947 年、東京生まれ。作曲家。1970 年、慶應義塾大学経済学部卒業後、池内友次郎、大月玄之両氏に師事。 1972 年、渡仏。パリ国立音楽院(コンセルヴァトワール)作曲科においてオリヴィエ・メシアン氏に師事。パリ在住。 代表作に《空蟬(うつせみ)》、《演歌Ⅲ~袈裟と盛遠~》(パリ・オペラ座委嘱)、《縄文》(日本フィルハーモニー委嘱)、能 オペラ《隅田川》(フランス政府委嘱)他多数。著書に『ラ・マルセイエーズ物語』(中公新書)、『パリからの演歌熱愛書簡』(T BSブリタニカ)、『フリーメイソンと大音楽家たち』(国書刊行会)がある。
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