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フルトヴェングラーと私たち 東京フルトヴェングラー研究会 創立20周年記念論集
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フルトヴェングラーの音楽から深い体験を得るため、東京フルトヴェングラー研究会が20年に亘り思索し、活動してきた記録の集大成!
いま私たちは、フルトヴェングラーのディスクをただ聴くだけでいいのだろうか。彼自身の言うごとく、雑多な知識より出会い、深い体験を得ることこそが、求められているのではないのか。
本書は、こうした現在的な問題意識から、1995年に設立された東京フルトヴェングラー研究会の20年に亘る活動と思索の記録である。
《編者略歴》
野口 剛夫(ノグチ タケオ)
1964 年、東京生まれ。中央大学大学院(哲学)、桐朋学園大学研究科(音楽学)を修了。
現在東京フルトヴェングラー研究会代表。著書に『フルトヴェングラーの遺言』(春秋社)、訳書にシェンカー『ベートーヴェン第5交響曲の分析』(音楽之友社)、フィッシャー=ディースカウ『フルトヴェングラーと私』(河出書房新社)、『伝説の指揮者フェレンツ・フリッチャイ』(アルファベータブックス)他がある。
2014 年『新潮45』掲載の論説、「“全聾の天才作曲家"佐村河内守は本物か」により第20 回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」を受賞。
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