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諏訪根自子 美貌のヴァイオリニスト その劇的生涯

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天才少女として注目され、ヨーロッパへ留学。ゲッベルスからストラディヴァリウスを贈呈され、戦後は日本各地で演奏するも、やがて沈黙。
二十年の空白の後、バッハの無伴奏で復活を果たした、伝説の演奏家、その初の評伝。

《目次》
プロローグ 根自子発見

第一章 天才少女

第二章 ブリュッセルに二年、パリに六年

第三章 戦雲の下で

第四章 花形リスト

第五章 近道なき道

第六章 バッハ、無伴奏ソナタとパルティータ

エピローグ

諏訪根自子のストラディヴァリウス あとがきにかえて

諏訪根自子 関連年譜
主要参考文献
諏訪根自子 ディスコグラフィー

《著者略歴》
萩谷 由喜子(ハギヤ ユキコ)
音楽評論家。東京生まれ。幼時からピアノと邦楽、日本舞踊を学び、立教大学卒業後カルチャー教室講師(箏曲)を経て音楽教室を主宰する。その傍ら音楽評論を志鳥栄八郎氏に師事し、FMクラシック音楽番組の放送原稿執筆を機に評論生活に入る。現在『音楽の友』『モストリークラシック』『音楽現代』『ショパン』各誌に定期執筆。新聞、一般誌に随時執筆。全国各地のホールや大学で多彩なテーマによるクラシック音楽講座を開講中。専門研究分野は女性音楽史、日本のクラシック音楽受容史。ミュージックペンクラブ・ジャパン会員。日本三曲協会会員。山田流協会会員。

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