北関東の国鉄・JR 1960~90年代の思い出アルバム
¥3,960
北関東を走る個性豊かな国鉄・JR各線の懐かしい写真集! 【掲載路線】常磐線、水戸線、水郡線、真岡線(現・真岡鐵道)、東北本線、両毛線、日光線、烏山線、足尾線(現・わたらせ渓谷鐵道)、高崎線、上越線、吾妻線、信越本線、八高線、川越線 北関東は広く、幹線の長距離列車からローカル線の短距離列車までさまざまな列車、電車が走ってきた。昭和から平成の間に、国鉄からJRを経て第三セクターへ転換した路線、電化により様変わりした路線、新型気動車に変った路線など、ローカル的な路線の変化が続いた。一方で、東北本線、常磐線、高崎線といった幹線では、JR化以降に登場した系列の投入が進み、掲載した写真の形式はすでに見られなくなっている。これはローカル的な線区での写真も同じだ。すでに1990年代も30年前後前のこと。当時はまだ多く運用されていた国鉄型が今や懐かしい。それは、碓氷峠越えがあった信越本線でも言えるだろう。 《解説者略歴》 辻 良樹(ツジ ヨシキ) 滋賀県生まれ。鉄道関係のPR誌編集を経て鉄道研究家に。著書に『関西 鉄道考古学探見』『にっぽん列島車両図鑑』(ともにJTB パブリッシング)、『阪神電鉄・山陽電鉄 昭和の記憶』(彩流社)、『日本ののりもの大図鑑』(学研パブリッシング)、『小田急電鉄 各駅停車』(洋泉社)他多数。
バイロイト祝祭の黄金時代 ライヴ録音でたどるワーグナー上演史《叢書・20 世紀の芸術と文学》
¥4,620
ドイツの巨匠ワーグナーが遺したオペラのみを上演するバイロイト祝祭。当代一の歌手と指揮者と、気鋭の演出家による公演は常に話題となり、世界で最もチケットが取りにくいとされる。バイロイト祝祭の戦後最初の1951年から1970年代半ばまでの「新バイロイト」の「黄金時代」を現存するすべての録音記録をもとに徹底検証。世界にも例のない、ワーグナー上演史。 【登場する主な指揮者・歌手】 フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュ、カラヤン、カイルベルト、クレメンス・クラウス、ヨッフム、クリュイタンス、サヴァリッシュ、マタチッチ、ラインスドルフ、ケンペ、マゼール、クリップス、ベーム、スウィートナー、ブーレーズ、カルロス・クライバー、ヴァルナイ、メードル、ニルソン、ヴィントガッセン、ホッター、ナイトリンガー、グラインドルほか 《目次》 前史 ―1904~27年 序章 全曲録音が始まる ―1928~1944年 第1章 再出発 ―1951年 第2章 常連歌手たちの集結 ―1952年 第3章 クレメンス・クラウス、ひと夏だけの輝き ―1953年 第4章 幻のマルケヴィッチの《タンホイザー》―1954年 第5章 クナッパーツブッシュvs カイルベルト ―1955年 第6章 新バイロイトの第2ラウンド ―1956年 第7章 新鋭サヴァリッシュの抜擢 ―1957年 第8章 「青の時代」ヴィーラント演出の《ローエングリン》―1958年 第9章 ヴィーラントの理想の「相棒」―1959年 第10章 ルドルフ・ケンぺの試練 ―1960年 第11章 ベジャールとのコラボレーション ―1961年 第12章 カール・ベーム68歳のバイロイト・デビュー ―1962年 第13章 転換期を迎えた新バイロイト ―1963/64年 第14章 ヴィーラント・ワーグナーの死 ―1965~67年 第15章 ヴォルフガング・ワーグナー単独体制の始動 ―1968~70年 第16章 嵐の前の静けさ ―1971~75年 《バイロイト祝祭》 バイロイト祝祭(バイロイト音楽祭)は、1876年にリヒャルト・ワーグナーが自作のオペラを上演するために設立した音楽祭。毎年夏に、ワーグナー作品のみが上演されている。ここに出演することは、歌手、指揮者にとって最大の名誉であり、あまたの名演が残された。戦後は毎年ラジオで生放送されているため、録音・録画の多さでも群を抜いている。 《著者略歴》 吉田 真(ヨシダ マコト) 1961年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得。専攻はドイツ文学(ワーグナー研究)。現在、明治学院大学准教授、慶應義塾大学講師、日本大学芸術学部講師。 著書:『作曲家・人と作品 ワーグナー』(音楽之友社)。共著書:『スタンダード・オペラ鑑賞ブック ドイツ・オペラ 下』、『オペラ・キャラクター解読事典』、『栄光のオペラ歌手を聴く!』(以上、音楽之友社)、『ワーグナー事典』(東京書籍)、ほか。共訳書:ハンス=ヨアヒム・バウアー『ワーグナー王朝』(音楽之友社)、ほか。監訳書:ブリギッテ・ハーマン『ヒトラーとバイロイト音楽祭 上・下』(アルファベータ)。
トスカニーニ 良心の音楽家(上) 歌劇界での人生
¥5,940
二十世紀の最も活動的で影響力の大きい音楽家であり並外れた人間であったトスカニーニの、非凡な生涯とキャリアを描いた全く新しい伝記! 上下巻で1000 頁を超える大作!! 他の人々が作曲した作品を理解し公演するのが仕事である解釈音楽家として自らの良心に従っただけでなく、他の音楽家との関係、また人間の自由と公正を強く信奉する人間としても自らの良心に従った、良心の音楽家、巨匠トスカニーニの生涯を描く !! トスカニー二に関わる著者畢生の伝記。ヴェルディを始め、オぺラ演奏史として価値ある著作――鈴木幸一IIJ 会長、東京・春・音楽祭実行委員長推薦‼ エコノミスト誌及びカーカス・レビューズの年間最優秀書籍‼ 《目次》 【上巻】 第1章 不確定なそして確定したサウンド 第2章 あご髭の無いマエストロ 第3章 トリノ 第4章 スカラ座改革 第5章 ニューヨーク メトロポリタン 第6章 幕間 第7章 スカラ座再創造 【下巻】 第8章 ニューヨーク・フィルハーモニックと新しい地平 第9章 水晶のように明快かつ痛烈で 第10 章 国外追放と帰還 第11 章 フィナーレ コーダ ※「(下) 決して不在でなかったマエストロ」は6月刊行予定 《著者略歴》 ハーヴィー・サックス(Harvey Sachs) 『Toscanini』、『Music in Fascist Italy』をはじめ11 冊の著書、共著がある。ニューヨーク市在住。フィラデルフィア市のカーティス音楽院の講師。 《訳者略歴》 神澤 俊介(かんざわ しゅんすけ) 1978 年東京大学法学部卒、1983 年シカゴ大学MBA。東京、NY での金融機関勤務を経て、2007 年(株)ライトフラッツ代表取締役、2012 年より東京大学校友会事務局長を兼職。
ヒギンズさんが撮った南海電気鉄道 コダクロームで撮った1950〜70年代の沿線風景
¥3,278
美しいカラー写真でよみがえるシリーズ第7弾! 1960年代の日本各地を、当時まだ貴重品であったコダック社のカラーフィルムで撮影したジェイ・ウォーリー・ヒギンズによる全国各地の国鉄・私鉄のカラー写真をおさめるシリーズ。 本書には南海電気鉄道の写真を掲載。 撮影したヒギンズさんは、1927(昭和2)年に米国ニュージャージー州で生まれ、1956(昭和31)年に来日後、日本に永住して全国各地の鉄道や路面電車を撮り歩きました。今回の「南海電鉄」をはじめ、全国各地の国鉄・私鉄のカラー写真をこのシリーズでご覧いただけます。鉄道ファンの皆様はもとより、沿線にお住いの方々にとって懐かしい写真、知らなかった時代の写真が満載‼ 《写真家略歴》 J.Wally Higgins(ジェイ・ウォーリー・ヒギンズ) 1927年、アメリカ・ニュージャージー生まれ。ミシガン大学卒業後、アメリカ空軍勤務。1956年に駐留米軍の軍属として来日、以降、日本に滞在して全国各地をくまなく訪問。趣味の鉄道写真を多数撮影。撮影の対象は国鉄はもとより、大手私鉄、地方私鉄、路面電車、軽便鉄道、拓殖鉄道、森林鉄道に至るまで多岐にわたる。 《解説者略歴》 安藤 功(アンドウ イサオ) 1963(昭和38)年生まれ。NPO法人名古屋レール・アーカイブス理事。国鉄最終日に国鉄線全線完乗。現在は全国の駅探訪を進め、残り数百駅ほど。 《所蔵者略歴》 名古屋レール・アーカイブス 一般市民及び市民団体、企業に対して、鉄道の持つ学術的、文化的意義を理解させることによって鉄道についての資料の調査、収集、整理、保存及び活用に関する事業を行い、更に資料の電子情報化に関する事業を行う。それらによって鉄道文化、鉄道技術の発展に寄与することを目的とするNPO法人。
明智光秀 その才知、深慮、狡猾
¥1,980
敗れてなお歴史に名を残した将たちの生き様を描いた歴史小説――シリーズ《敗軍の将の美学》第1回配本!! なぜ光秀は本能寺で信長を討ったのか⁉ 「戦国最大のミステリー」と言われ、誰か黒幕がいるのではないかと議論が白熱している「本能寺の変」で、光秀が謀叛を起こした本当の理由とは? 光秀の本当の人物像とは? そんな明智光秀の謎に満ちた生涯を、一次資料などに基づいた全く新しい視点で描く歴史小説‼ NHK大河ドラマ『麒麟がくる』(令和2年)では、いままでのイメージである、主君、織田信長を討った逆臣のダークな光秀像が、清廉で真面目で人間味がある武将として描かれたが、本書では、一次資料などに基づいた視点から眺めることで、戦国乱世という非情な現実のなかで育まれた光秀の本当の価値観と精神、その生き様を、虚心坦懐に正面から描く。 【明智光秀(あけち・みつひで)[1516-1582]とは】 戦国時代から安土桃山時代にかけての武将、のちに大名になる。清和源氏の土岐氏の支流である明智氏に生まれる。斎藤道三に仕え、道三と義龍親子の戦いのあと浪人となり、越前国の朝倉義景を頼る。その後、将軍足利義昭に仕え、さらに織田信長に仕えるようになる。その後、信長のもとで出世し、坂本城の城主となり、越前一向一揆攻略や丹波攻略にも貢献。天正10年(1582年)、京都の本能寺にて主君織田信長を討つも、羽柴秀吉らに敗れ(山崎の戦い)、討ち取られたと言われている。 《著者略歴》 濱田 浩一郎(ハマダ コウイチロウ) 1983年生まれ、、兵庫県相生市出身。歴史学者、作家、評論家。皇學館大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。兵庫県立大学内播磨学研究所研究員・姫路日ノ本短期大学講師・姫路獨協大学講師を歴任。現在、大阪観光大学観光学研究所客員研究員。現代社会の諸問題に歴史学を援用し迫り、解決策を提示する新進気鋭の研究者。 著書に『播磨赤松一族』(新人物往来社)、『あの名将たちの狂気の謎』(中経の文庫)、『教科書には載っていない 大日本帝国の情報戦』『昔とはここまで違う!歴史教科書の新常識』(以上、彩図社)、『龍馬を斬った男 今井信郎伝』『龍虎の生贄 驍将・畠山義就』『小説アドルフ・ヒトラー(全3巻)』(以上、アルファベータブックス)、共著に『人物で読む太平洋戦争』『大正クロニクル』(以上、世界文化社)、『図 説源平合戦のすべてがわかる本』(洋泉社)、『源平合戦「3D立体」地図』『TPPでどうなる?あなたの生活と仕事』『現代日本を操った黒幕たち』(以上、宝島社)、『NHK大河ドラマ歴史ハンドブック軍師官兵衛』(NHK出版)ほか多数。
千葉県の国鉄・JR 1960~80年代の思い出アルバム
¥3,278
千葉県を走る個性豊かな国鉄・JR各線の懐かしい写真集‼ 空港、行楽地等の施設が整備されてきた千葉県内各地域と鉄道の繋がりは時代と共に変化し続け、今日に至るまで躍動を続けている。鉄道はもとより、街並みなどの変遷を顧みることができる貴重な資料。 【掲載路線】総武本線、成田線、鹿島線、外房線、東金線、内房線、久留里線、木原線(現・いすみ鉄道)、京葉線、武蔵野線、常磐線
静岡県の私鉄 昭和~平成の記録
¥3,278
静岡地域の私鉄の現役路線と廃線の懐かしい写真を多数収録! 【現役路線】伊豆急行、伊豆箱根鉄道駿豆線、岳南電車、静岡鉄道静岡清水線、大井川鐵道大井川本線・井川線、遠州鉄道、天竜浜名湖鉄道 【廃止路線】伊豆箱根鉄道軌道線、静岡鉄道清水市内線・静岡市内線・駿遠線・秋葉線、遠州鉄道奥山線ほか ※取次会社への搬入が年末時期となるため、書店さんの地域や注文冊数によって(注文数が少ないと配送が遅れることが多々あるとのことです)書店さんへの配本着日は来年1月5日以降になる可能性がございます(弊社では配送はコントロールできません。取次会社様次第です)。 《解説者略歴》 山田 亮(ヤマダ アキラ) 1953年生まれ。慶應義塾大学鉄道研究会OB、慶應鉄研三田会会員、神奈川県庁勤務、鉄道研究家。現在は、鉄道誌などに鉄道史や列車運転史の研究成果を発表。 主な著書に『上野発の夜行列車・名列車』(JTBパブリッシング)、『JR 中央線・青梅線・五日市線各駅停車』など。
溢奏(いっそう) ラフマニノフに聴く演奏の極意
¥2,970
ラフマニノフ国際ピアノコンクールの覇者が、正教をとおして見出したロシア・クラシック音楽の真髄。 好評を博した『ラフマニノフを弾け』の姉妹版、ついに刊行! その後、7年間にわたる思索の軌跡。多くの人を魅了してやまないラフマニノフの音楽は、正教を抜きにしては語れない。本書では、ラフマニノフをはじめとするロシアの偉大な音楽家、音楽学者たちの声に耳を傾け、その根底に流れる信仰の心を深く感じとり、音楽とは何か、音楽家の使命とは何かを追求していく。自筆論文3本、和訳論文4本を収録。巻末には、正教の聖人やロシアの詩人の深遠な言葉も掲載。 弾くことの意味を求めるあなたへ贈る、精神的な道しるべとなる一冊。 【編著者より】 ピアノを弾く。その向こうに、何があるのか。何を観て、何のために弾くのか。 この問いは「何のために生きるのか」という問いに直結する。目的が人生のすべてを変える以上、どういう目的を持つかが肝心だ。 キリスト教は、天国という目的を持てと教える。それは力づくで奪うもの(マタイ11:12)、つまり努力して得るものであり、しかも、わたしたちの内にある(ルカ17:21)、という。 ピアノは心で弾くものであって、頭や指で弾くものではない。心から音楽が溢れてくるにはどうしたらいいのか、その点を追求した成果が一冊の本になった。自分で書いた論文だけでなく、このテーマに関するロシア語の文献も和訳した。ラフマニノフ著「優れたピアノ演奏に典型的な10の特長」も入っている。「音楽――それは愛!」とラフマニノフは言う。そういう演奏を目指す方は、ぜひ一度手に取って読んでみていただきたい。 《目次》 第1章 音楽の創造力の探求(土田定克) 第2章 ラフマニノフの芥子種(土田定克) 第3章 ロシア音楽のロゴスへの道(ガリマ・ルキナ) 第4章 音楽と存在にみる天の闡明 (ヴャチェスラフ・メドゥシェフスキー) 第5章 優れたピアノ演奏に典型的な10 の特長 (セルゲイ・ラフマニノフ) 第6章 神父と信徒芸術家 (聖イグナティ・ブリャンチャニノフ) 第7章 永遠の愛を宣べ伝えるために(土田定克) 付録1 『修行訓話』抜粋集(シリアの聖イサアク) 付録2 ロシアの十字架(ニコライ・メリニコフ) 【編著者略歴】 土田 定克(ツチダ サダカツ) 1975年、東京生まれ。桐朋学園大学音楽学部ソリスト・ディプロマコースを経てモスクワ音楽院卒業、同大学院修了。小西由紀子、坂田晴美、兼松雅子、A.ムンドヤンツ、V.メルジャノフに師事。第3回ラフマニノフ国際コンクール第1位(2002年、モスクワ)。ロシア各地、ウクライナ、クロアチア、タイ、韓国等はじめ、国内(東京文化会館、東京オペラシティ、すみだトリフォニーホール、カザルスホール、練馬文化センター、横浜みなとみらいホール等)でも演奏会多数。名指揮者V.フェドセーエフ率いるモスクワ放送交響楽団や、M.タルブク率いるHRTクロアチア放送交響楽団、三ツ橋敬子指揮・東京フィルハーモニー交響楽団はじめザグレブ弦楽四重奏団など、オーケストラや室内楽との共演も多数。CD「ラフマニノフ 24のプレリュード」「ピアノ名曲集 乗り越えて」をリリース。2016年、自著『ラフマニノフを弾け』を上梓。同ロシア語版『Россия и Рахманинов глазами японского музыканта』もモスクワから出版。親善的な演奏活動に対し、ロシアのペルミ市長(2004年)や韓国の群山警察署長(2016年)、ウクライナの第2代大統領クチマ(2018年)より功労感謝状授与。尚絅学院大学教授。宮城学院女子大学音楽科非常勤講師。 ※本書の著者出演のイベントのお知らせ 12月15日(金)に「三田市総合文化センター郷の音ホール」にて開催される「ラフマニノフ生誕150周年記念コンサート」にて、『ラフマニノフを弾け』の著者で12月に新刊『 溢奏(いっそう) ラフマニノフに聴く演奏の極意』を刊行する土田定克氏(ピアノ)とナターリア・コズローヴァ(ソプラノ)の協演が開催されます。 新刊『 溢奏(いっそう) ラフマニノフに聴く演奏の極意』と既刊の『ラフマニノフを弾け!』も会場で販売いたします。 『ラフマニノフ生誕150周年記念コンサート 土田定克(ピアノ)+ナターリア・コズローヴァ(ソプラノ)」 https://sanda-bunka.jp/wp-content/uploads/1215_%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B4%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E3%81%AE%E4%BC%9A.pdf 場所:三田市総合文化センター郷の音ホール・小ホール 日時:2023年12月15日(金) 時間;18:30 料金:2,500円(学生1,000円)(自由席) 問い合わせ先 郷の音ホールチケットセンター 〒669-1531 兵庫県三田市天神1-3-1 TEL:079-559-8101 スラヴ音楽の会 TEL:06-6763-0877 MAIL:jesosaka@jt3.so-net.ne.jp
京都府・滋賀県の私鉄 昭和~平成の記録
¥3,278
京滋地域の現役路線と廃線‼ 【現役路線】近畿日本鉄道、京阪電気鉄道、阪急電鉄、京福電気鉄道、叡山電鉄、比叡山鉄道、鞍馬山鋼索鉄道、近江鉄道、京都市営地下鉄、嵯峨野観光鉄道、北近畿タンゴ鉄道、丹後海陸交通、信楽高原鐵道、【廃線】京都市電、加悦鉄道、北丹鉄道、江若鉄道の懐かしい写真を多数収録! 《解説者略歴》 辻 良樹(ツジ ヨシキ) 滋賀県生まれ。鉄道関係のPR誌編集を経て鉄道研究家に。著書に『関西 鉄道考古学探見』『にっぽん列島車両図鑑』(ともにJTB パブリッシング)、『阪神電鉄・山陽電鉄 昭和の記憶』(彩流社)、『日本ののりもの大図鑑』(学研パブリッシング)、『小田急電鉄 各駅停車』(洋泉社)他多数。
電車だけが鉄道車両ではない ディーゼル車のツブヤキ
¥2,750
鉄道車両の技術解説書はこれまでも多数出版されているが、最近の多くの書籍は電気車両を中心に書かれているものがほとんどで、ディーゼル車については付け足し程度の扱いで済まされている。本書では、これまで「説明書」のような専門書以外には書かれてこなかったディーゼル車の動力系について、エンジンと変速機に限って詳しく記述する。 より詳しく、鉄道車両について、その動力系についても知りたい鉄道ファン必携の書!! 《目次》 はじめに──きしゃと電車 1章 ここが疑問・鉄道ディーゼル車 エンジンの部品はどのようにつくられているか 液体変速機は自動変速機・変速できる原理 旧型気動車の運転操作は職人技 どちら向きも前進 逆向きにつないでも引張りあいをしないわけ 照明・空調の電気をどうしているか 120km/hで走るには 鉄のレールと鉄の車輪では空回りする 燃費・リッター何km走るのか(気動車特急「白鳥」の燃費) 照明・空調の電気をどうしているか 直接噴射式は最新技術なのか 2章 革新機構テンコモリ・キハ181 系 ホントに”エンジン”トラブルだったのか 驚き!コンピュータを使わないフルオートマチックの機構 運転室後部の機器室には何が入っているのか 屋根上放熱器がオーバヒートの原因なのか・能力不足ではない 意外な計測結果・排気温度がなぜ高いのか エンジンを小型にする工夫・特異なクランク軸 水平対向型はV型とは言わない 台車の4個の車輪は全部つながっている(1) 3章 名車・機関車DD51 機関車を軽くすると性能低下する エンジンはV型12気筒48バルブインタークーラ付ターボ ターボを付けるとなぜパワーアップするのか 変速機は3速フルオートマチック・デジタル式 台車の4個の車輪は全部つながっている(2) 1台だけ試作・DE50が量産されていたら…… 電気式ディーゼル・なぜいま、電気式なのか 4章 堅実車キハ40 系 故障しないエンジン・変速機に改良した 回転を合わせてつなぐシカケ 方向転換の方法は 5章 伝説の機関車DD54 機関車の推進軸が折れて脱線転覆・その原因は? ドイツのエンジンだけが精密なのか 6章 蒸気機関車の物理と化学 蒸気機関車のスーパーチャージャ 鉄のボイラが錆びないわけ 蒸気が出ない汽車、蒸気が出るエンジン あとがき──モノづくりの道 《著者略歴》 原 正(ハラ タダシ) 1959年名古屋生まれ。鉄道車両のディーゼル機関、流体変速機の製造工場に入社し、ディーゼルエンジンを含め各種機械の設計に従事。入社して数年後、鉄道車両のディーゼル機関、流体変速機からは撤退の方向となったため、車両用機械に直接関わることはなかったが、ガスエンジンやコージェネレイションのような内燃機関による自家発電設備の設計に従事した。このときにドイツMAN社、MTU(エムテーウー)社製のエンジン、USA製のエンジン、ガスタービンの周辺機器の設計も経験。また、エンジンだけでなく蒸気、発電機など、幅ひろく、電力や熱工学システムに関わることができ、直接噴射式機関の設計と性能計測にも関わる。小学生の頃からラジオなどの電子工作も行ない、電子回路については書籍や雑誌で学ぶ。「手作りアンプの会」会員。
福知山線 篠山線、加古川線、播但線、姫新線、高砂線、三木線、北条線、鍛冶屋線 1960~90年代の思い出アルバム
¥3,520
昭和~平成初期時、陰陽連絡から都市近郊路線への変貌の記録! 山陰本線を補完する幹線である福知山線の懐かしい車両や駅舎の写真が満載。 播磨地域の加古川線、播但線、姫新線ほか廃止された篠山線、高砂線、鍛冶屋線、北条線、三木線なども百花繚乱に登場します!! 《解説者略歴》 辻 良樹(ツジ ヨシキ) 滋賀県生まれ。鉄道関係のPR誌編集を経て鉄道研究家に。著書に『関西 鉄道考古学探見』『にっぽん列島車両図鑑』(ともにJTB パブリッシング)、『阪神電鉄・山陽電鉄 昭和の記憶』(彩流社)、『日本ののりもの大図鑑』(学研パブリッシング)、『小田急電鉄 各駅停車』(洋泉社)他多数。
東急電鉄池上線沿線アルバム
¥3,520
東急電鉄池上線の沿線の歴史が、本邦初出の写真や絵葉書、古地図でよみがえる‼ かつての池上線沿線の風景、過ぎ去った時間の名残を感じることができる貴重な写真集‼ 「都会のローカル線」という言葉がふさわしいのか、どうかはわからないが、五反田駅と蒲田駅を結ぶ東急池上線には、東京の私鉄らしからぬ独特の風情が漂っている。歴史をひもといてゆくと、この線は池上本門寺に参詣客を運ぶ路線だったし、当初の沿線には大きな街も見当たらなかった。しかし、昭和時代に東京市が15区から35区へと拡大してゆく中で、沿線の開発が進んで、各駅周辺に住宅地、商業地が広がってゆく。特に起終点駅が置かれた蒲田と五反田は、ともに東京における個性的な街として成長していった。 それでも、現在も3両編成で走る池上線には、どこかローカルな雰囲気が漂う。いまや懐メロとなった西島三重子の「池上線」の歌詞が、そのまま登場してきそうな駅前が目の前に浮かんでくる。本書では、そんな懐メロ調の路線を走った車両の姿とともに、沿線に息づいてきた街と建物、名所の姿を振り返る。 《著者略歴》 生田 誠(イクタ マコト) 1957(昭和32)年、京都市東山区生まれ。実家は三代続いた京料理店。副業として切手商を営んでいた父の影響を受け、小さい頃より切手、切符、展覧会チケットなどの収集を行う。京都市立堀川高校を卒業して上京し、東京大学文学部美術史専修課程で西洋美術史を学んだ。産経新聞文化部記者を早期退職し、現在は絵葉書・地域史研究家として執筆活動などを行っている。主な著書に『ロスト・モダン・トウキョウ』(集英社)、『モダンガール大図鑑 大正・昭和のおしゃれ女子』(河出書房新社)、『2005日本絵葉書カタログ』(里文出版)、『日本の美術絵はがき 1900-1935』(淡交社)、『東京古地図散歩【山手線】』(フォト・パブリッシング)ほか多数。 本書では駅周辺の解説、沿線案内図・地図・写真解説等を担当。 矢崎 康雄(ヤザキ ヤスオ) 1947(昭和22)年東京都荒川区生まれ。慶應義塾大学鉄道研究会OB。幼少期から鉄道全般に興味を持つ。鉄道写真は中学生から撮り始めた。中学高校も鉄道研究会に所属、京成電車で通学して京成ファン。JTBに就職後、趣味対象が広がり、外国、主にヨーロッパに関心を持つ。ドイツの路面電車地下鉄のある都市や町約60か所はすべて訪れている。所属団体: Light Rail Transit ssociation、鉄道友の会、鉄研三田会など。鉄道趣味以外は音楽。オペラ鑑賞など。 本書では鉄道写真の解説を担当。
ルービンシュタイン 全録音をCDで聴く
¥4,180
ルービンシュタインの生涯にわたってなされた全ての録音(1928~1976)を彼の人生においての出来事とともに論じ、CDで聴けるようにガイドする。 前回好評だった『ホロヴィッツ全録音をCD で聴く』に続く、シリーズ第2弾! 「己の演奏を後世に残す」という強い使命感を持って晩年まで録音に挑み続けたピアニストのアルトゥール・ルービンシュタイン(1887~1982)。彼の代名詞とも言えるショパンの演奏をはじめ、全ての録音データを網羅するとともに、彼の音楽人生も辿っていく。 【全録音ディスコグラフィー付】 《著者略歴》 藤田 恵司(ふじた けいじ) 1978年1月22日、20世紀を代表するピアニスト、ウラディミール・ホロヴィッツ(1903~1989)のアメリカ・デビュー50周年記念演奏会の2週間後に生まれる。中1のときにたまたま音楽の授業で聴いた往年の名ヴァイオリニスト、ミッシャ・エルマン(1891~1967)の弾く「ツィゴイネルワイゼン」[VANGUARD]がきっかけでクラシック音楽の魅力に目覚める。後に旭川出身の音楽評論家、故・佐藤泰一氏(1938~2009)との親交やコンサートで旭川をたびたび訪れたウィーンのピアノの巨匠、故・イェルク・デームス(1928~2019)に接し、ピアノ曲やピアニストにおける世界の奥深さを知る。2007年9月から2009年8月まで旭川市・大雪クリスタルホールの運営協議委員を務める。「クラシックジャーナル047 クラシックCD 最終形態としてのBOX」(アルファベータ2013年)中の「50のBOXに聴くピアニストの至芸」を執筆。著書に『ホロヴィッツ 全録音をCDで聴く』(アルファベータブックス 2019年)がある。
長野県・新潟県の鉄道 1960~2000年代の思い出アルバム
¥3,520
信濃・越後を駆け抜けた国鉄・私鉄の記録! 【本書に掲載する鉄道路線】 信越本線、上越線、小海線、飯山線、只見線、磐越西線、中央本線、東線・西線、篠ノ井線、大糸線、飯田線、北陸本線、上田交通、草軽電鉄、長野電鉄、松本電鉄、新潟交通、蒲原鉄道、越後交通、頚城鉄道(掲載路線は一部変更される場合があります) 《写真家略歴》 篠原 力(シノハラ ツトム) 1940(昭和15)年1月、東京市本所区生まれ。幼少の頃から両国駅の転車台を見に行き、鉄道に興味を抱く。一時期鉄道友の会入会。1959(昭和34)年5月、東京都交通局入局。同日地下鉄建設部配属。都営地下鉄4路線の建設計画・設計および保守管理業務に携わる。2000(平成12)年3月、東京都交通局定年退職。在職中は余暇を利用し、全国の鉄道を見て歩き旅を行う。現在は機関車牽引列車の撮影および撮り貯めた写真の整理・デジタル化に取組中。 《著者略歴》 辻 良樹(ツジ ヨシキ) 滋賀県生まれ。鉄道関係のPR誌編集を経て鉄道研究家に。著書に『関西 鉄道考古学探見』『にっぽん列島車両図鑑』(ともにJTBパブリッシング)、『阪神電鉄・山陽電鉄 昭和の記憶』(彩流社)、『日本ののりもの大図鑑』(学研パブリッシング)、『山陰本線 思い出アルバム』(アルファベータブックス)他多数。
つくばエクスプレス沿線アルバム 秋葉原〜つくば58.3㎞を結ぶ20駅
¥3,278
世界の電気街「秋葉原」から最先端IТ都市つくばを直結する沿線の写真記録!! 2005年に開業し沿線各地を大変貌させたТXの全駅掲載(秋葉原、新御徒町、南千住、北千住、青井、六町、八潮、三郷中央、南流山、流山セントラルパーク、流山おおたかの森、柏の葉キャンパス、柏たなか、守谷、みらい平、みどりの、万博記念公園、研究学園、つくば)。沿線の古地図、空撮写真、郷土写真なども豊富に掲載。 《著者略歴》 生田 誠(イクタ マコト) 昭和32年、京都市生まれ。東京大学文学部美術史学専修課程修了。全国紙文化部記者などを経て、現在は地域史・絵葉書研究家。絵葉書を中心とした収集・研究を行い、集英社、学研パブリッシング、河出書房新社、彩流社、アルファベータブックス、弊社等から著書多数。 山田 亮(ヤマダ アキラ) 1953年生まれ。慶應義塾大学鉄道研究会OB、慶應鉄研三田会会員、元・神奈川県庁勤務、鉄道研究家。現在は、鉄道誌などに鉄道史や列車運転史の研究成果を発表。著書に『上野発の夜行列車・名列車』(JTB パブリッシング)、『JR 中央線・青梅線・五日市線各駅停車』など。
阪急京都線、千里線、嵐山線沿線アルバム 昭和~平成
¥3,278
JRと競うように狭隘な天王山を通り商都~古都を結んで走る阪急京都線の写真集‼ 阪急電鉄京都線の前身は新京阪鉄道という京阪電気鉄道の系列会社だった。京阪との合併、分離を経て京阪神急行電鉄から現在の阪急京都線に至った。 本書は京都線を走った懐かしい車両や沿線風景に加えて、千里ニュータウンと大阪メトロ堺筋線に乗り入れる千里線と、神社仏閣が沿線に並ぶ嵐山線も取り上る‼ 《著者略歴》 生田 誠(イクタ マコト) 昭和32年、京都市生まれ。東京大学文学部美術史学専修課程修了。全国紙文化部記者などを経て、現在は地域史・絵葉書研究家。絵葉書を中心とした収集・研究を行い、集英社、学研パブリッシング、河出書房新社、彩流社、アルファベータブックス、弊社等から著書多数。 山田 亮(ヤマダ アキラ) 1953年生まれ。慶應義塾大学鉄道研究会OB、慶應鉄研三田会会員、元・神奈川県庁勤務、鉄道研究家。現在は、鉄道誌などに鉄道史や列車運転史の研究成果を発表。著書に『上野発の夜行列車・名列車』(JTB パブリッシング)、『JR 中央線・青梅線・五日市線各駅停車』など。
相模鉄道 昭和~平成の記録
¥3,278
丹沢の山並みを遠景に横浜西口から畑地が残る相模野へ向かう相模鉄道の写真集!! 現在の相模鉄道の前身は「神中鉄道」で、戦時下に現在のJR相模線(当時は相模鉄道)に吸収され、終戦直前に東京急行電鉄に委託するなどの試練を経て沿線の開発と設備の改良を進め、首都圏南西部の高速郊外鉄道網の一角を担うまでに成長した。 新横浜線の開業でさらなる躍進を遂げた相模鉄道の懐かしい車両や駅舎の写真が満載の写真集!! 《解説者略歴》 山田 亮(ヤマダ アキラ) 1953年生まれ。慶應義塾大学鉄道研究会OB、慶應鉄研三田会会員、神奈川県庁勤務、鉄道研究家。現在は、鉄道誌などに鉄道史や列車運転史の研究成果を発表。 主な著書に『上野発の夜行列車・名列車』(JTBパブリッシング)、『JR 中央線・青梅線・五日市線各駅停車』など。
新版 吉本隆明『心的現象論』の読み方
¥2,420
『心的現象論』から「人の心」と「人の心の不調」の本質を読み解く! 臨床心理士の著者が現場で抱えていた悩みに明確な答えを与えてくれた吉本隆明の『心的現象論序説』と『本論』。『心的現象論』の根幹にある「個人幻想」「対幻想」「共同幻想」とは一体何なのか。「自分自身との関係」、「他者との1対1の関係」、「組織や集団との関係」。この次元の異なる〝3つの対人関係〟を理解することによって「人の心」と「人の心の不調」の本質が鮮やかに見えてくる! 新版では著者が携わる「就労支援」の場に吉本思想を交差させた「補章」を新たに収録。 ※本書は、現在入手困難な文芸社版(2011年刊行)の新版になります。 《目次》 第一章〝心〟をどうとらえるか 第二章〝心の不調〟とは〝対人関係の不調〟のことである 第三章〝心理療法〟を〝対人関係〟の視点から読み解く 第四章 『心的現象論』には知恵が詰まっている 補 章〝思想の言葉〟と〝生活の言葉〟とが出会う場所「就労支援」 《著者略歴》 宇田 亮一(ウダ リョウイチ) 臨床心理士、心理臨床ネットワークアモルフ代表、一般社団法人SPIS(エスピス)研究所理事長。 大阪大学経済学部経済学科卒業後、キリンビール株式会社山口支社長、株式会社キリンビジネスシステム取締役社長、キリンビール株式会社横浜工場副工場長。 立教大学大学院現代心理学研究科臨床心理学専攻博士課程前期課程卒業後、立教大学心理教育相談所研究員、横浜地方裁判所労働審判員を経て、現職。 著書に、『吉本隆明『心的現象論』の読み方』(文芸社)、『吉本隆明『共同幻想論』の読み方』(菊谷文庫)、『吉本隆明〝心〟から読み解く思想』(彩流社)、『吉本隆明「言語にとって美とはなにか」の読み方』(アルファベータブックス)『吉本隆明『マス・イメージ論』を読む』(小鳥遊書房)、『新装版 吉本隆明『共同幻想論』の読み方』(アルファベータブックス)、共著に、『発達障害の人の雇用と合理的配慮がわかる本』(弘文堂)、(コラム執筆)「SPISによる体調管理と発達障害の特徴のあらわれ方」などがある。
鍵盤に指を置くとき トゥレットは僕の個性
¥1,980
音楽を通じて、多くの人にこの難病への理解を広げたい 自分の意思にかかわらず、身体が動いたり声が出てしまったりする神経疾患「トゥレット症候群」。8歳で発症後、チック症状に悩まされ、生きていくうえで様々な困難にぶつかりながらも、ピアニストとして、人間として成長していったYUSK がその人生を綴る!! 症状が悪化し、ピアノさえ手につかない時もあったYUSK が、それでも人生を立て直し、元の軌道に戻れたのはピアノの存在のおかげだった。ピアノの鍵盤に指を置くと、その瞬間にチック症状が消えた……奇跡がおきた瞬間だった。 トゥレット症と闘う中原中也賞受賞詩人・須藤洋平氏推薦! 「僕らはなんだかんだで、ここまでやってきたんですもの。それはもう既に、奇跡だと思うのです。」(須藤洋平) ※トゥレット症候群とは 「チック」と呼ばれる突発的、急速で反復的、非律動的な運動や音声が自分の意志とは関係なく突然現れ、繰り返す症状が1 年以上みられる病気で小児期に発症する。チックは、運動チック(まばたき、首振り、肩すくめ、顔しかめ、自分を叩くなど)と、音声チック(咳払い、鼻すすり、叫ぶ、特定の言語を繰り返すなど)がある。 《著者略歴》 YUSK(ユウスケ) 佐賀県出身。6ヵ月で父親のロンドン赴任に伴いイギリスに渡る。5歳から鈴木メソッドでピアノを始める。7歳までロンドンで生活後、ジュネーブ、東京、ニューヨーク、再びロンドンへと父親の赴任地が変わるたびに転居を繰り返す。生活環境の急激な変化により8歳のときトゥレット症候群を発症。言葉による音声チックと、首振りやまばたきなどを繰り返す運動チックの二つがさまざまな形で現れる。薬の副作用に苦しむも、好きなピアノを弾いているときは症状が出なかった。ニューヨークのジュリアード音楽院、英国チーダム音楽学校(首席)卒業、同時にヘンリーウッド音楽賞を受賞。2000年、ドイツのベルリン芸術大学に最高点で入学。その後、6年間トゥレット症候群の為、演奏活動を休止。ベルリン芸術大学を退学後、ドイツのハノーファー音楽大学に入学、ベルント・ゲツケ、ミーキョン・キムの両氏に師事。2009年、ロンドンで復帰コンサート。2014年、同大学院修士課程修了。クリストファー・デューク・メモリアル・コンクール第2位、ヨーロッパ・ベートーヴェン・コンクール第2位、ダドリー国際ピアノ・コンクール・ファイナリスト。現在、英国王立音学院非常勤講師、及びロンドン交響楽団(London Symphony Orchestra)の専属ピアニスト。
京成電鉄、新京成電鉄、北総鉄道 昭和~平成の記録
¥3,278
東京東部から成田、千葉方面へ路線を展開する京成電鉄と新京成電鉄、北総鉄道の写真集‼ 成田山への参詣輸送に空港アクセス、地元住民にも愛される京成電鉄。鉄道連隊の演習線を整備してスタートした新京成電鉄も今や準大手私鉄。千葉県北西部に広がる千葉ニュータウンの足として敷設された北総鉄道。京成電鉄と京成グループの新京成電鉄、北総鉄道(千葉ニュータウン鉄道)の懐かしい写真が満載‼ 《解説者略歴》 山内 ひろき(ヤマノウチ ヒロキ) 1990(平成2)年東京都生まれ。近所に貨物駅などがあり鉄道に多く触れ合う環境で育ってしまい根っからの鉄道好きとなった。現在は会社員の傍ら、鉄道関係書籍などの原稿を執筆している。
食堂車は復活できるのか?
¥2,750
かつて昭和の時代であれば、鉄道旅行の「食」と言えば食堂車であった!! しかし今や、わが国ではほとんどの食堂車は廃止され、食堂車はクルーズトレインを除けば、「サフィール踊り子」、「TOHOKU EMOTION」、西武鉄道の「52席の至福」程度しか存在しない…… 本書では食堂車の変遷とその推移を述べるとともに、食堂車を活性化させる試みや復活させるべき列車や領域、そして今後の食堂車のあるべきサービスについても提言する!! 《目次》 1.国鉄末期の食堂車事情 ⑴食堂車の衰退/⑵新幹線の食堂車/⑶在来線の食堂車 2.食堂車を活性化させる試み ⑴100 系新幹線の導入/⑵東京~九州間の寝台夜行列車/⑶JR 九州の試み 3.寝台特急「北斗星」「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」 ⑴サシ481 改造のスシ24 /⑵完全な新造車であるマシE26 4.「サフィール踊り子」 ⑴「サフィール踊り子」の運転開始/⑵食堂車を利用した感想 5.民鉄のビュッフェ車 ⑴近鉄「しまかぜ」/⑵近鉄「青のシンフォニー」(コラム)西武鉄道「52席の至福」/⑶東武鉄道「スペーシア」 6.今後の食堂車のあり方 ⑴今後、食堂車が復活しやすい領域/⑵航空会社のノウハウを活用する/⑶クルーズトレインからのフィードバック/⑷海外の参考になる事例 《著者略歴》 堀内重人(ホリウチ シゲト) 1967年生まれ。立命館大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。運輸評論家として執筆や講演活動、テレビ出演などを行う傍ら、NPOなどで交通問題を中心とした活動を行なう。日本交通学会、公益事業学会、日本海運経済学会、交通権学会会員。主な著書に『高速バス』(グランプリ出版)、『鉄道・路線廃止と代替バス』(東京堂出版)、『地域で守ろう!鉄道・バス』(学芸出版社)、『新幹線VS 航空機』(東京堂出版)、『チャレンジする地方鉄道』(交通新聞社)、『元気なローカル線のつくりかた』(学芸出版社)、『寝台列車再生論』(戎光祥出版)、『ビジネスのヒントは駅弁に詰まっている』(双葉社)、『観光列車が旅を変えた~地域を拓く鉄道チャレンジの軌跡~』(交通新聞社)、『「しまかぜ」「青の交響曲」誕生の物語』『「Laview」「52 席の至福」と西武鉄道の行楽客輸送』(以上、アルファベータブックス)などがある。
山陰本線 1960~2000年代の思い出アルバム
¥3,278
京都・兵庫・鳥取・島根・山口を駆け抜ける日本最長路線の記録! 京都駅と本州の西端・下関市の幡生駅を結ぶ、674キロの日本最長路線。余部橋梁をはじめ日本海の絶景を望む沿線には温泉や名所・旧跡も多数。現在は京都近郊区間が発展、伯備線・智頭急行経由で山陰に向かう列車も充実。山陰本線駆け抜けた伝統の名列車「出雲」「だいせん」「丹後」など続々登場‼ 《解説者略歴》 辻 良樹(ツジ・ヨシキ) 滋賀県生まれ。鉄道関係のPR誌編集を経て鉄道研究家に。著書に『関西 鉄道考古学探見』『にっぽん列島車両図鑑』(ともにJTBパブリッシング)、『阪神電鉄・山陽電鉄 昭和の記憶』(彩流社)、『日本ののりもの大図鑑』(学研パブリッシング)、『小田急電鉄 各駅停車』(洋泉社)他多数。
東急電鉄 昭和~平成の記録
¥3,278
東京南部の渋谷・目黒などから、神奈川北東部にかけて路線を展開する東急電鉄の写真集。 画期的な技術で時代をリードした東急各線の懐かしい名車両や駅風景、沿線古地図が満載。昭和風情が残り地域に愛されている世田谷線と廃止された玉川電気鉄道(玉川線、砧線、溝ノ口線)も収録。間もなく開業する新横浜線と相鉄乗り入れで、新たな広域鉄道ネットワークが形成される東急に大注目!! 《解説者略歴》 山田 亮(ヤマダ アキラ) 1953年生まれ。慶應義塾大学鉄道研究会OB、慶應鉄研三田会会員、神奈川県庁勤務、鉄道研究家。現在は、鉄道誌などに鉄道史や列車運転史の研究成果を発表。 主な著書に『上野発の夜行列車・名列車』(JTBパブリッシング)、『JR 中央線・青梅線・五日市線各駅停車』など。
フェレンツ・フリッチャイ 理想の音楽を追い続けて
¥3,190
「フルトヴェングラーとトスカニーニの間に位置する」と評されたその特異な芸風はどのように形成されていったのか。 ドイツを中心にヨーロッパやアメリカで活躍したハンガリー出身の指揮者、フェレンツ・フリッチャイ。戦争、音楽界での対立、そして病……多くの困難に直面しながらも、自らが理想とする音楽を追い続け、その中から特異な芸風を創り上げていった名匠の生涯を辿る。 *フェレンツ・フリッチャイ 1914年、ブダペスト生まれ。フランツ・リスト音楽院卒業。指揮者。セゲド・フィルハーモニー、ブダペスト国立歌劇場、ハンガリー国立交響楽団の音楽監督を歴任。戦後はベルリンのRIAS交響楽団首席指揮者、バイエルン州立歌劇場音楽監督等を歴任、欧米各地に客演。1958年秋ごろより白血病の症状が現れ、1963年、スイスのバーゼルにて48歳で亡くなる。 【目次】 第1章 幼少期から大学卒業まで 第2章 セゲドで指揮者として活動開始、実力を蓄える 第3章 ウィーン客演とザルツブルク音楽祭デビュー 第4章 ベルリン・デビューとRIAS交響楽団首席指揮者就任(第一期ベルリン時代その一) 第5章 RIAS交響楽団を一流オーケストラに(第一期ベルリン時代その二) 第6章 ヒューストン、ミュンヘンでの活動 第7章 晩年(第二期ベルリン時代) 付 章 特に忘れ難い演奏 資 料 ディスコグラフィ *ほか、コラムも充実 【著者略歴】 大脇 利雄(オオワキ・トシオ) 1958年6月、群馬県安中市生まれ。1982年、筑波大学第一学群自然学類(数学主専攻)卒業。同年日本国有鉄道入社、1987年、国鉄分割・民営化に伴い東日本旅客鉄道株式会社に入社、安全対策部門で16年勤めた後、籠原運輸区副区長、安中榛名駅長を歴任。2011年、JR東日本メカトロニクス株式会社に出向、2019年6月、定年で退職。吾妻線CTC(列車集中制御装置)の信号を操作する時期をアラームで知らせるプログラムをBASICで作成。高鉄運転史『轣轆114』編集委員、原稿の一部を担当、また数枚の写真を提供。書籍『伝説の指揮者フェレンツ・フリッチャイ』(アルファベータブックス)では資料を提供。2000年11月にウェブサイト「My Favorite Fricsay」を開設。