
名鉄の支線、廃線 上巻(三河・知多編、瀬戸線)
¥2,970
名鉄の支線と廃線の懐かしい鉄道風景写真集! 上巻では常滑線、瀬戸線、豊川線、小坂井支線、岡崎市内線、渥美線ほかを紹介。 【上巻の掲載路線】 <現役路線> 常滑線、空港線、築港線、河和線、知多新線、豊川線、西尾線、蒲郡線、 三河線、豊田線、瀬戸線 <廃止路線> 小坂井支線、安城支線、平坂支線、岡崎市内線、福岡線、拳母線、 門立支線 <譲渡路線> 渥美線 《著者略歴》 生田 誠(イクタ マコト) 昭和32年生まれ。東京大学文学部美学美術史学専修課程修了。産経新聞東京本社文化部記者などを経て、現在は地域史・絵葉書研究家。絵葉書を中心とした収集・研究を行い、集英社、学研パブリッシング、河出書房新社、彩流社等から著書多数。
名鉄名古屋本線 下巻(金山~名鉄岐阜) 1960年代~90年代の思い出アルバム
¥2,970
1960年代~90年代の名鉄名古屋本線(金山~名鉄岐阜)沿線各駅の鉄道と周辺の懐かしい風景写真が満載の思い出アルバム。 下巻では、名古屋本線の西側の路線の歴史を振り返りつつ、歴代の名鉄の車両や沿線風景の変遷を豊富な写真、絵葉書などで紹介する。 【下巻の掲載駅】 金山、山王、名鉄名古屋、栄生、東枇杷島、西枇杷島、二ツ杁、新川橋、須ケ口、丸ノ内、新清州、大里、奥田、国府宮、島氏永、妙興寺、名鉄一宮、今伊勢、石刀、新木曽川、黒田、木曽川堤、笠松、岐南、茶所、加納、名鉄岐阜 《著者略歴》 生田 誠(イクタ マコト) 昭和32年生まれ。東京大学文学部美学美術史学専修課程修了。産経新聞東京本社文化部記者などを経て、現在は地域史・絵葉書研究家。絵葉書を中心とした収集・研究を行い、集英社、学研パブリッシング、河出書房新社、彩流社等から著書多数。
小説 アドルフ・ヒトラー Ⅰ 独裁者への道
¥1,980
小説で読む、世紀の独裁者アドルフ・ヒトラーの生涯。全3巻、刊行開始!! 「邪悪な独裁者」といわれた男の生涯を描いた初めての歴史小説! 「人間」ヒトラーの実像とは? 知られざる総統の初恋⁉ ユダヤ人はなぜ大虐殺されたのか? 世界大戦はなぜ起きたのか? ヒトラーの「愛」と「憎しみ」と「野望」を描く! Ⅰ(第一回配本)では、ヒトラーの幼少期から不遇の青年期を経て、ナチ党に入党し、演説で頭角を現して人々の注目を集め、そしてミュンヘン一揆の失敗で自殺を図ろうとするまでを描く。 ※第二回配本「Ⅱ―ヨーロッパの覇者への道」、第三回配本「Ⅲ―破滅への道』続々刊行予定 《目次》 第1章 愛憎――アロイスとクララ 第2章 恋――シュテファニー 第3章 帝都――ウィーン 第4章 鉄十字章――ソンム 第5章 国民社会主義ドイツ労働者党――ナチス 第6章 ミュンヘン一揆――クーデター 《著者略歴》 濱田 浩一郎(ハマダ コウイチロウ) 1983年生まれ、兵庫県相生市出身。歴史学者、作家、評論家。皇學館大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。兵庫県立大学内播磨学研究所研究員・姫路日ノ本短期大学講師・姫路獨協大学講師を歴任。大阪観光大学観光学研究所客員研究員。現代社会の諸問題に歴史学を援用し迫り、解決策を提示する新進気鋭の研究者。 著書に『播磨赤松一族』(新人物往来社)、『あの名将たちの狂気の謎』(中経の文庫)、『日本史に学ぶリストラ回避術』(北辰堂出版)、『日本人のための安全保障入門』(三恵社)、『歴史は人生を教えてくれるー15歳の君へ』(桜の花出版)、『超口語訳 方丈記』(東京書籍のち彩図社文庫)、『日本人はこうして戦争をしてきた』(青林堂)、『超訳 橋下徹の言葉』(日新報道)、『教科書には載っていない 大日本帝国の情報戦』(彩図社)、『昔とはここまで違う!歴史教科書の新常識』(彩図社)、『靖献遺言』(晋遊舎)、『超訳 言志四録』(すばる舎)、本居宣長『うひ山ぶみ』(いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ16、致知出版社)、『超口語訳 徒然草』(新典社新書)、『龍馬を斬った男―今井信郎伝』『龍虎の生贄 驍将・畠山義就』(アルファベータブックス)、共著『兵庫県の不思議事典』(新人物往来社)、『赤松一族 八人の素顔』(神戸新聞総合出版センター)、『人物で読む太平洋戦争』『大正クロニクル』(世界文化社)、『図説源平合戦のすべてがわかる本』(洋泉社)、『源平合戦「3D立体」地図』『TPPでどうなる?あなたの生活と仕事』『現代日本を操った黒幕たち』(以上、宝島社)、『NHK大河ドラマ歴史ハンドブック軍師官兵衛』(NHK出版)ほか多数。監修・時代考証・シナリオ監修協力に『戦国武将のリストラ逆転物語』(エクスナレッジ)、小説『僕とあいつの関ヶ原』『俺とおまえの夏の陣』(以上、東京書籍)、『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史』全十五巻(角川書店)。
名鉄名古屋本線 上巻(豊橋~神宮前) 1960年代~90年代の思い出アルバム
¥2,970
1960年代~90年代の名鉄名古屋本線(豊橋~神宮前)沿線各駅の鉄道と周辺の懐かしい風景写真が満載の思い出アルバム。 岡崎城や熱田神宮など名所・旧跡の多い名古屋本線東側の歴史を振り返りつつ、車両や沿線の風景を紹介する。 【上巻の掲載駅】 豊橋、伊奈、小田渕、国府、御油、名電赤坂、名電長沢、本宿、名電山中、藤川、美合、男川、東岡崎、岡崎公園前、矢作橋、宇頭、新安城、牛田、知立、一ツ木、富士松、豊明、前後、中京競馬場前、有松、佐京山、鳴海、本星崎、本笠寺、桜、呼続、堀田、神宮前 (豊川線)八幡、諏訪町、稲荷口、豊川稲荷 《著者略歴》 生田 誠(イクタ マコト) 昭和32年生まれ。東京大学文学部美学美術史学専修課程修了。産経新聞東京本社文化部記者などを経て、現在は地域史・絵葉書研究家。絵葉書を中心とした収集・研究を行い、集英社、学研パブリッシング、河出書房新社、彩流社等から著書多数。
函館 歌と文学の生まれる街 その系譜と精神風土
¥2,750
函館慕情…不思議な魅力を秘めた精神風土から生まれた人と作品―「函館の女」北島三郎、GLAY、小説の魔術師久生十蘭、亀井勝一郎、映像で甦る佐藤泰志、辻仁成、警察小説の今野敏…函館は、歌謡曲に多く歌われ、そして多くの多彩な作家を輩出した街である。本書ではその代表的な歌謡曲や文学の魅力をあますところなく紹介する。 「函館をはじめ北国を歌った歌謡曲はたくさんあるが、のちに北原ミレイが歌った『石狩挽歌』は、とりわけ船頭として行った鰊漁場で船が転覆して不慮の死をとげた父の記憶と強く結びつき、こころ揺さぶられるものがあった。」(「まえがき」より) 《目次》 第1章 函館慕情 ― 『津軽海峡・冬景色』『石狩挽歌』『函館の女』 第2章 川内康範、GLAY、『函館ハーバーセンチメント』、『北の旅人』 第3章 函館と森町 ― 石川啄木と李恢成『加耶子のために』 第4章 海外放浪文学の先駆者 ― 長谷川海太郎(谷譲次・牧逸馬・林不忘)の軌跡 第5章 「小説の魔術師」と『新青年』の編集長 ― 久生十蘭と水谷準 第6章 望郷の文学者 ― 亀井勝一郎と「函館八景」 第7章 シベリアと満州を生きる ― 長谷川四郎の生き方 第8章 格差社会の暗部を照らす ― 映像で甦る作家・佐藤泰志 第9章 トポスとしての函館 ― 辻仁成の作品 第10章 エンターテイメント系の作家 ― 谷村志穂、宇江佐真理、今野敏 《著者略歴》 吉岡 栄一(ヨシオカ エイイチ) 1950年、北海道生まれ。法政大学大学院英文学専攻博士課程満期退学。トルーマン州立大学大学院留学。東京情報大学名誉教授。日本コンラッド協会顧問。日本オーウェル協会元会員。『マーク・トウェイン コレクション全20巻』(彩流社)を責任編集。著書に『ジョージ・オーウェルと現代』、『村上春樹とイギリス―ハルキ、オーウェル、コンラッド』、『青野聰論―海外放浪と帰還者の文学』、『文芸時評―現状と本当は恐いその歴史』(以上、彩流社)、『亡命者ジョウゼフ・コンラッドの世界』(南雲堂フェニックス)、『単独者のつぶやき 書評と紀行』(鼎書房)、共著に『文学の万華鏡―英米文学とその周辺』(れんが書房新社)、『英米文学にみる仮想と現実』(彩流社)、『亡霊のイギリス文学 豊饒なる空間』(国文社)、『オーウェル―20世紀を超えて』(音羽書房鶴見書店)、『イギリス文化事典』(丸善出版)、『英語の探検』(南雲堂フェニックス)、共訳に『オーウェル入門』、『気の向くままに 同時代批評1943-1947』(以上、彩流社)、『思い出のオーウェル』(晶文社)、『開高健の文学世界』(アルファベータブックス)など。
昭和軍歌・軍国歌謡の歴史 歌と戦争の記憶
¥5,940
昭和の時代を中心とする近代日本の軍歌と軍国歌謡の歴史を、日清、日露戦争から満洲事変、日中武力紛争、そして大東亜戦争の開始から敗戦まで、戦史とともに考察する!! 軍歌・軍国歌謡の約3000 曲にのぼるディスコグラフィーを付す!! 《目次》 Ⅰ 軍歌から軍国歌謡へ…1 明治国家と軍歌/2 満洲事変と軍歌/3 国内情勢と国際的孤立 Ⅱ 昭和軍国歌謡の時代…1 日中武力紛争の拡大と軍国歌謡/2 新体制運動と軍国歌謡 Ⅲ 歌でつづる大東亜戦争史…1 大東亜戦争の戦端を開く/2 大東亜共栄圏の夢/3 激化する日米の攻防戦/4 決死の戦いと敗北/5 徹底抗戦と敗戦への途 《著者略歴》 菊池 清麿(キクチ キヨマロ) 音楽評論・歴史家。一九六〇年生まれ、明治大学政経学部卒、同大学院修了。日本政治思想史を橋川文三、柳田国男の思想を後藤総一郎に師事する。近代と反近代の諸問題をテーマに藤山一郎、中山晋平、古賀政男、服部良一、古関裕而など近代日本音楽家評伝を中心に著作活動し著書多数。主な著書に、『中山晋平伝』(郷土出版社 2007)、『日本流行歌変遷』(論創社 2008.4)、『永遠の歌姫佐藤千夜子』(東北出版企画 2008)。『私の青空 二村定一』(論創社 2012)、『評伝 古関裕而』(彩流社 2012)、『評伝 服部良一』(彩流社2013)、『天才野球人 田部武雄』(彩流社2013)『評伝 古賀政男』(彩流社2015)、『ツルレコード 昭和流行歌物語』(人間社2015)、『昭和演歌の歴史』(アルファベータブックス)他多数。
北陸の鉄道 私鉄・路面電車編【現役路線・廃止路線】
¥2,970
富山、石川、福井を走った鉄道の記録。私鉄・路面電車編。 《本書に掲載の路線》 京福電気鉄道、福井鉄道、北陸鉄道、尾小屋鉄道、加越能鉄道、富山地方鉄道、黒部峡谷鉄道 《著者略歴》 牧野 和人(マキノ カズト) 昭和37(1962)年、三重県生まれ。写真家。京都工芸繊維大学卒。幼少期より鉄道の撮影に親しみ、平成13(2001)年より生業として写真撮影、執筆業に取り組む。企業広告、カレンダー、時刻表、旅行誌、趣味誌等に作品を多数発表。「臨場感溢れる絵づくり」をモットーに全国各地へ出向いている。
逃げない流儀 四千億円稼いで「解任」された出版界の革命児 高橋一平(前竹書房会長)
¥1,980
かつて零細出版社であった竹書房を、一代でベストセラーを連発する売上高150億円の出版社へと引っ張りあげ、「過去45年で4千億円を稼いだ」と自負する出版人・高橋一平(前竹書房会長) の破天荒な生き様に迫る!! 「麻雀劇画(『アカギ』『哭きの竜』など)」「フリテンくん」「ぼのぼの」、そして、加納典明を起用したヘアヌード写真集「月刊 THE TENMEI」の創刊と逮捕……元大手版元編集者でジャーナリストの小菅宏が、高橋一平の業界への「告発」と「告白」を引き出し、真っ向から対峙して綴った記録!! 《著者略歴》 小菅 宏(コスガ ヒロシ) 作家。東京都出身。立教大学(在学中「シナリオ研究所」終了)卒業後、株式会社集英社入社。週刊・月刊誌の編集を経て1990年独立。人間と社会の繋がりを探るドキュメント手法に拘る。 主な著書「芸能をビッグビジネスに変えた男」(講談社)「琵琶湖周航の歌・誕生の謎(点字選書認定)」(NHK出版)「アイドル帝国ジャニーズ50年の光芒」(宝島社)「僕は字が読めない・南雲明彦の24年」(集英社インターナショナル)「八百字のありがとう、さようなら(東京都選定図書)」(主婦と生活社)「泣いて笑って母でよかった」(WAVE出版)「姉・美空ひばりと私」(共著・講談社)「美空ひばりの遺言」(KKベストセラーズ)「小説ストリートゲリラ・大藪晴彦選」(ワールドフォトプレス)「集英社版・学習漫画・世界の歴史16(シナリオ)」「美空ひばりと島倉千代子 戦後歌謡史「禁断の12000日」を解き明かす」(アルファベータブックス)。最近著「異能の男ジャニー喜多川 悲しき楽園の果て」(徳間書店)は新聞(毎日・日経)・週刊誌(文春・新潮・朝日・ポスト)・TV(NHK・フジ系・TBS・テレビ朝日・毎日放送・RKB 福岡他)・ラジオで取り上げられる。
北陸の鉄道 国鉄・JR編【現役路線・廃止路線】
¥2,970
富山、石川、福井を走った鉄道と路面電車の記録。国鉄・JR編。 《本書に掲載の路線》 北陸本線、小浜線、越美北線、七尾線、氷見線、城端線、高山本線、三国線、能登線、新湊線、富山港線 《著者略歴》 牧野 和人(マキノ カズト) 昭和37(1962)年、三重県生まれ。写真家。京都工芸繊維大学卒。幼少期より鉄道の撮影に親しみ、平成13(2001)年より生業として写真撮影、執筆業に取り組む。企業広告、カレンダー、時刻表、旅行誌、趣味誌等に作品を多数発表。「臨場感溢れる絵づくり」をモットーに全国各地へ出向いている。
特撮のDNA 平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮
¥3,850
2019年12月13日から蒲田のギャラリー鴻(日本工学院専門学校内)にて開催される「特撮のDNA ―平成ガメラの衝撃と奇想の大映特撮―」展の公式図録がアルファベータブックスより刊行!! 「平成ガメラ三部作」撮影当時の貴重なプロップ、デザイン画や絵コンテ等の資料、大判の美しい写真で構成した永久保存版! 樋口真嗣特技監督をはじめ主要特撮スタッフへのインタビューも敢行。今回初出の展示作品や、昭和の大映特撮の稀少な資料まで網羅した特撮ファン垂涎の一冊です。 《目次》 寄稿 ガメラのこと。 伊藤和典 ガメラ 大怪獣空中決戦 樋口真嗣 「先輩方に、ひたすら感謝です」 三池敏夫 「やるだけのことは、やれたかな」 ガメラ2 レギオン襲来 品田冬樹 「対戦怪獣を造形できて光栄でした」 若狭新一 「“映画を撮っている”感じがしました」 ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒 伊藤和典 「3作目が、いちばん愛着があるかも」 原口智生 「いい映画ができたと思います」 小さき勇者たち〜ガメラ〜 大映特撮、奇想の系譜をたどる旅 大怪獣ガメラ 大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン 大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス ガメラ対宇宙怪獣バイラス ガメラ対大悪獣ギロン ガメラ対大魔獣ジャイガー ガメラ対深海怪獣ジグラ 宇宙怪獣ガメラ 村瀬継蔵 「自分の手で創ると夢が広がります」 大魔神 大魔神怒る 大魔神逆襲 林 方谷 「非常にやり甲斐のある現場でした」 作品データ・資料集 大映特撮、奇想の系譜をたどる作品リスト
関西本線 1960年代~90年代の思い出アルバム
¥2,970
昭和~平成初期の懐かしい関西本線の記録! 今年開業130周年を迎えた「関西本線」は大阪と奈良を結ぶ鉄道として開業。その後、名古屋と奈良が結ばれ、「関西本線」の名にふさわしい路線になりました。本書には、蒸気機関車・ディーゼルカー・101系通勤電車をはじめ、昭和の時代の懐かしい車両が満載です。大きな河川や難所の峠を越えて、大阪府~奈良県~京都府~三重県~愛知県の175キロを走り抜ける懐かしい鉄道風景をお楽しみ頂けます。 《著者略歴》 牧野 和人(マキノ カズト) 昭和37(1962)年、三重県生まれ。写真家。京都工芸繊維大学卒。幼少期より鉄道の撮影に親しみ、平成13(2001)年より生業として写真撮影、執筆業に取り組む。企業広告、カレンダー、時刻表、旅行誌、趣味誌等に作品を多数発表。「臨場感溢れる絵づくり」をモットーに全国各地へ出向いている。
みんなの寅さん from1969《叢書・20世紀の芸術と文学》
¥4,180
第一作から半世紀、記念すべき第50 作公開を記念して、渥美清と山田洋次監督による国民的映画「男はつらいよ」の全てが分かる決定版!! 娯楽映画研究家・佐藤利明が、文化放送「みんなの寅さん」公式サイトで、2011 年4 月から3 年間に渡り、“寅さん博士”として毎週連載を続けた大人気コラムを中心に、夕刊フジ連載「みんなの寅さん」、デイリースポーツ連載「天才俳優・渥美清 泣いてたまるか人生」などを集成。 「男はつらいよ」全50 作の魅力やトリビアを様々な視点で綴った、寅さんと日本人の半世紀。「男はつらいよ」史上最大のヴォリュームによる、究極の「寅さん本」!! ※巻末には、全作品のロケ地、啖呵売、寅さんの歌、配役など詳細を極めたデータベースを収録!! ※本書のカバーと章扉には、本年、松竹が実施した「『男はつらいよ』ファンアートコンテスト」にて記念館館長賞を受賞した、近藤こうじ氏のイラストを掲載!! 《著者略歴》 佐藤 利明(サトウ トシアキ) 構成作家・ラジオ・パーソナリティー。娯楽映画研究家として、ハナ肇とクレイジーキャッツ、「男はつらいよ」、エノケン・ロッパなどの昭和の喜劇人の魅力を、新聞連載やコラム、CD アルバム、映像ソフトのプロデュースを通して紹介を続けるエンタテイメントの伝道師。石原裕次郎についても、これまで全作品DVD の解説、CD、映像ソフトのプロデュース、「石原プロモーション50年史」の執筆などを手がけてきた。テレビ、ラジオなどで「昭和のエンタテインメント」をテーマに活躍中。音楽プロデューサーとしても活躍。2015 年文化放送特別賞受賞。著書『クレイジー音楽大全 クレイジーキャッツ・サウンド・クロニクル』(シンコーミュージック)、『植木等ショー! クレージーTV大全』(洋泉社)、『寅さんのことば 風の吹くまま 気の向くまま』(東京新聞)、『石原裕次郎 昭和太陽伝』など多数。
九州の鉄道 私鉄・路面電車編【現役路線・廃止路線】
¥2,970
好評の鉄道シリーズ、今秋いよいよ待望の九州3部作が刊行!! 九州の私鉄・路面電車の現役路線と廃止路線を写真と文章で綴る!! 西日本鉄道、筑豊電気鉄道、島原鉄道、福岡市営地下鉄、北九州モノレール…。九州の現役の私鉄、路面電車、公営鉄道と、すでに廃線になっている各私鉄、専用鉄道を紹介。貴重な写真が満載。 《写真家・解説者略歴》 安田 就視(ヤスダ ナルミ) 1937年香川県生まれ。日本画家の父の影響のもと絵に囲まれて育ち、漫画を習う。高校時代にカメラと出会い、さまざまな素材の撮影に没頭。1972年、蒸気機関車の写真を集大成した写真展をきっかけに、プロの写真家としての道を歩む。鉄道に関しては40年近く撮り続けていることになる。鉄道のほか日本の四季折々の風景、風物、伝統工芸などの撮影のため全国を駆け巡り、1年の半分近くは旅を住処としている。志木市美術協会会員 山田 亮(ヤマダ アキラ) 1953年生まれ。慶應義塾大学鉄道研究会OB、慶應鉄研三田会会員、神奈川県庁勤務、鉄道研究家。現在は、鉄道誌などに鉄道史や列車運転史の研究成果を発表。著書に『上野発の夜行列車・名列車』(JTBパブリッシング)、『JR中央線・青梅線・五日市線各駅停車』(洋泉社)など。
ホロヴィッツ 全録音をCDで聴く
¥3,850
ホロヴィッツの生涯にわたってなされた録音(1928~1989)を一貫して論じるとともに、全てをCDで聴けるようにガイドする。 86年の生涯のなかで4度にわたる引退、復帰を繰り返しながらも、死の4日前までレコーディングに挑み、最後まで《現役のピアニスト》としてピアノに殉じた巨匠ウラディミール・ホロヴィッツ (1903~1989)。その人生は当時の社会情勢や政治、経済に翻弄されながらも常に録音と共にあった。録音というモニュメント=メディアを通じて、この人間臭いピアニストの遺産を振り返る。 【全録音ディスコグラフィー付】没後30年記念出版。 《著者略歴》 藤田 恵司(フジタ ケイジ) 1978年1月22日、20世紀を代表するピアニスト、ウラディミール・ホロヴィッツ(1903 ~1989)のアメリカ・デビュー50周年記念演奏会の2週間後に生まれる。中1のときにたまたま音楽の授業で聴いた往年の名ヴァイオリニスト、ミッシャ・エルマン(1891~1967)の弾く「ツィゴイネルワイゼン」[VANGUARD]がきっかけでクラシック音楽の魅力に目覚める。後に旭川出身の音楽評論家、故・佐藤泰一氏(1938~2009)との親交やコンサートで旭川をたびたび訪れたウィーンのピアノの巨匠、故・イェルク・デームス(1928~2019)に接し、ピアノ曲やピアニストにおける世界の奥深さを知る。2007年9月から2009年8月まで旭川市・大雪クリスタルホールの運営協議委員を務める。「クラシックジャーナル047 クラシックCD 最終形態としてのBOX」(アルファベータ2013年)中の「50のBOXに聴くピアニストの至芸」を執筆。
九州の鉄道 国鉄・JR編【廃止路線】
¥2,970
好評の鉄道シリーズ、今秋いよいよ待望の九州3部作が刊行!! 九州の国鉄・JRの廃止路線を写真と文章で綴る!! 貴重な写真が満載!! 明治の中期、九州鉄道が開業した博多駅~千歳川仮駅間の路線に端を発する九州の鉄道。それを皮切りに時の新鋭交通機関であった鉄道は、短い期間の内に島内へ路線網を拡げていった。その多くは筑豊地方を始めとした多くの地域にあった鉱山から産出される石炭を運ぶことを主な目的として建設された。富国強兵の号令の下、重要な燃料を確保すべく増産に次ぐ増産で栄華を極めた石炭産業。また、輸送手段である鉄道にも活気があった。 人間の生活は短い期間の中で目まぐるしく変貌していく。第二次世界大戦後、急激に増えた自動車の燃料、そして日常に欠かせないものとなっていた電気施設等に関わるものとして石油が燃料、工業製品の原料として台頭してきた。すると石炭産業は衰退し、国内の工業所は多くが閉山を余儀なくされた。そして沿線に多くの炭鉱があった鉄道路線もまた、閑散とした空気に包まれるようになった。 昭和30年代の末期より赤字に苦慮していた旧国鉄は、再建策の一つとして不採算路線の廃止を進めた。赤字83路線。特定地方交通線に指定された路線は廃止の運命を辿り、その執行は民営化後まで続いた。打上げ花火のように華やかな「さよなら」の式典が終わると、ある路線の跡は街に埋没し、山間部に敷かれていたレールは自然に帰した。本書では九州の廃止路線が生きていた頃の様子をまとめて紹介している。遠い日に想いを馳せていただくと共に、かつては機関車の汽笛がこだました彼の地を訪れてみるのもまた一興であると思う。2019年10月 牧野和人(本書「まえがき」より) 《写真家・解説者略歴》 安田 就視(ヤスダ ナルミ) 1937年香川県生まれ。日本画家の父の影響のもと絵に囲まれて育ち、漫画を習う。高校時代にカメラと出会い、さまざまな素材の撮影に没頭。1972年、蒸気機関車の写真を集大成した写真展をきっかけに、プロの写真家としての道を歩む。鉄道に関しては40年近く撮り続けていることになる。鉄道のほか日本の四季折々の風景、風物、伝統工芸などの撮影のため全国を駆け巡り、1年の半分近くは旅を住処としている。志木市美術協会会員 牧野 和人(マキノ カズト) 昭和37(1962)年、三重県生まれ。写真家。京都工芸繊維大学卒。幼少期より鉄道の撮影に親しみ、平成13(2001)年より生業として写真撮影、執筆業に取り組む。企業広告、カレンダー、時刻表、旅行誌、趣味誌等に作品を多数発表。「臨場感溢れる絵づくり」をモットーに全国各地へ出向いている。
九州の鉄道 国鉄・JR編【現役路線】
¥2,970
好評の鉄道シリーズ、今秋いよいよ待望の九州3部作が刊行!! 九州の国鉄・JRの現役路線を写真と文章で綴る!! 貴重な写真が満載!! 島内を縦断する新幹線をはじめ、九州のJR路線を走る車両は個性的な形と色彩で旅行者に「乗ってみたい、観てみたい」と憧れを抱かせるものが多い。観光地に向けては専用の特急車両が用意され、地方路線を行く普通列車は緑の中に映える明るい塗装が印象的だ。また地元の方々が利用する近郊型電車も、車内へ足を踏み入れると座席や天井等に遊び心のある設えがロングシートに腰を下ろす退屈になりがちな旅を楽しいものにしてくれる。 近年になって観光地を巡る豪華列車も登場した。車両ばかりではない。肥薩線等、鉄道黎明期からの長い歴史を持つ路線の駅には、壁板に年輪が浮き出した矍鑠たる木造駅舎が現役の施設として使われている所がいくつもある。そんな駅へ民営化以降に登場した新型車両が停まる様子を見ていると、時を超えて新旧が共演する模型鉄道の中にいるような気になる。 路線の形状にしても北九州地方の都市間を結ぶ堂々たる複線軌条に山越え、海沿いの鉄路。ループ線、スイッチバックに雄大なオメガカーブと列車の活躍舞台には事欠かない。過去帳入りした国鉄型特急車両や客車列車等をページに織り交ぜた、躍動感溢れる九州の鉄道を堪能していただきたい。(本書「まえがき」より) 《写真家・解説者略歴》 安田 就視(ヤスダ ナルミ) 1937年香川県生まれ。日本画家の父の影響のもと絵に囲まれて育ち、漫画を習う。高校時代にカメラと出会い、さまざまな素材の撮影に没頭。1972年、蒸気機関車の写真を集大成した写真展をきっかけに、プロの写真家としての道を歩む。鉄道に関しては40年近く撮り続けていることになる。鉄道のほか日本の四季折々の風景、風物、伝統工芸などの撮影のため全国を駆け巡り、1年の半分近くは旅を住処としている。志木市美術協会会員 牧野 和人(マキノ カズト) 昭和37(1962)年、三重県生まれ。写真家。京都工芸繊維大学卒。幼少期より鉄道の撮影に親しみ、平成13(2001)年より生業として写真撮影、執筆業に取り組む。企業広告、カレンダー、時刻表、旅行誌、趣味誌等に作品を多数発表。「臨場感溢れる絵づくり」をモットーに全国各地へ出向いている。
戦後復興と地域社会 千葉県政と社会運動の展開
¥4,950
終戦直後の食糧危機にはじまり、医療、教育、労働、住宅など、生活の多様な分野で向上が叫ばれ改善された戦後復興期。また米軍基地や公営ギャンブル誘致への反対運動や、工業開発では農業・漁業への被害など様々な問題が生じた。このような中、地域社会は政治に対してどう関わったのか。戦後復興期の千葉県政と社会運動のダイナミックな展開を、資料を元に丹念に辿る。 戦後復興期から70年以上経ち一部の政治家による「戦後の総決算」が主張される今、先人たちが築き上げた歴史を今一度思い起して欲しい。 《目次》 序章 公選知事による戦後復興と地域開発 第1章 官選知事最後の県政と起ち上がる諸階層 民主政治への模索/食糧危機の中で/廃墟から起ち上がる諸階層 第2章 初代公選知事川口県政と社会矛盾 憲法制定と冷戦開始の矛盾の中で/デフレ経済の深まり/ 激化する社会矛盾 第3章 冷戦激化の中の柴田「民主」県政と社会運動の諸相 「民主」県政誕生と「逆コース」の出現/工業化の土台形成/ 農漁業の新動向/社会運動の諸相 第4章 農工両全模索県政と社会運動の高揚 二期目の柴田県政展開/京葉工業地帯の造成のために/ 工業開発の狭間で/社会運動の高揚 第5章 柴田自民党県政と社会運動の広がり 柴田自民党県政の展開/京葉工業化政策の推進とその隘路/ 社会運動の広がり 終章 地域開発に果した柴田県政の役割と社会運動の様相 あとがき/付・県庁首脳部一覧/略年表/索引 《著者略歴》 池田 宏樹(イケダ ヒロキ) 東京都生まれ。千葉大学文理学部卒。千葉県公立高校教員、千葉経済短期大学商経科助教授、千葉経済大学短期大学部教授、定年退職、同大学短期大学部名誉教。利根川文化研究会評議員。 主な著書に『大正・昭和期の地方政治と社会―千葉県政の展開と社会運動の諸相』(彩流社)、『近代房総の社会経済と政治』(彩流社)、『日本の近代化と地域社会―房総の近代―』(国書刊行会)、『近世日本の大地主形成研究』(国書刊行会)、『戦争と地方政治―戦中期の千葉県政』(アルファベータブックス)
龍虎の生贄 驍将・畠山義就
¥1,760
「応仁の乱」勃発の原因となった武将・畠山義就。その戦に明け暮れた怒涛の生涯を描く稀有な歴史小説! 畠山義就を中心に描くことで見えてくる「応仁の乱」とは? 畠山家の壮絶な家督争いは、ついに応仁の乱を引き起こす!畠山義就は、何を想いどのように戦ったのか? 稀代の名将の知られざる激動の生涯を描いた初の歴史小説! 小説で読む「応仁の乱」!! ~~畠山義就(はたけやま・よしひろ)~~ 1437-1491 室町時代の武将。畠山持国の子で、持国の養子になった叔父の畠山持富の次男の政長と家督を争い、畠山家は両派に分裂。時の将軍、足利義政の仲裁で一時和睦するも、その後対立し、山名持豊とくみ、政長とくんだ細川勝元と戦い、応仁の乱の発端となる。 《目次》 第一章 動乱の兆し 第二章 御家騒動 第三章 二人の次郎 第四章 龍虎激突 第五章 天下大乱 最終章 戦の果てに 《著者略歴》 濱田 浩一郎(ハマダ・コウイチロウ) 1983年生まれ、兵庫県相生市出身。歴史学者、作家、評論家。皇學館大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。兵庫県立大学内播磨学研究所研究員・姫路日ノ本短期大学講師・姫路獨協大学講師を歴任。大阪観光大学観光学研究所客員研究員。現代社会の諸問題に歴史学を援用し迫り、解決策を提示する新進気鋭の研究者。 著書に『播磨赤松一族』(新人物往来社)、『あの名将たちの狂気の謎』(中経の文庫)、『日本史に学ぶリストラ回避術』(北辰堂出版)、『日本人のための安全保障入門』(三恵社)、『歴史は人生を教えてくれるー15歳の君へ』(桜の花出版)、『超口語訳 方丈記』(東京書籍のち彩図社文庫)、『日本人はこうして戦争をしてきた』(青林堂)、『超訳 橋下徹の言葉』(日新報道)、『教科書には載っていない 大日本帝国の情報戦』(彩図社)、『昔とはここまで違う!歴史教科書の新常識』(彩図社)、『靖献遺言』(晋遊舎)、『超訳 言志四録』(すばる舎)、本居宣長『うひ山ぶみ』(いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ16、致知出版社)、『超口語訳 徒然草』(新典社新書)、『龍馬を斬った男―今井信郎伝』(アルファベータブックス)、共著『兵庫県の不思議事典』(新人物往来社)、『赤松一族 八人の素顔』(神戸新聞総合出版センター)、『人物で読む太平洋戦争』『大正クロニクル』(世界文化社)、『図説源平合戦のすべてがわかる本』(洋泉社)、『源平合戦「3D立体」地図』『TPPでどうなる?あなたの生活と仕事』『現代日本を操った黒幕たち』(以上、宝島社)、『NHK大河ドラマ歴史ハンドブック軍師官兵衛』(NHK出版)ほか多数。監修・時代考証・シナリオ監修協力に『戦国武将のリストラ逆転物語』(エクスナレッジ)、小説『僕とあいつの関ヶ原』『俺とおまえの夏の陣』(以上、東京書籍)、『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史』全十五巻(角川書店)。
名古屋鉄道車両史 下巻(戦後復興期から平成の終わりまで)
¥2,970
名古屋鉄道全路線の歴史と車両を紹介! 昭和20年代から平成までの車両史を貴重な写真満載で時代別に紹介。 本書『名古屋鉄道車両史(上・下巻)』(清水武、田中義人著)が、鉄道分野の優れた書籍や雑誌記事を顕彰する「2020年 島秀雄記念優秀著作賞」を受賞しました!! ●島秀雄記念優秀著作賞とは 島秀雄記念優秀著作賞は、鉄道に関する優れた著作物または著作物に関わる功績に対し、鉄道友の会が選定する賞。「新幹線を作った男」と言われてた伝説のエンジニアであり、鉄道友の会初代会長であった島秀雄の名を賞名に冠している。 鉄道友の会HP https://www.jrc.gr.jp/newsreleas/5948.htmhttps://alphabetabooks.com/news/ 《著者略歴》 清水 武(シミズ・タケシ) 昭和15(1940)年、岐阜県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。昭和39(1964)年に名古屋鉄道入社。退職後は鉄道趣味誌等に寄稿するほか、RM LIBRARY(ネコ・パブリッシング)の『北恵那交通』『東濃鉄道』『福井鉄道』『名鉄瀬戸線』『名鉄岐阜線の電車』『西濃鉄道』、『名古屋鉄道各駅停車』(洋泉社)、『名古屋鉄道』、『名古屋鉄道1世紀の記録』(アルファベータブックス・共著)等多数。 田中 義人(タナカ・ヨシヒト) 昭和25年愛知県生まれ。昭和49年に名古屋鉄道入社、主に車両関係の仕事を担当。定年退職後の5年間は「名鉄資料館」勤務。
小田急線 1960年代の記録
¥2,750
半世紀前、1960年代の懐かしい小田急線の多種多様な車輌をすべて紹介する小田急線車輛の写真集!! 【主な掲載内容】 (1)小田急の佳き時代 (2)憧れのロマンスカー (3)昭和初期の古豪たち (4)小田急スタイルの先駆け (5)歴史の狭間の異端 (6)新時代への幕開け (7)大量輸送時代の到来 (8)電機とトフとデト 《著者略歴》 いのうえ こーいち 鉄道をはじめとして乗り物全般を愛好し、旧き佳き時代の鉄道文化を後世に伝えることにも力を注いでいる。日本写真家協会(JPS)、日本写真作家協会(JPA) 会員。著書に『図解国鉄蒸気機関車全史』(JTB パブリッシング) ほか、講談社、小学館、世界文化社等から著書多数。
冼星海とその時代 中国で最初の交響曲作曲家
¥3,850
中国では国歌「義勇軍進行曲」の作曲者・聶耳と並ぶ国家的英雄である冼星海(一九〇五〜一九四五)。辛亥革命から日中戦争終結まで、混乱の時代を太く短く生きた。パリ音楽院でポール・デュカより作曲を学ぶが、帰国後は戦意高揚を目的とする大衆音楽の作曲と歌唱指導に尽力する。しかし、胸の内には「交響曲を作り、中国のベートーヴェンになる!」という強い思いを持ち、密かに創作を進めていた…。 政治のための芸術と個人の芸術との間で葛藤するひとりの作曲家の生涯を、激動の中国近現代史とともに鮮やかに描く! 《目次》 ●序章 中国近現代史への誘い/抗戦名曲「黄河大合唱」 ●第一章 生まれてから留学まで 生涯の概要/生年月日について/誕生からシンガポール時代まで/広州嶺南大学での学習/北京での学習/上海での学習と「普遍的音楽」 ●第二章 パリ留学 留学のいきさつ/冼星海による記述/スコラ・カントルムでの学習/パリ音楽院での学習/プロコフィエフとの関係 ●第三章 救亡音楽運動家・冼星海の誕生 帰国とその後の西洋音楽との関わり/左翼音楽運動とは何か/左翼音楽運動との関わり ●第四章 武漢から延安へ……『大合唱』の創出 延安への道/一九三〇年代末の音楽情勢/武漢までの楽曲/歌劇「軍民進行曲」/「生産大合唱」 ●第五章「黄河大合唱」と入党 「黄河大合唱」の成立/入党について ●第六章 ソ連での彷徨と死 延安からモスクワへ(訪ソの目的)/モスクワにて(続・訪ソの目的)/冼星海の最後の手紙/モンゴルとカザフスタン/モスクワでの死/第一交響曲をめぐって ●終章 芸術性と大衆性の間で/魯迅芸術学院の正規化・専門化から文芸座談会へ 後記/冼星海略年譜/冼星海楽曲年譜 《著者略歴》 平居 高志(ヒライ タカシ) 1962年、大阪府生まれ。1988年、東北大学大学院文学研究科博士課程前期修了(中国学)。1989年より、宮城県県立高校教諭(国語科)。女川、石巻、仙台第一、水産の各校を経て、現在は塩釡高校に勤務。2017年、東北大学・博士(文学)。著書:『「高村光太郎」という生き方』(2007年、三一書房)、『それゆけ、水産高校!』(2012年、成山堂書店)。論文・雑文:中国近現代史、水産海運業後継者育成、東日本大震災関連など多数。ブログ:「Tr, 平居の月曜プリント」(https://takashukumuhak.hatenablog.com/)
石原裕次郎 昭和太陽伝《叢書・20世紀の芸術と文学》
¥4,180
「西部警察」世代が知らない裕次郎がここにいる!! 石原裕次郎三十三回忌に娯楽映画研究の第一人者がおくる、渾身の本格評伝。 生涯の軌跡と、全出演映画の詳説、さらに「だれもが愛した裕ちゃん」のエピソードの数々をまじえ、昭和とともに生きた大スターの生涯を様々な角度から描き、これ一冊で昭和のエンタメ・文化史としても読める一冊!! 石原プロモーション 監修 石原裕次郎・三十三回忌記念出版 どんなときも自然体で、おだやかで、やさしい。 裕次郎さんの大きさをいつも感じていました。 渡 哲也 出演映画104作、シングルレコード237タイトル……映画と歌とテレビ映画の足跡。 誕生から、日本映画黄金時代にトップスターとして駆け抜けた青春期、「俳優は男子一生の仕事にあらず」と石原プロモーションを立ち上げ、日本映画最大のヒット作『黒部の太陽』を作り上げた青年期、「太陽にほえろ!」でテレビ進出を果たし、テレビ映画「大都会」「西部警察」シリーズを製作して新たなムーブメントを起こした時代、そして病苦と闘い続けた晩年……。本書は、石原裕次郎の生涯を編年体で辿っている。その足跡を振り返ることは、「もはや戦後ではない」と呼ばれた昭和三十年代の映画界の隆盛と凋落、社会現象を巻き起こしたテレビ映画の時代を辿る映像文化史であり、「裕ちゃん」を熱く支持した人々の庶民史でもある。(本書「はじめに」より) 《目次》 まえがき 序章 第一部 太陽は昇る 第一章 もはや戦後ではない――昭和三十一(一九五六)年 『太陽の季節』五月十七日 古川卓巳監督 すべては、ここから始まった! ファインダーの向こうに、阪妻がいる! 『狂った果実』七月十二日 中平康監督 狂熱の季節の到来 テレビ「ひこばえショー 銀座の夜は生きている」(NTV) 『乳母車』十一月十四日 田坂具隆監督 伸びやかさと屈託と 『地底の歌』十二月十二日 野口博志監督 アウトローの孤独 『月蝕』十二月十九日 井上梅次監督 若きボクサーの肉体 『人間魚雷出撃す』十二月二十七日・古川卓巳監督 戦火に散った青春 第二章 日活アクション時代の幕開け――昭和三十二(一九五七)年 『お転婆三人姉妹 踊る太陽』一月三日 井上梅次 総天然色のミュージカル 『ジャズ娘誕生』四月三日 春原正久監督 チエミを照れながらエスコート 『勝利者』五月一日 井上梅次監督 自分を取り戻すための闘い! 『今日のいのち』六月二六日 田坂具隆監督 文芸作での誠実な演技 『幕末太陽傳』七月十四日 川島雄三監督 三枚目を際立たせる二枚目の高杉晋作 『海の野郎ども』八月二十一日 新藤兼人監督 新藤兼人と裕次郎による海洋活劇 『鷲と鷹』九月二十九日 井上梅次監督 裕次郎の海洋活劇 『俺は待ってるぜ』十月二十日 蔵原惟繕監督 日活アクションの方向性を決定づける 『嵐を呼ぶ男』十二月二九日 井上梅次監督 タフガイの代表作 第二部 太陽は輝く 第一章 独走! 映画黄金時代のトップ――昭和三十三(一九五八)年 『心と肉体の旅』一月九日 舛田利雄監督 盟友の監督デビュー作 『夜の牙』一月十五日 井上梅次監督 急遽の連続で完成した異色ミステリー 『錆びたナイフ』三月十一日 舛田利雄監督 過去と向き合い、現在を闘う 『陽のあたる坂道』四月十五日 田坂具隆監督 石坂洋次郎が裕次郎のために書いた原作 『明日は明日の風が吹く』四月二十九日 井上梅次監督 サラリーマンからヤクザへ 『素晴しき男性』七月六日 井上梅次監督 明朗ミュージカルと裕次郎 『風速40米』八月十二日 蔵原惟繕監督 嵐の中に立つ 『赤い波止場』九月二十三日 舛田利雄監督 ハードボイルドに生きる 『嵐の中を突っ走れ』十月二十九日 蔵原惟繕監督 熱血教師の裕次郎 『紅の翼』十二月二十八日 中平康監督 航空アクションへの挑戦! 第二章 タフガイ裕次郎の時代――昭和三十四(一九五九)年 『若い川の流れ』一月十五日 田坂具隆監督 文芸映画の北原三枝と裕次郎 『今日に生きる』三月十日 舛田利雄監督 和製西部劇の醍醐味 裕次郎の失踪 『男が爆発する』四月二十八日 舛田利雄監督 裕次郎の男性的魅力に溢れた活劇 『山と谷と雲』五月三十一日 牛原陽一監督 男泣きする裕次郎…… 『世界を賭ける恋』七月十二日 滝沢英輔監督 日本映画初の欧州ロケを敢行 『男なら夢をみろ』八月九日 牛原陽一監督 不良性感度をたたえた裕次郎のワルぶり 『裕次郎の欧州駈けある記』九月一日 企画・監修 裕次郎によるロケ日記 『清水の暴れん坊』九月二十七日 松尾昭典監督 第三の男・赤木圭一郎との本格共演 『天と地を駈ける男』十一月一日 舛田利雄監督 ダイナミックな航空アクション 『男が命を賭ける時』十二月二十七日 松尾昭典監督 危険を伴う大油田の爆破シーン 第三章 日活ダイヤモンド・ラインによるアクション映画の時代――昭和三十五(一九六〇)年 『鉄火場の風』一月十五日 牛原陽一監督 過去のある男の痛快アクション 『白銀城の対決』三月六日 斎藤武市監督 雪山で展開されるスキーアクション 『あじさいの歌』四月二日 滝沢英輔監督 年に一度の青春文芸路線 『青年の樹』四月二十九日 舛田利雄監督 青年の理想、理想の青年 『天下を取る」七月十三日 牛原陽一監督 痛快! 裕次郎のサラリーマン喜劇 『喧嘩太郎』八月十日 舛田利雄監督 ダイナミックなサラリーマン喜劇 『やくざ先生』九月二十一日 松尾昭典監督 感化院出身の型破り教師の奮闘 『あした晴れるか」十月二六日 中平康監督 異才・中平康のスクリューボール・コメディ 『闘牛に賭ける男』十二月二七日 舛田利雄監督 北原三枝、裕次郎との結婚、引退へ 裕次郎と北原三枝の結婚 第三部 俳優は男子一生の仕事にあらず 第一章 ケガで入院!――昭和三十六(一九六一)年 『街から街へつむじ風』一月十四日 松尾昭典監督 「銀座の恋の物語」誕生! 裕次郎、ケガで入院! 『あいつと私』九月十日 中平康監督 復帰第一作は明朗青春映画! 『堂堂たる人生』十月二十二日 牛原陽一監督 源氏鶏太原作の痛快サラリーマン喜劇 『アラブの嵐』十二月二十四日 中平康監督 エジプトロケを敢行した国際アクション 第二章 夢へ向かって――昭和三十七(一九六二)年 『男と男の生きる街』一月十四日 舛田利雄監督 「大都会」の原点となる社会派アクション! 『銀座の恋の物語』三月四日 蔵原惟繕監督 日活ムード・アクションの萌芽 『青年の椅子』四月八日 西河克己監督 高度成長を支えた熱血サラリーマン映画 『雲に向かって起つ』五月一日 滝沢英輔監督 政治の不正に挑む反逆児の保守化 『憎いあンちくしょう』七月八日 蔵原惟繕監督 エポックとなったロードムービー 『零戦黒雲一家』八月十二日 舛田利雄監督 豪快! 戦争アクション 『若い人』十月六日 西河克己監督 吉永小百合と裕次郎 『金門島にかける橋』十一月三日 松尾昭典監督 台湾との合作による大スケールのスペクタクル 『花と竜』十二月二十六日 舛田利雄監督 任侠映画はここから始まった! 十二月二十七日 石原プロモーション設立会見 第四部 太陽に向かって立つ 第一章 石原プロモーション始動!――昭和三十八(一九六三)年 『何か面白いことないか』三月三日 蔵原惟繕監督 蔵原惟繕の精神的アクション映画 『太陽への脱出』四月二十八日 舛田利雄監督 太陽の男の壮絶な死! 『夜霧のブルース』六月三十日 野村孝監督 孤独の人生に差す暖かな光が消えた時…… 石原プロモーション第一回作品 テレビ「裕次郎アワー 今晩は、裕次郎です」(NTV) なかにし礼との出逢い 『太平洋ひとりぼっち』十月二十七日 市川崑監督 映画への夢の具現化 第二章 最高のシンガー――昭和三十九(一九六四)年 『赤いハンカチ』一月三日 舛田利雄監督 日活アクションの最高峰 テレビ・さくらスターライト劇場「あしたの虹」(KTV)四月五日〜九月二十七日 テレビ・一千万人の劇場「小さき闘い」(CX)五月六日 『夕陽の丘』 四月二十九日 松尾昭典監督 ムード・アクション路線が定着 『鉄火場破り』七月十二日 斎藤武市監督 着流しヤクザの裕次郎が大暴れ! 『素晴らしきヒコーキ野郎』十月十九日 ケン・アナキン監督 裕次郎のハリウッド進出作品 『殺人者を消せ』九月十九日 舛田利雄監督 新機軸のアクション・コメディ! 『「小さき闘い」より 敗れざるもの』十月三十日 松尾昭典監督 少年とアウトローの友情 石原プロモーションと三船プロダクション 『黒い海峡』十二月三十一日 江崎実生監督 暗黒街に生きる 第三章 渡哲也との出会い――昭和四十(一九六五)年 『城取り』三月六日 舛田利雄監督 司馬遼太郎×裕次郎の豪快時代劇! テレビ「結婚について」(TBS) 『青春とはなんだ』七月十四日 舛田利雄監督 熱血教師!青春ドラマの原点! 渡哲也との出会い 『泣かせるぜ』 九月十八日 松尾昭典監督 渡哲也と裕次郎、初共演! 芸能生活十周年記念リサイタル 『赤い谷間の決闘』 十二月二十八日 舛田利雄監督 裕次郎と渡哲也による「男対男」活劇! 第四章 「二人の世界」のビッグヒット――昭和四十一(一九六六)年 『二人の世界』二月二十五日 松尾昭典監督 大ヒット曲からムード・アクションへ 『青春大統領』四月二十七日 江崎実生監督 ジャニーズと裕次郎の娯楽アクション大作 テレビ「バラエティー すてきな仲間」(NET) 『黒部の太陽』への道 『夜霧の慕情』六月一日 松尾昭典監督 アウトローの愛 『夜のバラを消せ』七月九日 舛田利雄監督 007ブームと裕次郎映画 『帰らざる波止場』八月十三日 江崎実生監督 過去を持つ男と女の愛情 『栄光への挑戦』十月八日 舛田利雄監督 青年実業家の栄光と挫折 『逃亡列車』十二月二十四日 江崎実生監督 目指すはハリウッドの戦争アクション 第五部 太陽は黒部に昇る 第一章 『黒部の太陽』へ向かって――昭和四十二(一九六七)年 『夜霧よ今夜も有難う』三月十一日 江崎実生監督 裕次郎とルリ子のムード・アクション到達点 『嵐来たり去る』五月三日 舛田利雄監督 任侠にかける男の意気地 『黒部の太陽』クランクインへの道 『波止場の鷹』八月十二日 西村昭五郎監督 ムードアクションからハードボイルドへ 『黒部の太陽』決死の撮影の日々 『君は恋人』十一月三日 斎藤武市監督 水の江滝子と共演 『黄金の野郎ども』十二月二十三日 江崎実生監督 スカーフェイスのダーティ・ヒーロー 第二章 太陽は黒部に輝く――昭和四十三(一九六八)年 『遊侠三国志 鉄火の花道』一月十三日 松尾昭典監督 裕次郎、小林旭、高橋英樹の 三大スターによる任侠大作! 『黒部の太陽』二月十七日 熊井啓監督 映画史上最大のプロジェクト、遂に完成す! 『昭和のいのち』六月二十二日 舛田利雄監督 殴り込みを拒否した裕次郎 『忘れるものか』十二月二十八日 松尾昭典監督 東宝の星由里子との初共演 第三章 アフリカ・サファリラリーへの挑戦――昭和四十四(一九六九)年 『風林火山』三月一日 稲垣浩監督 スタープロによる戦国絵巻 『栄光への5000キロ』七月十五日 蔵原惟繕監督 ロマンチシズムとリアリズムと 『人斬り』八月九日 五社英雄監督 盟友・勝新太郎との初共演 テレビ『黒部の太陽』(NTV)八月三日〜十月十二日 『富士山頂』への登頂 『嵐の勇者たち』十二月三十一日 舛田利雄監督 日活オールスターによるピカレスクロマン 第六部 栄光と挫折 第一章 斜陽の映画界での闘い――昭和四十五(一九七〇)年 『富士山頂』二月二十八日 村野鐡太郎監督 『待ち伏せ』三月二十一日 稲垣浩監督 五大スター競演による娯楽時代劇 『ある兵士の賭け』六月六日 キース・エリック・バート監督 目指すはハリウッド! エベレスト大滑降 七月十八日 上映中の公開打ち切り 『スパルタ教育 くたばれ親父』八月十二日 舛田利雄監督 現代っ子対太陽族! 『戦争と人間 第一部 運命の序曲』八月十四日 山本薩夫監督 空前の超大作のなかの裕次郎 第二章 ある時代の終焉――昭和四十六(一九七一)年 『男の世界』一月十三日 長谷部安春監督 日活アクションへの挽歌 『蘇える大地』二月二十六日 中村登監督 栄光と夢の挫折 裕次郎の入院と渡哲也の入社 第七部 太陽はふたたび…… 第一章 「太陽にほえろ!」放映開始!――昭和四十七(一九七二)年 『影狩り』六月十日 舛田利雄監督 人気劇画をスペクタクル時代劇化 「太陽にほえろ!」(NTV)七月二十一日〜一九八六年十一月十四日 テレビ界に吹き荒れる刑事ドラマ旋風 『影狩り ほえろ大砲』十月十日 舛田利雄監督 時代劇アクションシリーズ第二作! 第二章 プロデューサー・裕次郎、スター渡哲也――昭和四十八、四十九(一九七三、七四)年 『反逆の報酬』二月十七日 澤田幸弘監督 裕次郎と渡哲也のピカレスク・ロマン 『ゴキブリ刑事』六月九日 小谷承靖監督 渡哲也主演作を裕次郎がプロデュース 『ザ・ゴキブリ』十二月一日 小谷承靖監督 好評! シリーズ第二作 昭和四十九(一九七四)年 第三章 大都会――昭和五十~五十四(一九七五~七九)年 昭和五十(一九七五)年 昭和五十一(一九七六)年 「大都会―闘いの日々―」(NTV) 石原プロモーション初めてのテレビ映画 『凍河』四月二十四日 斎藤耕一監督 中村雅俊をサポートする裕次郎 昭和五十二(一九七七)年 「大都会PARTⅡ」 ハードアクションへの転身 「大都会PARTⅡ」(NTV)四月五日~一九七八年三月二十六日 昭和五十三(一九七八)年 「大都会PARTⅢ」(NTV)十月三日~一九七九年九月十一日 第八部 陽は沈み、太陽はまた昇る 第一章 西部警察――昭和五十四、五十五(一九七九、八〇)年 昭和五十四(一九七九)年 「西部警察」(ANB)十月十四日〜一九八二年四月十八日 昭和五十五(一九八〇)年 第二章 裕次郎、倒れる――昭和五十六(一九八一)年 裕次郎、倒れる! 第三章 西部警察、全国縦断ロケ――昭和五十七~五十九(一九八二~八四)年 昭和五十七(一九八二)年 「西部警察PARTⅡ」(ANB)五月三十日〜一九八三年三月二十日 『わが青春のアルカディア』七月二十八日 声優への挑戦 『西部警察PARTⅡ』全国縦断ロケーション 昭和五十八(一九八三)年 「西部警察PARTⅢ」(ANB)四月三日〜一九八四年十月二十二日 石原プロモーション創立二十周年 第九部 甦る太陽 昭和五十九(一九八四)年 『零戦燃ゆ』八月十一日 舛田利雄監督 盟友のために歌う 「西部警察」最終回 十月二十二日 第十部 昭和の太陽 昭和六十(一九八五)年 映画への夢 昭和六十一(一九八六)年 「太陽にほえろ!」最終回 十一月十四日 生涯最後の芝居 昭和六十二(一九八七)年 太陽は星に…… わが人生に悔いなし 平成の三十一年間 《著者略歴》 佐藤 利明(サトウ トシアキ) 構成作家・ラジオ・パーソナリティー。娯楽映画研究家として、ハナ肇とクレイジーキャッツ、「男はつらいよ」、エノケン・ロッパなどの昭和の喜劇人の魅力を、新聞連載やコラム、CD アルバム、映像ソフトのプロデュースを通して紹介を続けるエンタテイメントの伝道師。石原裕次郎についても、これまで全作品DVD の解説、CD、映像ソフトのプロデュース、「石原プロモーション50年史」の執筆などを手がけてきた。テレビ、ラジオなどで「昭和のエンタテインメント」をテーマに活躍中。音楽プロデューサーとしても活躍。2015 年文化放送特別賞受賞。著書『クレイジー音楽大全 クレイジーキャッツ・サウンド・クロニクル』(シンコーミュージック)、『植木等ショー! クレージーTV大全』(洋泉社)、『寅さんのことば 風の吹くまま 気の向くまま』(東京新聞)、『石原裕次郎 昭和太陽伝』など多数。
中央東線 1960年代~90年代の思い出アルバム
¥2,970
新宿~甲府・松本間の列車と懐かしい駅舎も紹介! 新宿~八王子間開業130年記念出版! 東京から長野県の塩尻を経由して名古屋まで、約400キロに及ぶ中央本線。このうち「中央東線」と呼ばれる区間は、明治39(1906)年に全通して以来、東京と信州を結ぶ重要な路線としての歴史を刻んできました。本書では蒸気機関車が走る沿線風景をはじめ、1960年代以降の中央東線を、懐かしい写真の数々で振り返ります。 《著者略歴》 山田 亮(ヤマダ アキラ) 1953年生まれ。慶應義塾大学鉄道研究会OB、慶應鉄研三田会会員、神奈川県庁勤務、鉄道研究家。現在は、鉄道誌などに鉄道史や列車運転史の研究成果を発表。著書に『上野発の夜行列車・名列車』(JTBパブリッシング)、『JR中央線・青梅線・五日市線各駅停車』(洋泉社)など。
「しまかぜ」「青の交響曲」誕生の物語 魅力ある観光特急の開発をし続ける大手民間鉄道・近畿日本鉄道の挑戦!!
¥2,200
昨今の少子化や過疎化、人口減少社会の到来や高速道路の延伸による競争激化など、厳しい時代に直面する中で、魅力のある観光特急「しまかぜ」と「青の交響曲(シンフォニー)」を開発することで、自社の魅力を高めることを試みる近鉄の現状を紹介!! 《目次》 1.「しまかぜ」プロジェクトの始まり 2.車両を設計する上での配慮した点 3.「青のシンフォニー」プロジェクトの始まり 4.「青のシンフォニー」を導入する上での留意点 5.近鉄の今後の事業展開 《著者略歴》 堀内 重人(ホリウチ シゲト) 1967年生まれ。立命館大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。運輸評論家として執筆や講演活動、テレビ出演などを行なう傍ら、NPO などで交通問題を中心とした活動を行なう。日本交通学会、公益事業学会、日本海運経済学会、交通権学会会員。 主な著書に『高速バス』(グランプリ出版)、『鉄道・路線廃止と代替バス』(東京堂出版)、『地域で守ろう!鉄道・バス』(学芸出版社)、『新幹線VS 航空機』(東京堂出版)、『チャレンジする地方鉄道』(交通新聞社)、『元気なローカル線のつくりかた』(学芸出版社)、『寝台列車再生論』(戎光祥出版)、『ビジネスのヒントは駅弁に詰まっている』(双葉社)、『観光列車が旅を変えた~地域を拓く鉄道チャレンジの軌跡~』(交通新聞社)、『地域の足を支えるコミュニティーバス・デマンド交通』(鹿島出版会)、『「しまかぜ」「青の交響曲」誕生の物語』(アルファベータブックス)などがある。